トレンドカラー「グレー」をインテリアに取り入れたい!
ファッションのトレンドカラーとなって久しいグレー。大人っぽいカラーかつ無彩色で使いやすいのですが、インテリアとなるといまいち合わせ方がわからない…という方も少なくないようです。では、ここからはグレーを使ったインテリアのコツをご紹介します♪
グレーをインテリアに使うメリット
実はグレーをインテリアに使うメリットはかなり多いんです。たとえば、どの四季にも合わせやすい点、どのファブリック家具にも必ずグレーがあり、コーディネートしやすい(初心者にもコーディネートが簡単)点、差し色を使ってメリハリのある空間を作りやすい…などなど。
そのため、「あまりコーディネートには自信がなくて…」と心配な方にもグレーはとてもおすすめできるカラーなんです♪ここからは、グレーを使ったお部屋の作り方をご紹介します。
コツ1. グレーの「トーン」を決める
グレーに様々なトーンが存在するのはみなさんもきっとご存知ですよね。グレーは落ち着いたカラーリングですが、実はトーンによってイメージが変わってくるカラーでもあります。トーン別のイメージ・特徴をチェックしてみましょう。
✓明るいグレー(パステル系グレー)…空間を大きく見せることが可能。明るいカラーとも相性抜群。お部屋が狭いなら明るいグレーを選ぶと圧迫感を感じにくいですよ♪
✓暗めのグレー(チャコールグレーなど)…空間を収縮して見せることが可能。重くかっこよくお部屋を見せたい方におすすめ。
また、両トーンのグレーを混ぜると空間に立体感が生まれ、さらに洗練された印象に仕上げることも可能ですよ。
クールな空間にしたい場合や、ブルー系のファブリックアイテムが多い場合はブルージュやブルーグレーを合わせるのも素敵ですね。
柔らかな空間を作りたい場合や、ナチュラル系のインテリアがお好きな方にはグレージュもおすすめ。これなら、薄いカラーのウッド家具や小物も合わせやすくなります♪
コツ2. 空間の差し色となるカラーを決める
お好みのトーンを決めたら、次に差し色になるカラーをイメージしてみましょう。差し色として使うのは、間接照明や鉢植え、壁掛けなどの小物がおすすめ。小物にグレーのアクセントとなるカラーを使えば、グレーをメインに使ったカラーの空間がさらにパッと華やぎます♪
コツ3. 空間に使う素材も意識してみて!
グレーを多めに使う場合、それぞれのアイテムの素材も意識してみましょう。たとえば、全てウッド系のアイテムで統一してしまうと空間が少し重たく感じられませんか?ところどころにガラスのアイテムや細めのアイアン家具を使うなど、異素材のものを合わせると重さも解消され、バランスの良い空間が生まれますよ。
グレーを使ったおしゃれ空間の実例をチェック♪
では、ここからはグレーを使った素敵なお部屋をご紹介。実例を参考にして、お部屋作りのインスピレーションをゲットしてみてくださいね。
まずは光が差し込むグレーの空間から。全体的にモノトーンが多めの空間ですが、光が差し込んでいることもあり、暗く見えません。グレーはホワイトの壁に特に映えるカラーなので、白壁を存分に生かすことができます。
続いては、ブラウンとグレーを組み合わせた落ち着いた空間。ブラウンの家具は全て光沢がある生地・素材を使っているため高級感もありますね。ダーク〜ペールグレーをあしらうことで豪華すぎない仕上がりに。
ところどころホワイトを入れて明るい空間作りをしている北欧のとあるお宅。もこもこのラグや観葉植物を取り入れることで、ライトでナチュラルな空間に仕上がっています。
こちらは、床のグレージュカラーにぴったりなペールグレーの壁紙を使ったお宅。グレージュとペールグレーはウッドアイテムと相性抜群ですよ。ところどころブラックを使って空間を引き締めているのも◎。
こちらもグレージュとブラウンを合わせた空間。壁のペールグレートーンとぴったりマッチしていますね。こちらのカラーリングの空間だと、明度の高いホワイトを使うと良いアクセントになります♪
こちらは、ブラックから若干ダークなグレー、ホワイトなどをほどよく組みあわせた好バランスな空間。アクセントカラーのイエローがとても美しく見えますね♪ところどころにあしらったブラックのフレームも素敵!
優しいイメージのパステルグレーを使えば、子供部屋もこんなにソフトな雰囲気に。ウッドとの相性も良く、レトロで優しい空間が作りやすくなりますよ。
グレーのトーンを賢く利用して素敵な空間作りを
グレーを使ったお部屋作りのコツを素敵な実例と一緒にご紹介してきました。グレーと一言に言っても、トーンが変われば雰囲気がかなり変化します。どんなお部屋を作りたいかをイメージしながら、その空間にマッチするグレーを選んでみてくださいね♪