ベルベット家具、キテます!
昨年から人気のインテリア素材といえば「ベルベット・ベロア」。もうご存知の方もいらっしゃるかもしれませんね。綿や絹、レーヨンなどで作られたベルベット生地は、毛の動きや角度によってカラーや光沢が異なって楽しい素材。アパレルアイテムだけでなく、インテリアにも家具として取り入れてみると、いつもの空間がちょっとゴージャスに見えるかも!
そこで今回は、ベルベット家具の魅力や取り入れ方をご紹介。1点投入でお部屋を豪華にアップグレードしてみましょう♪
ベルベット家具の魅力
まずは、ベルベット家具の魅力からチェックしてみましょう。
温かみとゴージャス感を共存させることができる
ベルベット生地は、起毛感と光沢が楽しめる素材。触ったことがある方ならご存知かと思いますが、つるつる滑らかでふわふわ感があります。この起毛感と光沢感で、お部屋に温かみと高級感をプラスすることも可能に。さっぱりしたインテリアでも、1点ベルベット生地でできた家具を取り入れると、お部屋に自然な温もりと豪華さをプラスできますね。
あえて異素材を組み合わせると動きのある空間に
こちらの空間は、レンガの壁にウッドのチェア、そして金脚のベルベットチェアが組み合わせられています。どれも違う素材ですが、あえてこのように異素材同士を組み合わせたときにもベルベット家具がとってもしっくりくるんです。こちらのように、マットめダークトーンの空間に1点明るいベルベット家具を置くだけで家具が大きなアクセントに。お部屋にインパクトをプラスしたいときにも役立つんですね♪
カラー次第でお部屋の印象も変えやすい
お部屋のカラーによってベルベット家具のカラーを寄せると、空間イメージがより強調されます。たとえば、こちらの空間のように、ピンクカラーで統一された空間に同色のベルベット家具を置くとさらにフェミニンな印象になりますね。
ベルベット家具、おすすめは?
チェア&ソファ
せっかくお部屋にベルベット家具を置くなら、大きな面積のものを選ぶのがおすすめ。たとえば、チェアやソファはいかがでしょうか?使用頻度も多く、お部屋に置いているだけでも大きなアクセントに。華奢な脚が付いているものなら、フェミニンでおしゃれな印象になりますね。
こんなソファがお部屋にあったら、一気にゴージャスな雰囲気に…!
アメリカンダイナー感あるチェアにベルベット生地をプラスするとこんなに可愛いチェアに。
一人掛けソファをお部屋にプラスして、自分だけのゴージャスなくつろぎスペースを作るのも◎。
ヘッドボード
大きいものといえば、ヘッドボードもおすすめ。寝室がゴージャスで大人っぽい空間に大変身しますよ。
あわせて、クッションやスローケットもベルベット(ベロア)で統一しておくのも◎
オットマン
ソファを買い換えるのはちょっと難しいな…という方は、オットマンやサイドテーブルを取り入れてみるのはいかが?これなら、場所を取らずにベルベット家具を取り入れることができますね。
ちょっとしたチェアとして使えるオットマンはドレッサーチェアとしても人気。
収納付きオットマンなら、このように細々したものを収納してお部屋をすっきり見せることも可能に♪
このように低く安定したものなら、テーブルとして活用することもできますよ!
ベルベット家具を華麗に取り入れたインテリア実例集
最後に、ベルベット家具を美しく取り入れている素敵な実例をご紹介。
TIPS①
ネイビーの壁紙に映えるターコイズチェアと反対色のボルドーオットマンがお部屋のかっこよさを引き立てているお部屋。壁紙と床のトーンに合わせたトーンのベルベット家具をプラスしても落ち着いた雰囲気が出て素敵ですが、あえて違うトーンのものを合わせることで空間がより洗練されて見えますね。チェアに合わせたベルベットのアニマルクッションも素敵!
TIPS②
ブルー×ホワイトの明るく爽やかな空間にはブルーのベルベットソファをプラス。ブルーとホワイトなど、色数が限られた空間には同色をプラスした方が空間イメージを損なわず自然な印象に。クッションもベルベットで統一されており、ナチュラルさと高級感が共存した、インテリア上級者な空間ですね。
TIPS③
渋めのカラー×ホワイトでクラシカルな印象に。アクセントとなるグリーンのベルベットロングソファ以外の色味が抑えられているため、突飛な印象にならずクラシックで上品な空間に仕上がっていますね。
TIPS④
同じグリーンとホワイトの空間でも、ナチュラル素材をメインにした空間にグリーンのベルベットチェアをディスプレイすると、60年代風のモダンなインテリアに。ベルベット家具以外の雑貨や家具の素材を変えてみるだけでもお部屋のテイストががらりと変わりますね。
TIPS⑤
重たい雰囲気になりがちな書斎でも、こんなビビッドなカラーのベルベットチェアがあれば、重たさが緩和されますね♪さりげなく、絨毯と同じ色味にしているのも◎!
あえてユニークなアニマルデザインをプラスしても♪
TIPS⑥
落ち着いた空間作り、ナチュラルな空間作りをしたい場合は、ブラウンなど床や壁の色にマッチしたものを選ぶのがおすすめ。ベースカラー(床や壁のカラー)とのギャップがないカラーを選ぶことで、お部屋が豪華になりすぎません。
ベルベット家具を取り入れてお部屋の雰囲気をリフレッシュ♪
独特の光沢ある質感が人気のベルベット家具の魅力や取り入れ方をご紹介してきました。存在感がある家具ではありますが、見る角度でカラーが違って見えたり、他のアイテムとの合わせ方を工夫することで簡単にお部屋の雰囲気にマッチさせることも可能に。「家具を取り入れるのはまだちょっと…」という方は、まずはブランケットやクッションなどの小物から取り入れてみてはいかがでしょうか♪