機内でぐっすり眠れる自信、ありますか?
飛行機の旅が長時間になればなるほど、気になるのが「機内で睡眠時間が十分とれるか?」という問題。機内だと、音や狭さ(LCCやエコノミークラスだと特に)が気になり、なかなか眠れないという方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、飛行機内で快眠を得るためにできることを筆者の経験を踏まえてご紹介。「これまでに何度か長時間フライトを経験してるけど、なかなか眠れたためしがなくて…」「睡眠不足が原因で、あまり旅行を楽しめなかったらどうしよう」と不安な方はぜひチェックしてみてくださいね。
※エコノミークラスの旅行を想定しています!
避けたほうが良い座席を把握しておこう
まずは、旅行前にできる「座席の選択」から見ていきましょう!
1. 飛行機の座席指定は「真ん中」のシートを避けて!
エコノミークラスだと、座席が2列や3列などで並んでいます。気をつけていただきたいのが、3列・4列シートの真ん中の席。グループ旅行ではなく個人で旅行される場合、真ん中の席に当たると両脇の人に気を遣ってしまったり、肘置きに肘がおけないことも。これだと眠りにくいですよね。短時間フライトなら窓際、長時間フライトなら、気兼ねなくお手洗いに行ける通路側をおすすめします。
2. お手洗い近くの座席に注意
数カ所あるお手洗い付近の席は、後ろに席がないことから「ゆっくりリクライニングできる!」と思い込みがちですが、実は後ろが壁になっていることが多くリクライニングがきかないことがほとんど。また、お手洗い付近なので人の往来が多いのも気になるポイントですね。こちらもできれば避けておいたほうが良いでしょう。
フライト前日は睡眠時間を少なめにしておく
特に長いフライトを予定している方は、機内で少しでも寝られるようフライト前日の睡眠時間を少し短くしておくのもおすすめ。ただ、当日寝過ごしてしまったりゲートで寝てしまうと大変。遅く寝て早起きするのが良いかもしれません。
締め付けのないコーデを選ぼう
安眠を重視するなら、機内ではなるべくリラックスした服装を。ジョガーパンツやオールインワンなどの服装がだらしなく見えずおすすめです♪
機内に持ち込んでおいた方がが良いアイテムはある?
ここからは、機内に持ち込んでおくと重宝するアイテムを見てみましょう♪
1. アイマスク
昼間のフライトで寝たい時や隣の方の読書灯が明るすぎる時に便利なアイマスク。明るい環境では寝づらいだけでなく、睡眠ホルモン「メラトニン」が分泌されにくくなってしまい、良い睡眠が取りづらくなります。ほどよいフィット感のものを選んでおき、機内に持ち込んでおきましょう!
2. ノイズキャンセリング耳栓
普通の耳栓でも良いのですが、周りのさまざまな騒音を避けるならやはりノイズキャンセリング耳栓やヘッドホンがおすすめ。ノイズキャンセリング機能付き耳栓・ヘッドホンは、周りの雑音をきっちりオフしつつ、話しかけられた時に人の声をちゃんと聞き取れるような仕様になっています。食事の際にCAさんに話しかけられても、すぐに対応できますね。
3. 暖かいソックス(スリッパ)
夏のフライトであっても、機内が急激に冷えてしまうのはよくあること。寝る時に靴を脱いでおきたい方はなるべく暖かいルームソックスやスリッパを持参されておくことをおすすめします。足元が冷えるとどうしても寝つきにくくなってしまいます。
4. のど飴とマスクはセットで
機内は極度に乾燥することもあり、喉の痛みを感じやすいことも。のど飴とマスクをセットで持ち込んでおくと喉を乾燥させにくいですよ。
5. 大きめのストール
LCCを利用する場合、通常レガシーキャリアで貸してもらえるブランケットが有料なことも。機内で冷えを感じると眠りにつきにくくなるため、LCC利用予定の方はとくにブランケット代わりになるようなストールを用意しておくことをおすすめします。筆者はフライトでは必ず持ち込んでいますが、首に巻いたり体に巻きつけておくだけで暖がとれてとても重宝しています。
7. ネックピロー
ネックピローは荷物になってしまいがちで敬遠される方もいらっしゃるかもしれません。でも、ネックピローはどんな体勢になっても首を守ってくる重要なアイテム。フライト後の体の疲れを大きく左右します。空気を入れて使えるタイプもあるので、小さく畳んで持ち込んでおくと良いでしょう。
あらかじめアイマスクとセットになったものを用意しておくのも良いですね♪
準備を整えて機内でぐっすり♪
機内で快眠を得るためにできることをご紹介してきました。どれも、準備しておけば簡単に実践できるものばかり。機内でぐっすり寝て、アクティブな旅を楽しみましょう♪