■メットガラとは
《毎年5月の第一月曜日に、ニューヨークのメトロポリタン美術館で開催される年に一度のファッション祭典》アメリカ版『Vogue』の編集長アナ・ウィンターが主催者を務め、毎年テーマが変わる一大イベント。
また世界的スターたちが一堂に集まり、華やかな衣装で登場するのも注目のポイントに。しかし、この祭典は単なるパーティーではなく、その主眼はメトロポリタン美術館のコスチューム・インスティテュートの資金調達となっています。
【ぷち情報】
メットガラの収益は毎年8桁の金額が集まり、2017年には過去最高の1350万ドルが集まったそう。
■映画化するほど有名なビッグイベント
2016年4月メットガラの裏側を撮影したドキュメンタリー『メットガラ ドレスをまとった美術館』が映画化され公開。
また、2018年に公開された『オーシャンズ8』でもメットガラが舞台となっています。
『メットガラ ドレスをまとった美術館』はメットガラの構成から祭典当日まで細かく描写されています。手軽にイベントの内容を把握できる作品です。
■一般人は参加できるの?
ゲストとして招待された場合は参加費を払う必要はありません。しかし、招待されておらず、かつラッキーなことに出席のチャンスを確保できるようなら、チケット価格は1枚約30,000ドル(約330万円)、テーブルを押さえる場合は、約275,000ドル(約3000万円)となっています。
何とも高額…。
■ドレスコードは?
ゲストたちは、展覧会テーマにもとづいたデザインのドレスで出席するのが毎年の慣例となっています。年々コスプレ度が増し、主席者たちの過剰な着こなしを見ることこそが、メットガラの醍醐味とも言えるイベントとなっています。
■メットガラでは何が行われるの?
レッドカーペットに登場したゲストたちは、その年のテーマに沿った展覧会を鑑賞。その後は自分の席につきディナーとドリンクを楽しみながら同じ出席者たちと談笑。さらにその年によって、パフォーマンスが行われることもあり、2015年にはリアーナがステージに登場。昨年の2018年には、マドンナが特別出演しました。
■招待される著名人たち
メットガラに参加するゲストは誰もが知る有名人ばかり。
「SATC」でお馴染みのサラ・ジェシカ・パーカーや、「プラダを着た悪魔」のアン・ハサウェイ。
歌手のレディー・ガガやリアーナ。また、デザイナーも参加し、TOM FORD(トムフォード)やGUCCI(グッチ)のアレッサンドロ・ミケーレも出席するなど、錚々たるメンバーが集まっています。
日本人では2018年から森星さんが参加している模様。
■いかがでしたか?
年一回の一大イベント、メットガラ。ファッションを愛する者にとって1度は訪れてみたいビッグイベント。そして、2019年今年のメットガラは“キャンプ”がテーマとなりました。その気になる内容も、改めて細かく解説いたしますね☆