長時間フライト、何して過ごそう…
ヨーロッパや南北アメリカなどへ渡航する際に必ず経験する長時間フライト。
飛行時間が10時間以上にもなる行き先もあり、体力的にもしんどい…ということもありますよね。ここからは、ロングフライト時の機内でおすすめしたい過ごし方をご紹介します♪
【基本】ロングフライトの機内での過ごし方
まずは、ロングフライトを快適に乗り切るための過ごし方から見ていきましょう。
なるべく座席は「通路側」を確保
空港でのチェックインの際、座席の希望をカウンターの方に申し出ておきましょう。
おすすめは「通路側」。通路側に座っておけば、自分の好きなタイミングでお手洗いに行きやすいのはもちろん、列で一番先に頭上の荷物を取り出すことができます。
航空会社によっては、搭乗の24時間〜48時間からオンラインチェックインができることも。オンラインチェックインできる場合は、このタイミングで座席を指定しておくと安心です。
狙い目は後方の席。
後方なら空席が多いことがほとんどで、フライトや混み具合によっては1列を1人で占領できる!ということもありますよ♪
よく使うアイテムは手元にまとめて置いておこう
歯ブラシなどの洗顔アイテムやリップなどの保湿アイテムは長時間フライトに必須のアイテムですよね。こちらも、ポーチにまとめて足元や座席に置いておきましょう。これで、頭上からわざわざ取り出す必要がなくなります。
ルームスリッパがあれば開放感◎
ただでさえ窮屈さを感じてしまいがちなフライト。特に長時間フライトではついつい靴を脱ぎたくなっちゃいますよね。リラックスして快適に長時間フライトを過ごすなら、思い切って靴を脱いでルームシューズやスリッパに履き替えちゃいましょう。
冷えてしまいがちな方は、使い捨てできるような暖かいソックスを持ち込んでおくのも良いですね。
防寒対策にブランケット代わりになるストールを持ち込もう
機内は空調などの影響で寒さを感じやすい環境。
寒さを感じた時にさっと羽織れるような大判ストールがあると重宝します。
長く過ごす機内でのおすすめの過ごし方10選
では、ここからは長距離フライトの機内で実践したいことをご紹介していきます♪
1. 夜間フライトなら寝ちゃう!
夜間フライトなら、思い切って寝てみましょう。睡眠をとることができたら、これが一番の時間つぶしになること間違いなしです。
2. 軽いストレッチ
軽い腕の曲げ伸ばしやかかとの上げ下げといった簡単なストレッチをしておくだけで、むくみやだるさを感じにくくなります。ストレッチだけでなく、席を立ってしばらく周囲を行き来するのも有効です。これで、エコノミークラス症候群の対策もとれますね♪
筆者はお手洗いに立つ時以外にも、ちょっと歩きたくなったら通路を歩き回っています。ただし、配膳時やベルトサインが点灯している間の立ち歩きはやめておきましょう。
ギャレー(CAさんたちが配膳をするエリア)を通りかかると、お菓子やお夜食、飲み物が用意されていることもありますよ♪
オーストラリアの大手レガシーキャリア・カンタス航空をはじめ、座席でできる簡単ストレッチ方法を航空各社がYouTubeや公式SNSなどで公開しています。搭乗前にぜひチェックしてみてくださいね♪
3. ひたすら映画を楽しむ
機内エンターテイメント画面が付いている機体なら、疲れるまで映画を楽しむというのもアリ。エアラインによっては、まだ日本では公開されて間もない最新作が観れることもあります♪
4. 電子書籍をもちこんでおく
書店で書籍を買い込んで機内で読むのも良いのですが、それだと機内持ち込みバッグ内の貴重なスペースを占領してしまいがち。ならば、スマホやPC、タブレットに電子書籍をダウンロードしておくのはいかがでしょうか?
5. オーディオブックやポッドキャストもおすすめ
本は読みたいけれど、疲れてて目で文字を追うのがちょっと…という場合や、夜間フライトでライトをつけるのがはばかられる場合におすすめなのが「オーディオブック」や「ポッドキャスト」。文字を追わなくても読み聞かせしてくれるので、楽に本が楽しめますよ。
6. アプリで楽しく♪渡航先の語学学習に励む
せっかく時間があるのだから、何か有用なことがしたい!という方におすすめなのが、滞在先の言語の学習。語学系アプリにはゲームで楽しく実践できる語学学習アプリがたくさんあります。オフラインでも学習できるものを搭乗前にダウンロードしておき、機内で楽しく勉強してみませんか?
7. マインドフルネス(瞑想)する
どこでもできるリラックス方法といえば「マインドフルネス」。
目を閉じて呼吸に意識を集中させて、ストレスや悩みを忘れてみましょう。
マインドフルネスについては、下のリンク記事をチェックしてみてくださいね♪
エアラインによっては、マインドフルネス用の機内エンターテイメントメニューがあるところも。
8. スマホやPCのいらないデータの整理
たとえば、スマホなら普段使っていないアプリなど、PCなら不要なファイルなど。
こういった機会にまとめて普段使っていないデーターやファイルを断捨離すると、滞在中にスマホもPCもサクサク使えるように。
9. 旅行中にしたいTO DO LISTなどの作成
紙でもスマホでもOKなので、旅行中にやってみたいことや行ってみたいところ、食べてみたいものなどをまとめてリストアップしてみるのも楽しいですよ。現地で達成できたら、リストを消していくようにすると達成感もアップします♪
10. 隣の人に話しかけてみる
国際線となると、あらゆる国籍のあらゆる業界の方々がたくさん搭乗しています。もし、隣の方が眠そうだったり映画を観ていたり、忙しそうでなければ、思い切って話しかけてみてはいかがでしょうか?案外、話が盛り上がるかもしれません。
筆者は、海外発のフライトで隣席がなんと現地歌手の方だったことがあります。歌を歌ってもらったり話が盛り上がったりと、飛行機に乗っていなければきっとできなかったであろう体験ができました。また、周りではたまたま隣席の方が某会社の方で話が盛り上がり、その会社への入社が決まったという人もいます。もしかしたら、ものすごい出会いが待っているかもしれませんよ♪
機内時間も旅の一部。楽しく過ごして旅をもっと充実させよう
長距離のフライトを楽しく乗り切る方法をご紹介してきました。
密室内での時間つぶしというと難しいイメージがありますが、考えてみるといろいろ出てくるもの。普段できなかったことをしてみる、思いっきり休息する、ひたすら映画を観る…あなたなら、どう楽しんでみたいですか?