『セリーヌ オート パフューマリー コレクション』とは?
『セリーヌ オート パフューマリー コレクション』は、Hedi Slimane(エディ・スリマン)がセリーヌのアーティスティック・クリエイティブ・イメージ ディレクターに就任してから初めて手掛けるパフュームコレクション。
それ以前には2004年にDior(ディオール)『ディオール・ラ・コレクシオン・プリヴェ』をプロデュースした経験をもつエディにとって、パフュームを手がけるのは実に15年振り!それもあって多くのファンの期待と喜びが高まっているんです♡
ボトルのデザインは?
11の香り、全てのボトルデザインは統一され無駄のない洗練されたミニマルな長方形のデザイン。それに相反するようにサイドに施されたフルーティングカットはパフュームのセンシティブなニュアンスを感じられそうなアール・デコ様式からインスパイアされたというデザイン。
ファセットを施したブラックラッカーのキャップ上部にはしっかりとメゾンのエンブレム《トリオンフ》が刻み込まれ、セリーヌである証が。
DAILY LINE(デイリーライン)【8の香り】
PARADE(パラード)・SAINT-GERMAIN-DES-PRÉS(サン・ジェルマン・デ・プレ)・DANS PARIS(ダン・パリ)・COLOGNE FRANÇAISE(コロン・フランセーズ)・LA PEAU NUE(ラ・ポ・ヌ)・EAU DE CALIFORNIE(オード・カリフォルニ)・BOIS DORMANT(ボワ・ドルモン)・RIMBAUD(ランボー)
√2020年発売予定→BOIS DORMANT(ボワ・ドルモン)・RIMBAUD(ランボー)
EVENING LINE(イヴニングライン)【3の香り】
BLACK TIE(ブラック・タイ)・REPTILE(レプティール)・NIGHTCLUBBING(ナイトクラビング)
それぞれの名前と調香はすべて、エディ・スリマンの記憶する瞬間、場所、人々との思い出をインスピレーションに!そこにタイムレスな服への魅力、概念をも投影して香りが創り上げられたそう。
発売はいつ、どこで?
デイリーラインとイヴニングラインを合わせて11つの香りから構成され、このうちの9種類が2019年秋に登場し、残りの2種は2020年の発売の予定!
店舗は10月下旬頃、パリのサントノレ通り390番地にCELINE(セリーヌ)パフューム専門店舗がデビュー。これが第一号店となる様子。
日本国内では10月末より限定店舗にて販売予定みたいね。待ちきれない!
フランスの伝統的なガラス製造技術を使ったパフュームのボトル生産過程に、パフュームネーミングを交えたアーティスティックな映像が!
気になるパフュームの香調(ノート)は?
√香調のポイント【1】
香りの中核は60年代から70年代にかけてのフランスのパフューマリーを象徴する香りと組み合わせが(ツリーモス、アイリス、ローズ、シプレーアコード)特徴。フランスの高級パフューマリーのノウハウを生かしてつくられたようです。
エディ・スリマンの得意とする、クラシシズムを継承した原点回帰を強く感じます!特に大切にしているのは、奥ゆかしいパウダリーノートを核にした香りだそう。
パウダリーノートとはアイリスの特徴です。パフュームの中のパフュームと言えるくらいの大人の女性や上級者向けの香り。そして香りの奥に残るパウダー(おしろいのような)はまさに至高の香り♡
香りの奥行きと、身体にまとうような存在感ある甘くかわいたノートが魅力なのよね。
√香調ポイント【2】
あえて、マスキュリンノートとフェミニンノートを区別、分類しない事で調和〜融合していく香りの過程を楽しめるようにと考えられています。これはデザイナー、フォトグラファーとして常にジェンダーの社会的概念に疑問を投げかけてきたエディ・スリマンだからこそ創造できたのかもしれませんね!
ジェンダーレスな仕上がりなら、大切な人と香りを共有する事も期待できそう。ギフトとしても喜ばれそうね♡
一緒に香りを選びに行くのも楽しそう♡
いかがでしたか?
強いパリジャンスピリットとカリスマ性を持ち合わせるエディ・スリマン。彼の記憶する瞬間、場所、人々の思い出がインスピレーションとなって創り上げられた11の香り、実際に感じてみたくなりましたね!
モードファン、パフュームファンならずとも多くの人々を魅了する彼のCELINE(セリーヌ)で初め手掛ける新作パフュームコレクション。『セリーヌ オート パフューマリー コレクション』の展開と新たな情報を楽しみに待ちましょう♡