いつも無意識に他人と自分を比較しては落ち込んでませんか?
私、あの人と比べて太ってるし、要領もよくないし最悪だ…
…なんて、他人と自分を比較しては落ち込んでいませんか?
社会で生活をしている以上、他人と自分を比較する機会はきっと0ではないはずですが、比較するあまり自分が劣等感を感じたり、自己肯定感があまりに低くなるのは問題。
「悲しくなる必要もないのに悲しくなる」のって辛いですよね。
他人と自分を無意識に比較していると、気づかない間にもともとあった自信が失われ、幸福感も低くなってしまいがち。それだけでなく、劣等感や妬みが増してしまうこともあります。
100%他人と自分を比較することをやめることは難しいですが、比較しては嫌な気分になったり、落ち込んだりすることを防ぐことは十分可能です。どうしたら、落ち込みや嫌な気分になることを避けることができるのでしょうか?
他人と自分を比較するのをやめたい!今日からできること
自分の「成功」体験を思い出す
他人の成功や、うまくいっているらしい話を聞いて「自分なんて…」と卑下していませんか?でも、ちょっと待ってください。その人とあなたは同じフィールドに立っているのでしょうか?きっと、あなたにも過去に成功したことや嬉しかったことなどがたくさんあるはずです。他人と比較して自分なんて、と思う前に、自分の成功経験にも目を向けてみてくださいね。
そもそもなぜ他人と自分を比較してしまうのかを考えてみる
他人と自分を比較して、ひがみや妬みを感じてしまったら「いや、そもそもなんであの人が羨ましいんだろう?あの人のほうが仕事ができるから?あの人は自分にないものを持っているから?」など、自問自答してみましょう。
他人を軸にして自分を比較していると、自分自身の個性もなくなってしまいます。他人と自分を比べそうになったら、まず自分自身に「なぜ比べるのか」を聞いてみて気持ちを落ち着かせましょう。
他人に競争心を燃やすのをやめる
他人と自分を比較するのは、もしかしたらその人への「競争心」が理由になっていることもあります。自分は競争心を抱いていても、実ははなから相手はあなたと競争しようとは全く思ってなかった…なんてこともよくあること。
相手はあなたと競争する気は全くないかもしれないのに、自分だけ競争心を抱いて比較しているなんて、なんだか拍子抜けしちゃいますよね。競争心は仕事などのシーンではたびたび必要になるものかもしれませんが、過度な競争心を持つのは一旦やめてみませんか?
「みんな、ただの同じ人間」と思う
インスタで大人気のインフルエンサーや芸能人、自分と同世代で大成功している女性社長、海外セレブと自分を比べて「はあ…私って何やってるんだろう」とがっかりしてませんか?
でも、彼女たちにも私たちのようにいろいろな悩みやしがらみ、苦しみがきっとあるはず。どんなに稼いでいて成功していても、みんな同じ人間です。比較して苦しくなるなら、みんな同じと思うようにしてみませんか?
いまある環境・もっているものに感謝する
自分ではなく他人からみた自分は、ほかの人よりも環境や人間関係に恵まれていたり、その人に持っていない才能や得意なことをすでに持っていることもありますよね。自分がいま持てているものがわからない場合は、一度自分がいま持っていることやこれまでに成し遂げてきたことなどをスマホでも紙でも良いので書き出してみましょう。
他人と自分を比較するのではなく、今までどれだけ成長してきたか過去の自分vs今の自分で比較してみるのも良いですね。
自分の失敗、たまには大目に見てみよう
人間である限り、365日毎日成功し続けるのは不可能。いつもどんなことでも良い成績をあげているように見える人でも、失敗続きだったことがあるはずです。「私はあの人に比べて何もできないダメな人間」と自己嫌悪を感じる必要は全くありません。誰しも失敗はします。今日の失敗も自分を責めず「そんなこともあるよね」と多めにみてあげませんか?
他人と自分を比較して辛くなったら、外を歩いてリフレッシュ
他人と自分を比較してしんどくなったら、一度外へ出て新鮮な空気を吸い込みながら散歩してみましょう。開けた場所を歩くと良いリフレッシュになるほか、他のことに触れる機会も増やせます。
人には人の、自分には自分の魅力がある!
他人と自分を比較して気分が凹んでしまう状況や自己嫌悪感を引き出してしまうのを避けるためにできることをご紹介してきました。自分とは違う状況やフィールドで頑張っている人と自分を比較したり、自分にないものを持っている人と自分を比較したりしてがっかりしている間に、貴重な時間が流れていっています。
人と自分を比べ続けて残りの人生を卑屈に過ごすよりも、今この瞬間にできることをして、最高の自分に近づけるよう毎日を楽しんでみませんか?