そもそも、シナモンとは?
シナモン(cinnamon/桂皮)は、甘辛い香りを持つハーブで「ハーブの王様」とも呼ばれるもの。ミックススパイスやカレー用スパイス、お菓子やドリンクの香り付けとして使われることが多いです。漢方にも使われていますね。
実はメリットたっぷりなシナモン
食べ物や飲み物の風味づけで普段から親しんでいる方も多いシナモンですが、実はさまざまなメリットがあるんです♪
とにかく栄養豊富
実は古代から愛されてきた、長い歴史をもつシナモン。
特にシナモンは栄養素がたっぷりで、
・ミネラル
・ビタミンB1
・ビタミンB2
・カリウム
・ナイアシン
・鉄分
・亜鉛
…など、不足しがちな栄養素が多く含まれています。
発汗・血行改善作用
シナモンには、発汗・血行改善効果が期待できるといわれています。
シナモンに含まれる成分のなかには「Tie2」(タイツー)と呼ばれる毛細血管を活性化させる成分があり、細くなった毛細血管を密着させながら炎症を防いでくれるのだそう。その結果、冷えや血行不良の改善が見込めることも。
血行が良くなれば良いことばかり♪青クマやくすみなど、顔のお悩み改善も期待できるかもしれませんね。
リフレッシュ効果
シナモンのあの甘辛い香り成分は「オイゲノール」と呼ばれるもの。
このオイゲノールには、副交感神経のはたらきを活発化させる効果があるといわれています。
シナモンの香りをかぐと、気分がリフレッシュされ、リラックスできそうですね。
副交感神経には、心拍を下げて血管を拡張させ、体をリラックスさせるはたらきがあります。
寝る前やストレスを感じた時にシナモンの香りをかいでみるのも良いかもしれませんね。
一日のシナモン適正摂取量は?
シナモンは一日3g(約小さじ1.5)ほどが適正摂取量とされています。
あまりに過剰摂取すると肝機能に悪影響を与えるといわれていますが、よほど多く摂取しない限り、心配はないでしょう。
ちなみに、シナモンは100gあたり364kcalほど。それほど高カロリーではありませんが、他のスパイスと比べると糖質がやや高め。糖質に気をつけている方はちょっと注意が必要かもしれません。
シナモンのおすすめの使い方
ここからは、シナモンのおすすめの楽しみ方をご紹介。
日常生活でも特に取り入れやすいものを中心にピックアップしています。
ドリンクとして楽しむ
もっとも手軽でおすすめなのが、シナモンをドリンクとして楽しむ方法。
たとえば、こちらはホットワイン。シナモンを入れて飲めば、体がとても温まりますよ。体の冷えが気になる時にぜひ試してみてください♪
おすすめは赤ワイン。少しはちみつやドライフルーツを入れて温めると飲みやすいですよ。
アルコールでなくとも、普段の紅茶やコーヒーに少し入れてみるのもおすすめ。
いつも飲んでいる飲み物の風味に大きな変化をプラスすることができますよ。
筆者はすりおろした生姜もプラスして楽しんでいます♪
オシャレなマグカップで飲むシナモンドリンク!
お菓子作りに
ちょっとしたケーキやクッキーの香り付けにも使えるシナモン。
クリスマスやバレンタインなど、冬のシーズンのお菓子作りにもぴったりです。
虫除けに
実はシナモンの強い香りには防虫効果もあるといわれています。
とくに昆虫はこの香りには弱いようで、虫除け剤などにはだいたいシナモンが配合されているのだそう。
・粉末のシナモンをお茶パックなどに入れ、お部屋のすみに置いておく
・シナモンスティックをクローゼットやチェストに入れておく
…など、大事なお部屋や衣類を害虫から守れる効果が期待できるでしょう。
インテリアに
シナモンスティックは冬のお部屋の雰囲気作りにもぴったり。
クリスマスのオーナメントやキャンドルのデコレーションにも使いやすいですね。
キャンドルのデコレーションは、こちらのようにゴムバンドでキャンドルとシナモンを固定していき、最後に麻紐で結んでおくと簡単。素敵に食卓や寝室をデコレートできますよ♪
シナモンの香りには食欲増進効果もあるといわれています。
最強ハーブ・シナモンの魅力を体感しよう
その香りに夢中になる方も多い、シナモンの魅力やおすすめの使い方をご紹介してきました。
血行を促進し、体を温めてくれるシナモンは、冷えやすい冬にも大活躍。シナモンの香りでリフレッシュしながら、冷え知らずさんを目指しましょう♪