「スウェット」とは
一般的に平編みしたニット生地を「スウェット」と呼びます。特徴は表地と裏地が異なる二重構造になっていること。表地が平編みになっていることに対して、裏地はタオルのようなパイル編みや意図的に起毛させた裏起毛となっています。伸縮性や吸収性に優れた素材であり肌触りも快適です。
デザインの原型は1900年代の初頭に完成したといわれているスウェット。厳密にはスウェットとは生地の名称であり、スウェットを使用した洋服は「スウェットシャツ」と呼ぶのが正解です。
おすすめブランド
アメカジのイメージが強いスウェット。ここではアメリカ初のスウェットブランドをご紹介します。
「CHAMPION(チャンピオン)」
1919年にニューヨークで生まれたChampionはキング・オブ・スウェットといっても過言ではないブランドです。アメリカの学生が着るカジュアルウェアとして人気に火がついたChampion 。中でもスウェットのデメリットである縮みを克服した「リバースウィーブ」は現在でも世界中で指示されています。
「CAMBER(キャンバー )」
アメリカの生地工場として1948年にペンシルベニアで誕生したCAMBER。肉厚の生地が特徴のブランドです。made in USAに対する拘りは糸や個々のパーツにまでおよびます。ヘビーオンスの分厚い生地は耐久力抜群。気を使わずに着れるため自宅用にもおすすめです。
「Ron Herman(ロンハーマン)」
1976年、アメリカのロサンゼルスで誕生したRon Herman。セレクトショップとしてのイメージが強いかもしれませんが、オリジナルブランドや商品も手掛けています。ロサンゼルス発祥だけあって西海岸の雰囲気を感じさせるアイテムが多いブランドです。
外着と部屋着の両刀使い
スウェットは外着と部屋着のどちらにも対応できる汎用性の高いアイテムです。アラサー男子が外着に使う場合は、シックなアイテムと組み合わせてだらしない印象を払拭してあげましょう。
様々なブランドから販売されている中から自分にぴったりなスウェットを見つけて、快適な部屋着ライフを満喫してみてはいかがでしょうか?