お部屋のもの、色々置きっぱなしにしていませんか?
細々した小物ほど、ついつい「置きっぱなし」「使いっぱなし」にしてしまいがち。皆さんも、きっと経験があるかと思います。
そこで片付けようと思い切って色々片付けてみたは良いものの、すぐに元どおり。という片付けても片付けても元どおりになるスパイラルを経験された方も多いのではないでしょうか。それなら、片付けるよりも「見せる収納」を考えてみてはいかがでしょうか?
片付けなければ!というプレッシャーも減るだけでなく、見せる収納を増やしてみると、整然と片付いた空間よりもこなれ感を出しやすいメリットもありますよ。
ちょい見せ収納で気をつけるべきポイント
ちょい見せ収納を楽しむにあたり、注意しておきたいポイントを先に見ていきましょう。
1. 見せすぎない
あまりに多くのアイテムを見せる収納化してしまうと、お部屋全体がごちゃごちゃなイメージになりがち。片付けるものは片付ける、見せるものは見せる、とメリハリをつけておくのが大事です。
生活感が出るものはしまう、おしゃれなアイテムで使用頻度が高いものは見せる、というような分け方がおすすめです。
2. 色・形はある程度揃える
お気に入りで使用頻度が高いアイテムでも、全体の色味や形がバラバラだと、やはり空間全体が雑多な印象になりがち。あまり色味が散らばらないよう配慮しながらディスプレイしてみましょう。アイテム同士のテイストを合わせておくのもお忘れなく。
細々したもの「ちょい見せ」収納アイデア集
では、ここからちょい見せ収納のアイデアをみていきましょう♪
トレイを使う
トレイの上に細々したものを乗せてディスプレイすれば、周りのアイテムとも溶け込ませやすく、きちんと感を出すことも可能に。こちらのように縁が高めのものなら、周りのアイテムとの間に「壁」を作りやすくなります。違うジャンルのアイテムをディスプレイするときにもおすすめです。
小物のなかでも、アクセサリーやコスメなど特に小さめのものでお気に入りのものなら、こちらのようなコースタートレイにおいて存在感を際立たせてみるのも◎。
お酒のボトルも、あえてしまいこまずに出しておくことで、ダイニング空間がよりリッチな印象に。トレイにも高級感を持たせ、グラスと一緒にディスプレイしておけば出しっ放し感も無くなります。
吊るす
吊るすディスプレイは、インテリアにさらにアクセントをつけてみたい方におすすめ。
例えば、こちらのように書棚にしまいがちな書籍を吊るしてみるのはいかがでしょうか?細めの縄やマクラメの先に大きめビーズをつけて好きなページで挟んで吊るして出来上がりです♪
こちらはマクラメハンギングポットと一緒に、書籍を吊るした空間。
色味だけでなく自然をテーマにした書籍で統一することで、テーマのある空間作りに一躍買っています。
カゴを使う
しまう収納にも欠かせないバスケット。
子供のおもちゃやブランケット、書籍や書類といった散らかりやすいものを一括管理するのにも適しています。
リビングテーブル下に浅めのバスケットを忍ばせておけば、書籍などもさりげなく見せつつ収納することができますね。
ブランケット類も、あえてバスケットからはみ出るように畳み、さりげなくラフ感を出しておくのもgood!
あえて装飾がついたバスケットを使ってインテリアのアクセントにしてみるのも良さそう。
積み重ねる
書籍など薄手のもの積み重ねやすいものは、棚などに並べずあえて積み重ねて見せてみるのもおすすめ。例えば、こちらのように色味が統一された書籍を複数積み重ねてフラワーベースと組み合わせてみましょう。窓辺などのちょっとしたスペースのアクセントができあがります♪
こちらは色味が似たトレイと書籍を並べてディスプレイしている空間。2点とも高さも同じなので、違和感がありません。際立たせたい小物を置くのも素敵ですね。
ちょい掛け
ファブリック類はバスケットから少しのぞかせるのも良いのですが、そのままソファに掛けておくだけでも可愛いですよね。きちんと畳んで掛けておけば、チェアの印象も少しだけ変化させることができます。
「引っ掛ける」といえば、玄関先の衣類はいかがでしょうか。
普段よく使うバッグやアウターなど、あえてしまわずにそのままディスプレイの一つとして楽しむのもアリ。
玄関先以外にも、お部屋の壁にぽんとバッグや防止などを無造作に掛けておけば、クローゼットスペースも少しは余裕ができますね、こちらのように、全体の色味にマッチしたアイテムや素材感が似たものを掛ければ失敗がありません。
ちょい見せ収納でさりげなくおしゃれなお部屋に♪
お部屋にこなれ感をプラスしてくれる「ちょい見せ」収納のポイントをご紹介してきました。書籍を積み重ねてみたり、ぶら下げてみたり。いつものお気に入りバッグをさりげなく掛けてみたり…と、お部屋の一部としての収納を楽しむことができる収納方法です。
収納を見直したいという方やお片付けが苦手な方にもぴったりな収納方法ですが、片付きすぎたお部屋だと落ち着かない、という方にもおすすめ。片付けすぎない収納方法で、お部屋の印象をちょっぴり変えてみませんか♪