デッキジャケットとは
デッキジャケットとは、第二次世界大戦下にアメリカ海軍兵士たちに支給されていたジャケットの名称です。船上の雨風に耐えうる防寒性の高いジャケットとして、様々な工夫がなされているデッキジャケット。
デザインは、襟から裏地前面に施されたボア(アルパカが主流)、風の侵入を防ぐ袖先のリブ、脇の下の施された通気口などが代表的な特徴です。
デッキジャケットのコーディネート事情
巷の大人達のコーディネート実例をご紹介します。
無骨で男臭いデッキジャケットはデニムやミリタリーパンツ、ブーツとの相性抜群です。ミリタリーやワークテイストを前面に押し出したスタイリングは鉄板ですが、カジュアル要素の取り込み過ぎには注意が必要です。全身をカジュアルアイテムで固めてしまうと、だらしなさや子供っぽさが強調されます。デッキジャケットをメインに使用する時には、フォーマルなアイテムを取り入れることを意識しましょう。
デッキジャケットといえば?
様々なブランドから展開されているデッキジャケット 。ここでは王道のブランドを2つご紹介します。
BUZZ RICKSON'S
日本の東洋エンタープライズが展開するミリタリーブランドBUZZ RICKSON'S。ヴィンテージの完全な再現をテーマに復刻されたミリタリーアイテムはクオリティーの高さに定評があります。高密度に織られた表地のジャングルクロスと裏地のアルパカモヘアは、真冬のアウターに最適なスペックを備えています。
DEHEN
1920年。アメリカ・ポートランドで創業したDEHEN。デッキジャケットの裏地にはアルパカの毛を使用することが一般的ですが、DEHENのデッキジャケットにはアメリカで育てられた最高級のムートンファーを採用。表地にはドライワックスコットンを使用し、高い防寒性と防水性を実現しています。
ミリタリーアウターの定番を体感しよう
防水性や保温性に長けたデッキジャケット。大戦当時からのクラシックなビジュアルを踏襲した男くさいアウターはミリタリーアイテムの定番です。形やデザインにも癖がなく、他ジャンルアイテムと合わせれば真冬のコーディネートに困ることはありません。ダウンやコートに飽きたというあなた。次のアウターにデッキジャケットはいかがでしょうか。