PRADA・プラダ
ミウッチャ・プラダが総括するPRADA(プラダ)は、エレガントかつチャーミング&ジェントル。変わらないブランドイメージとポリシーを保ちながら、進化と変化を続けてきた同ブランド。
昨年4月、ついに大きな転機が。”ラフ・シモンズ”の共同クリエイティブ・ディレクター就任が決定。そして、9月にはリリース予定のSSコレクションのショーが話題になりました!
ラフ・シモンズの加入でどうかわる??
▲ラフ・シモンズが手掛けた2021年SSコレクションには、タブーとも言える大きなトライアングル・ロゴがウェアにデザインされていて衝撃的
ラフ・シモンズは、自身の名前を冠にするブランドを持つデザイナー。
JIL SANDER(ジルサンダー)やDIOR(ディオール)、CALVIN KLEIN(カルバンクライン)で実績を積んだ、経験の長い実力者。JIL SANDER(ジルサンダー)は2005~11年までPRADA(プラダ)の傘下だったこともあり、信頼と親交もあり文句なしの就任となりました。
ラフ・シモンズが手掛けたファーストコレクションは、今までのPRADA(プラダ)では出さなかったようなアイテムが目立ちます。今までの方針を気にせず、自由にデザインされたような印象。ブランドの逆三角形ロゴが、ふんだんにアパレルに展開されています。
今後は、ブランド・シグネチャーを大事に扱いつつも、ひと癖あるデザインが楽しめそう。特にメンズを得意とするラフ・シモンズなので、メンズの動向にも期待大です。今までのPRADA(プラダ)には無かった、ユニセックスコレクションも増えそうな予感。
PRADA・プラダ 2021春夏コレクション
▲サステナブル・リアリティ・テクノロジーをキーワードにしたショー
PRADA・プラダ ウェア
新しいスパイスが加わったルックは、ラッピングされたようなデザインのウェアが多く露出。モデルがぎゅっと握った手を離すと、どのようなシルエットになるのかとても気になります。
”ユニフォーム”と呼ばれるウェアのルックは、今後のキーポイントになりそう。
PRADA・プラダ ウェア
ランダムに穴の開いたニットは、重ね着を楽しめる新しいテイスト。今までのPRADA(プラダ)にはないような、挑戦的なデザインとカラーリングが楽しい。
ナイロンでデザインされた”ユニフォーム”は、合わせ方のイメージが広がる注目のアイテム。
PRADA・プラダ ウェア
カジュアルテイストのビックシルエットにも注目。ウェアのスタイルはフェミニンorスポーティに寄りがちな傾向でしたが、丁度いい塩梅に!
リアルクローズを意識した今回のコレクションは、毎日のスタイリングを楽しめそう。
PRADA・プラダ バッグ
装飾を極限までそぎ落としたプレーンなバッグが、豊富にリリース。ミニマムな表情は、シンプルなニューノーマル・ライフスタイルにもマッチ。
ウェア・バッグともに、グラフィックデザインにも注目。ラフ・シモンズと長年コラボレートしているアーティスト、ピーター・デ・ポッターが担当。
PRADA・プラダ シューズ
スニーカーのタンが飛び出したようなデザインは、あえて尖ったシルエットで遊び心を。女性らしさの中に軽快なアクティブさを表現した、個性が光るシューズ。
若々しく新鮮なデザイン×PRADA(プラダ)のシグネチャーロゴが、うまく融合しています。
2021年はPRADA(プラダ)に大注目!!
続々と2021年春夏コレクションが各ブランドから発表されている昨今。新しい変化のあったブランドは、注目度が高い!すべてが新しく変わるPRADA(プラダ)は、特に目が離せません。