アジアの世界遺産
日本を含めたくさんある世界遺産ですが、意外にも行ったことない、知らないという方が多いのではないでしょうか。週末や連休を利用していけるアジアの世界遺産7選をご紹介します。
1.タージ・マハル(インド)
インドといえば、タージ・マハルというくらい有名な世界遺産。真っ白な大理石でできているタージ・マハルは一生に一度訪れる価値あり!です。実はタージ・マハルはお城ではなく、お墓ということをご存知でしたか?
1631年に死去した愛妃ムムターズ・マハルのために、ムガル皇帝シャー・ジャハーンが建築したものなんです。朝の光で真っ白に輝き、夕暮れにはその光でピンク色に見えるタージ・マハルはいつ訪れても私たちに感動を与えてくれます。
2.ハロン湾(ベトナム)
龍が降り立つという意味を持つベトナムの一大観光地ハロン湾。天空が舞い降りた龍が口から宝玉を吐き、それが無数の島になったという伝説です。その云われの通り、美しい島や岩を眺めながらのクルージングは言葉を失うほどです。
洞窟内の巨大な鍾乳洞など非日常な旅は現実を忘れさせてくれます。ご飯も美味しく、ショッピングも楽しめるベトナム旅行はまさに女子旅にぴったり。週末を利用しての旅行でぜひ訪れてみたい場所です。
3.麗江旧市街(中国)
麗江旧市街は中国雲南省麗江市内にある少数民族ナシ族が作った街です。1997年に世界遺産に登録された麗江旧市街は、まさにシノワズリ!な印象を受けます。
獅子山の頂にある万古楼から眺めると、濃い屋根が一面に広がります。一般的な中国のイメージとは全く違った印象を受けるこの地区は、古き良きナシ族の世界観に引き込まれそうです。
4.サマルカンド文化交差路(ウズベキスタン)
ウズベキスタンの第二の都市であるサマルカンド。高校の授業でならったことある!という方もいらっしゃるかもしれません。真っ青な空とブルーモスクから、「青の都」とも称されています。
モンゴルによって襲撃されるまで、シルクロードの交易地として栄えていたサマルカンド。東西の芸術家や識者たちがここで文化交流をし、知識が発展・融合したため文化交差路と呼ばれています。モスクや霊廟と見どころが多く、とてもきれいな街なのでぜひ訪れてみてください。
5.古都アユタヤ(タイ)
バンコクの北に位置するアユタヤは、バンコクからのショートトリップもおすすめな観光地です。アユタヤ王朝の都としてかつて栄えたアユタヤですが、世界遺産として登録されているアユタヤ歴史公園は、ぜひとも日中と夜と2回訪れてほしい場所です。
世界遺産である歴史公園内を象にのって散歩するプランもあります。タイは年間を通して気温が熱いので、熱中症と日焼けに気を付けてくださいね。
6.アンコールの遺跡群(カンボジア)
一度は行ってみたい世界遺産ランキングに常に入るアンコールの遺跡群。こちらはぜひ体力に余裕のあるうちに行っていただきたい場所です。約600年間にもわたってカンボジアを支配したアンコール朝の建築物ですが、なかでも有名なのはアンコール・ワットとアンコール・トムでしょう。
アンコール・ワットはヒンドゥー寺院であるのに対し、アンコール・ワットは仏教に変わっています。今も修復が続いているアンコールの遺跡群ですが、自然の壮大さと人間の作った遺跡の不思議な空間は、まるで映画の世界に迷い込んだ感覚になりそうです。
7.コモド国立公園(インドネシア)
意外と穴場?なコモド国立公園はインドネシアにあります。ここを訪れていただきたい理由は3つ。1つ目は世界でこことこの周辺でしか見られない世界最大の爬虫類、コモドドラゴンを見ることができること。
2つ目はその美しい海。ダイビングにもよし、シュノーケリングにもよしなスポットなのでアクテビティ好きにもおすすめです。
3つ目は美しい自然。カロン島では夕暮れ時に飛び交うコウモリの群れを見ることも。日常では体験できない冒険がこの公園にはつまっています。
週末に世界遺産を見に行こう
なかなか自分の目で見る機会がない、と思いがちな世界遺産。週末を利用していけるアジア諸国にも世界遺産はたくさんです。気温が高い国も多いので、事前の準備をばっちりに、ぜひその目で壮大さを確かめてみてはいかがでしょうか。想像以上にすばらしい景色が見られるはずです。