エフォートレスって?
Effortless(エフォートレス)とは、努力を要しない・軽々とやってのけるという意味で、いわば肩肘張らない・頑張りすぎない自分らしい自然な状態でいるということ。
自分にとって気持ちのいい状態でいることはとても大切なことですよね。
では、自分にとって気持ちのいい状態とは?
それは、自分に何が似合って何が本当に必要なのかを知ることから始まるのではないでしょうか。
一呼吸して自分の周りを見渡してみれば、気付くことはたくさんあるのかもしれませんね。
自分にあった香りって?
友人のCeline(セリーヌ)に聞いてみたら、フランス人に取って香りはとても大切なものとの返事。
夏用・冬用と分けて持っているんだとか。
出かける時はバッグに入れてから家を出るそうです。
どうやって香りを選んでいるの?との問いに彼女は、
「夏はライトなもの。例えば、フルーティーだったりフラワリーだったりするものを基準に選ぶよ。冬だったら、Diorのポワゾンのような強めの香りを選ぶの」
なるほど、この基準があればフレグランスも選びやすい。
Celineは夏はLANCOME(ランコム)のオー・ドゥ・オランジェリーを愛用しているのだとか。
定番のルージュ??
メイクアップの有名なブランドと言われて思いつくのは、Chanel(シャネル)やDior(ディオール)、YSL(イヴサンローラン)Givenchy(ジバンシー)など名だたるメゾンばかり。
アジアでも赤リップが流行っているし、フランス人女性は普段カジュアルにつけていそうなイメージ。
「夏はライトな色味だよ。こっちは夏は全部ライトなものになるから。ベージュやライトピンク、ヌードカラーだね。レッドリップはディナーやパーティーの時につけるよ」
昼間はライトカラーで夜はレッドなど映える色と昼と夜で変えるんですね。
シチュエーションに合わせての演出はフランス人女性が得意とすることのよう。
ちなみに、高いけれどやはりいいものはシャネルやディオールだよねと言っていました。
13歳の娘さんも毎日シャネルのリップが欲しいってお祈りしてるそう!
ヘアケアはどうしてる?
ヨーロッパは乾燥しやすく湿気も少ないし、水道水は硬水なので毎日の洗髪はしないとよく聞きますが、ではどうやってケアしているんでしょうか。
「髪には、アルガンオイルやココナツオイルを使っているの」
オイルで乾燥を防いでツヤを維持しているんですね。
ヘアー用のココナツオイルとモロッカンオイルを使っているそうです。
「でも時々オリーブオイルとレモンを混ぜて娘には使ってる。そうするとツヤが出て髪に栄養が入るんだよ」
ブロンドの髪にレモンは聞いたことがありましたが(綺麗なブロンドになるらしいんです)オリーブオイルを混ぜることもあるんですね。ちなみにキッチンにあるオリーブオイルを使ってるんだそうですよ。手作りでフレッシュだから効き目がありそうですね。
Bagの中身を教えて!
では、出かける時に持ち歩くコスメは?と聞くと
「ルージュに香水、それとパウダーかな」
マスカラは?と聞くとマスカラは外で使うと時間がかかるから、家で塗ってバッグには入れないんだそう。
Celineの愛用パウダーはSephoraコレクションのsmoothing&brightning powder(スムージング&ブライトニングパウダー)とのこと。
ハイブランドにこだわるわけではなく、自分にとって使い心地のいいものを選んでいるんですね。コンパクトなので持ち運びもしやすそうです。
また、友人にアンケートを取ってもらったところ20代ではCLIOのアイライナーにTONYMOLYのファンデーションとMACのリップスティック(K-Beautyはフランスの20代にも人気があるようですね)、30代ではDiorのBlooming bouquet de chez Diorという香水(やはりブーケの香り!)、NARS(ナーズ)のリップスティックとGuerlain(ゲラン)のテラコッタパウダー(ヨーロッパでは夏は日焼けしているのがいいそう。これも夏っぽいアイテムですね!)を持ち歩いているのだそう。
やはりみんな必要最低限なものをコンパクトに持ち歩いているのがわかります。
まずは自分に似合うものを
今まで、自分に合うもののチョイスの仕方がわからなくて、これでいいか。なんてこともありましたが、"季節に、時間帯に合うものをチョイスする"というシンプルだけど重要なことに気づきました。
荷物の多い私は、これで少し小さな可愛いバッグも持てるかも!なんて思っていますが、皆さんどうでしたでしょうか?
憧れのフレンチスタイルを自分のものにして、今までと違った自分を見つけてみませんか?