Burberry クリストファー・ベイリー
"窮地のブランドを救った救世主"

当時ファッション界で窮地に立たされていたBurberry(バーバリー)を救ったのが、他でもないクリストファー・ベイリーでした。
ブランドイメージの刷新、デジタル技術の活用、そしてブランドの誇るクチュール技術のアップグレードに至るまで、ありとあらゆる抜本的改革を行うことで世界有数の人気ブランドへと再び押し上げることに成功。
特に後期にはブランドの持つクラシカルなイメージを根本から打破するかのようなルックを相次いで発表し、これまでリーチしてこなかった幅広い顧客を獲得しました。
時代に忘れ去られかけていたBurberryのアイコンが普遍的なリュクスのアイコンへと再び返り咲いたのは、紛れもなくベイリーによる功績と言えるでしょう。
気になるクリストファー・ベイリーのラストコレクションをご紹介。
RAINBOW(レインボー)
多様性の象徴レインボーを取り入れたシリーズがラストコレクションで登場。
世界中のLGBTQ+の支援団体に捧ぐ美しいデザインは、性別や国境を超えて愛される傑作です。
GRAFFITI(グラフィティ)
クラシカルな柄にポップなグラフィティを重ね、異なる要素の衝突を表現。
相反するデザイン同士の重なりが織りなす美しさに、ベイリーの哲学が如実に現れています。
次のデザイナーはリカルド・ティッシ
GIVENCHYの退任発表後の動向が注目されていたリカルド・ティッシが抜擢。
伝統ある英国ブランドとファッション界の巨匠がどのような化学反応を起こすのか、注目が集っています。
新しいバーバリーのパターン(柄)にも注目です。