そもそも【トレンドカラー】とは?
皆さんご存知の、「トレンドカラー」。
雑誌やインターネットなどで「今年はこの色が流行る!」というキーワード、よく目にしますよね。
ファッション業界においては珍しい話ではないですが、トレンドカラーの大半がなんと約2年前に決められているんです。
まずは日本を始めとする、世界14か国が参加している「インターカラー(国際流行色委員会)」という国際組織によって、トレンドカラーの方向性が決められます。
その後は、国内のカラートレンドを選定する「日本流行色協会(JAFCA)」にて、正式に【トレンドカラー】が決定するのです。
【ベイクドカラー】とは?
ここからが本題。
タイトルにもある、【ベイクドカラー】とは一体どんな色なのでしょうか。
一言で表すと、【くすんだ色】つまり、【スモーキーカラー】のことを言います。
そしてこの色は”特定のカラー”を指すのではなく、あくまでも【色調】のため、ベースが何色であれ、スモーキーカラーであればすべて【ベイクドカラー】になるのです。
なのでベースはどんな色でも大丈夫。
とはいえど、その中でもどういう着こなしが主流なのかは気になりますよね。
そこで色別にベイクドカラーファッションを素敵なアイテムと共にご紹介します。
■ ベイクドイエロー・ベイクドマスタード
レトロな雰囲気になれるカラーの1つ、【ベイクドイエロー】、それより少しだけトーンが暗めの【ベイクドマスタード】。
どちらもアイテム次第でシックにもカジュアルにもできます。
▼ ベイクドイエローのコーディネートでは、引き締めカラーの「黒」と合わせているのがファッショニスタの定番。
▼ コートも、原色のイエローと違ってかなり落ち着いて見えます。やはりこちらも他はブラックで統一しています。
▼ ブラックより明るい印象になるネイビーのボトムスと合わせている1枚。ベイクドイエローもネイビーも秋冬に人気のカラーです。カラフルなバッグがオシャレ。
▼ 少しだけカジュアルに着てみたいなら、デニムと合わせるのもおすすめ。ブラックのデニムで引き締めてもいいですし、こんな感じでウォッシュタイプもアリです。
■ ベイクドピンク
1点どこかに投入するだけでレディーライクに仕上げられる、【ベイクドピンク】。
ファッションだけでなく、ネイルカラーとしても人気が高い色です。
またヌーディ―なカラーなので、上品に見せてくれます。
ワンピースやスカートで女性らしく着てみてはいかがでしょうか。
▼ 色の組み合わせとしては、ベイクドピンク×ホワイトがかなり人気なよう。
▼ オリヴィア・パレルモも、とろみ系の白のブラウスにベイクドピンクを合わせてガーリーに着こなしています。
▼ アウターをベイクドピンクにして、それ以外を白で揃えると洗練されたイメージに。使っている色はたった2色ですが、それだけでかなりオシャレに見えます。
▼ こちらはベイクドピンクをバッグに取り入れたコーディネート。落ち着いた色なので、仕事用のカバンとしても活用できます。
■ ベイクドグリーン
【ベイクドグリーン】は、深みのある緑色のこと。
カーキなどもこのベイクドグリーンに含まれます。
▼ カーキシャツ×黒のパンツのハンサムスタイル。これからの季節は、シャツをセーターに置き換えるのが良いかもしれません。
▼ 続いては、パンツにベイクドグリーンをもってきているコーデ。特にカーキはカジュアルな印象になりがちな色ですが、ネイビーのジャケットを羽織ることで大人っぽい印象に。
▼ ベイクドグリーン系のカラーはミリタリースタイルでもよく見かける色。これから先の時期、ブルゾンやMA-1はかなり重宝します。ケンダル・ジェンナーはベイクドマスタードをトップスに、ジジ・ハディットはベイクドグリーンをアウターに。
いかがでしたか?♡
今回は、秋冬ファッションにはかかせない【ベイクドカラー】について紹介してみました。
コーディネートの際、重要になるのは【色使い】です。
特に秋冬は”色”でオシャレを楽しむシーズンなので、ぜひ参考にしてみてください♡
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出典:stylehaus.jp