空港で乗り継ぎ時間が何時間もある!どうしよう!
もともと予約していた飛行機のチケットで乗り継ぎ時間がすごく長い、急遽乗り継ぎ予定だったフライトがキャンセル・大幅遅延に…など、空港にしばらく滞在しないといけなくなる理由は様々。特に、突然のフライトキャンセル/遅延はびっくりしておろおろする方が多いのではないでしょうか。そこで、ここからは空港で少しでも快適に過ごす方法を、筆者の経験に基づいてご紹介します。
航空会社によっては「無料宿泊サービス」がある
「どうしよう!空港であしたまで夜を明かさないと!空港ホテル予約できるかな?」と思った方、ちょっと待ってください。
航空会社によっては、「無料宿泊サービス」を提供している航空会社があります。利用便やサービス可能な空港、最低乗り継ぎ時間(だいたい6時間以上のところが多いです)などの条件がありますが、あなたが利用する航空会社がこのサービスを提供しているなら、すぐにインフォメーションカウンターで詳細を聞いてみましょう!
無料宿泊サービスを提供している主な航空会社(2018年現在)
✓北米…エアカナダ
✓アジア…スリランカ航空、中国南方航空、中国東方航空、中国国際航空
✓中東…エミレーツ航空、カタール航空、ターキッシュエアライン
…など。もし搭乗予定の航空会社がこの中にあり、トランジット地で長時間のトランジットがある場合は、搭乗前日に宿泊サービスの要件をチェックしておくことを強くおすすめします。
このリストの中にない航空会社を利用する場合でも、同様のサービスを提供している航空会社があるかもしれませんので、航空会社サイトで同様のサービスがあるかをチェックしておくと良いですね♪
空港のゲート周辺で宿泊することになった場合に役立つアイテム
とはいえ、急にフライト変更/キャンセル・長時間の遅延があった場合、もう動くのもしんどいし、ゲート近くのソファで休もう…という方もいらっしゃるかと思います。そんなときに役立つアイテムをご紹介します。
1. アイマスク
航空会社によっては機内でもらえるので、それをそのまま使っても良いですね。空港は保安の関係で場所によっては24時間明るい場所もあります。そのため、安眠を得るにはなるべくアイマスクのようなものも必要となってくるでしょう。
2. (濡れ)マスク
季節問わず、空港はとっても乾燥しています。そこで寝るとなると喉が乾燥してしまうことも。なるべくマスクを用意して寝ることをおすすめします。写真のような濡れフィルターつきマスクがあればより重宝しますね。
3. トラベルネックピロー
ソファによっては背もたれがなかったり、首が固定できないことも。ネックピローがあれば首を痛める危険性を軽減できますね。膨らませるタイプやバッグに取り付けて持ち運べるものがかさばりにくくおすすめ。
4. 大判ストール
大判ストールがあれば、ブランケット代わりに使うことも可能に。暑い時期の旅行には持ち運びにくいかもしれませんが、もともと長時間トランジットがある場合にはあるに越したことはありません。圧縮袋に入れてバッグに入れておくとかさばりにくくなります。
5. 折りたたみ収納可能なアウター
空港は乾燥しがちで、なおかつ冷房でかなり寒さを感じることも。そのため、折りたたんで携帯できるジャケットやダウンがあれば安心です。筆者は季節や現地の天候問わず持ち歩いていますが、空港で寒さを感じたときにいつでも着用できるものがそばにある安心感はとても大きいですよ。
6. 1日分の洗面用具
クレンジングや保湿アイテム、歯磨きセットなど洗面道具を空港で手に入れる場合、ローカルの価格よりも比較的高価になってしまうことがほとんど。試供品などでも良いので、まとめてポーチに入れて管理しておきましょう。普段使っているものをミニボトルに詰め替えて機内持ち込みするのも◎
7. クレジットカード
すでにお持ちの方も多いかと思いますが、海外の空港で長時間過ごすにはクレジットカードはマスト。その国の現地通貨を持っていない場合、とても役立ちます。仮に日本円をその国の通貨に換金するとなると両替手数料など余分な費用が発生。せっかく換金した通貨を使いきれず余らせてしまうことも。クレジットカードでお買い物・食事する方が余分な通貨を持ち歩くことも必要なく、お買い物も安く済むはずです。
みなさんが空港で少しでも快適に過ごせますように…
筆者の空港泊の経験から、空港泊の際に重宝するアイテムをご紹介してきました。なるべくなら避けておきたい空港泊ですが、どんな状況で自分のフライトがキャンセル・大幅遅延するかは誰にもわかりません。いざという時のために、持ち歩けるものだけ持ち歩いておくと安心ですね。