そもそも”スリッポン”とは?
スリッポンは英語に直すと「Slip on」と書き、足を靴に滑り込ませて履くスタイルのものを言います。靴ひもや留め具が無いため、足入れが非常にスムーズな点が特徴的。ひとことでスリッポンと言っても様々な形やフォルムがあるのですが、一般的には”靴ひもと留め具が無い”タイプの靴がスリッポンとなります。レザーを使ったものから綿のキャンバス素材で作られたものまで様々です。もちろん世界のラグジュアリーブランドからもスリッポンは多くリリースされており、老若男女に問わず全世代に人気があります。
ビジネスシーンで使えるスリッポンの選び方
カジュアルやスポーティな服装の際にスリッポンは使われる事が多いですが、もちろんビジネスシーンで大活躍するスリッポンもあります。闇雲にスリッポンを選んでいてはお洒落なスタイルは作れませんし、ぜひ参考になる選び方のポイント3つをご紹介致します。
まずビジネスシーンで使えるスリッポン選びは「①素材、②フォルム、③サイズ感」を意識して選ぶと良いでしょう。
ポイント① スリッポンの”素材”
ビジネスシーンという事であれば、まず「革(レザー)」素材を選べば間違いないでしょう。キャンバス地や目が粗いオックス系素材は必然的にカジュアルな印象へなりがちですのでご注意を。カジュアルな素材もビジネスシーンで使えない事はありませんが、高度なバランスとスタイリング感覚が求められます。よって、革(レザー)素材のスリッポンがもっとも使いやすく違和感なくビジネススタイルに溶け込んでくれるでしょう。
ポイント② スリッポンの”フォルム”
ファッション系や事務系など職種の違いによって使えるスリッポンは様々ですが、一般的には奇抜過ぎるフォルムは避けた方が無難です。少し攻めるのであれば、通常のスリッポンよりもソールが厚めになっているモデルもあり、さりげなく”お洒落感”を演出できます。
ポイント③ 見落としがちな”サイズ感”
もっとも重要と言っても過言ではない”サイズ感”。ビジネスシーンにおいて、サイズが合っていないスリッポンはNGです。足が大きい小さいに関わらず、絶対にジャストサイズを選んだ方が良いでしょう。スリッポンは留め具や靴ひもが無いため、サイズが合ってい無い場合はすぐに分かります。ぶかぶかのスリッポンを履いていると緩く締まりの無い印象を与えがちですので、絶対にご注意を!
履きこなせればスリッポンも最高のアイテムに!
スリッポンはシンプルゆえに履きこなす事が難しいと思われがちですが、少しのポイントを抑えればビジネスシーンでもお洒落に履く事ができる万能な靴なのです。さあ早速、いちど履いたらクセになるビジネスシーンでも使えるスリッポンを選んでみてはいかがでしょうか。