お部屋が狭い=収納スペースない…は間違い
日本の住宅あるあるといえば「お部屋が狭くて収納スペースが足りない!」問題。日本の国土と人口を考えると致し方ない住宅事情ですが、お部屋のスペースではなく「壁」を活用すれば意外と簡単に解決します。
そこで今回は、壁面を利用した収納のコツや壁面収納がある素敵な空間例をご紹介。お部屋が狭くて収納にお悩みの方はぜひ参考になさってくださいね。
壁面に収納家具を取り付けるのは賃貸では難しいんじゃ?
そうですよね、そう考える方も多いかと思います。が、賃貸大国日本では、壁に傷をつけないよう家具を設置できるツールがたくさんあるんです。おすすめは、壁に板を取り付けるだけでオリジナル棚が作れる「ラブリコ」や「ディアウォール」、ホッチキスを使うだけで棚が取り付けられる「壁美人」。これらのツールがあれば、賃貸物件の壁を傷つけることなく壁面収納を取り入れられますよ♪
壁面収納のコツ&注意点
では、ここからは壁面収納を活用するときに意識しておきたいコツや、注意すべきポイントをご紹介します。
1. シェルフを使う場合は重いものを下に
シェルフを活用する際に意識しておきたいのが「重心」です。より安定して見えるのはもちろんですが、日本の地震事情を考えると、いざという時揺れにくい配置にしておきたいですよね。耐震金具をつけるのも良いですが、ディスプレイ・収納するものを重いものから下から配置しておくとベターです。
2. 水回りにはウッド系家具は避ける
バスルームや脱衣所、洗面所などはどうしても湿気がこもりやすい場所。特に多湿な日本の気候ならなおさらです。これらの水回りスペースには、木製の壁面収納ではなく、メタルやアイアンなどの素材をチョイスすると◎。木製家具や表面が紙でできているのものは表面が湿気でボコボコになったり、換気状況によってはカビが生えることも。なるべく、湿気や水気をさっと拭いて管理できる素材のものを選んでみましょう。
3. 子供やペットがぶつからない配置になっている?
壁面家具はどこにでも取り付けやすいのが魅力ですが、子供やペットの目線や行動パターンを読んで取り付けることがとても重要です。子供やペットがぶつかって怪我をしないような場所に取り付けておきましょう。
動線は確保できそう?
大型壁面収納家具の配置によっては、廊下が通りにくくなる、ドアが当たるなど動線が確保できなくなることも。大型のものを配置する際には、これまでの動線が邪魔されないか確認してみてくださいね。
壁面収納がある素敵な空間集
では、ここからは壁面収納を活用している素敵なお宅の風景をご紹介。これから壁面収納家具を取り入れてみたい方、必見ですよ!
服の収納にお悩みの場合は、よく使うマストアイテムだけでも壁に引っ掛けられるものがあればかなりスペース節約できますよね。こちらのように、フック付きプレートを壁に取り付ければ、あっという間に壁面クローゼットの完成。シューズやハットといった、意外とかさばりがちなアイテムをひっかけるのも◎。
ディスプレイ棚を置いてみたいけど場所が取れない…という時は、こんな壁面ディスプレイ棚はいかが?これなら、お気に入りの小物やアクセサリー、観葉植物も場所を取らずディスプレイできますね♪ウォールミラーもあわせて取り付けると、省スペースのドレッサーを作ることもできます。
壁面収納はデスク周りでも大活躍。ばらつきがちな書類や文房具なども、壁の棚に収納してしまえばデスク周りが散らかりにくくなりますね。
こうしたラックを使えば、カード類の管理が管理しやすくなったり、TO DO LISTも見やすくなりますね。
お気に入りのプレートやボウルも、このように壁面に飾れば収納しながらディスプレイも楽しめます♪小さくても種類が増えると場所を取ってしまう調味料をまとめて壁面に並べておくのも便利でおすすめです。
ダイニングエリアに飾りたい雑貨も、壁面に飾ればテーブル上のスペースが大きく節約できますね。
お部屋の角にフィットさせることができるシェルフを使うのも◎
多趣味で場所を取るアイテムをたくさん持っている方にもおすすめな壁面収納。こちらのように、パイプなどを壁に走らせたら、大型アイテムをまとめて管理できるように。レンタルスペースを借りたり、倉庫まで取りに行かなくても室内でアイテムを管理できるのは助かりますね。
壁面を活用してお部屋を広く快適に!
お部屋のスペースを節約でき、より効率的な空間活用にぴったりな「壁面収納」のコツや気をつけるポイント、実例をご紹介してきました。壁はディスプレイだけでなく収納もできるため、お部屋が狭くて物が多い…とお悩みの方にぜひ取り入れていただきたい収納・ディスプレイ方法です。お部屋の狭さを解消して、より快適なライフスタイルを手に入れてくださいね♪