ラグナ占星術とは?

ラグナ占星術は、5000年もの長~い歴史のあるインド占星術をベースにした星占いです。ラグナ占星術の星座は、一般的な西洋占星術の星座と違う方が大半を占めます。
ラグナ占星術におけるあなたの「正しいラグナ星座」をまだ調べていない方は、まずはどのラグナ星座か調べてみましょう。

YATAのラグナ占星術 2020年下半期の運勢 かに座

下半期の全体の流れ

各ラグナ星座の2020年下半期占いを詳しく見ていく前に、まずはこの下半期の世の中全体の大きな流れから見ていきましょう。

波乱に満ちた2020年上半期を過ごし、2020年下半期のスタートと共にまずやってくる大きなイベントは、木星や土星といった動きの遅い惑星と冥王星の逆行。特に冥王星は、世界や世の中全体、人の意識や在り方に大きなパラダイムシフト(それまでの考えや価値観が大きく変化すること) をもたらす惑星。

この冥王星を含めた惑星が逆行する影響により、世界は一時的に落ち着いた状態に戻るので、「復旧・復興」がテーマとなる時期に突入。これまでの沈みがちだった気持ちも明るくなり、自粛していた様々な活動も再開しはじめることが出来そうです。抱えていた緊張やストレスもふっと軽くなるでしょう。

ただ、この冥王星の逆行は一時的なもので、11月20日頃からは、また世界が上半期に経験したような変化と改革の渦の中に引き戻されるでしょう。2020年下半期は、世の中全体が安定から再び大変化へと移行していく時期と言えそうです。

そんな下半期に私たちが意識したいのは、世の中も私たちの気持ちも安定しているポジティブなタイミングをどう過ごすか。11月20日頃までの安定した時期に、上半期の混乱やこれまでを冷静に振り返り、今後再び急速に変化していく世界の中で、自分の立場や振る舞いをどうすべきか考えてみましょう。例えるなら、再び変化の渦の中に深く潜るために、呼吸を整えるような感覚に近いかもしれません。気持ちが明るくなり安定しているタイミングだからこそ、次の大変化に備えるために、動けるタイミングできちんと準備しておくことが大切です。

また、上半期の4月頃から、秩序と恩恵の星である木星のパワーが弱まっていた影響で、私達は目上の人や法律、ひいては国家などからのサポートが弱まるような厳しい時期を過ごしていました。7月に入ると木星は急速にパワーを取り戻すので、あらゆることに対する安定やサポートが復活し、ポジティブで明るい出来事が起こりやすくなるでしょう。これまでの状況を改善するための有効な手段を発見したり、前向きな展開がやってくる時期が11月まで続きます。

同時に、この7月から11月までの安定した時期には、新型コロナウイルスの影響も一時沈静化の見込みがあります。ただ、鎮静化はあくまで一時的なもの。11月20日を過ぎると私たちをサポートしてくれる木星のパワーが再び弱まることに加え、年末の12月31日には山羊座に冥王星が再び戻ってくる影響を受けて、今年4月頃の厳しさ程ではないものの、再び流行する可能性が十分にあります。

今年1月24日から私達に試練をもたらしている土星の影響は2022年まで続くので、今年の2020下半期もその影響下にあります。ネガティブな印象を持たれやすい土星ですが、土星には「古いもの」「今後不要なもの」を表面化させるパワーがあります。また、私たちが次のステージに向けて大きく成長するきっかけをもたらしてくれる惑星でもあります。

息を吸うためには、先に息を吐く必要があるように、私たちも「古いもの」を捨て去ることで、次の「新しいもの」を受け入れるスペースが作れるのです。そして、手に入れた新しいものを活かしてさらに成長することが出来るでしょう。この下半期は、「何があなたから去っていき、何が新しくやってくるのか」「何が不要で、何が必要なのか」をはっきり見極め、この機会に自分を大きく変化させましょう。中でも、射手座ラグナさんと魚座ラグナさんは、11月20日までパワーアップ期間。自分の活躍の時期であるだけでなく、多くの人のサポートをするので、忙しいながらも幸運な時期になりそうです。

多くを与えることで、エネルギーを取り戻す時

蟹座ラグナさんの元に 「運命的な出会いの運」と「大きな波乱の運」が同時にやってきた2020年上半期。仕事や人間関係を通じて現れる目の前の問題に対処することに精一杯で、前向きな関係や穏やかな関係を保つことが難しい時期を過ごしていたのではないでしょうか。7月以降は次第にその混乱が落ち着き、「自分が何をすべきか」がはっきりしてくるでしょう。

7月から11月のテーマは、昨年末と同じく「自分の意志」。今年頭までに終わらせたと思った仕事や交渉に、再び取り組むことになるでしょう。この時期はやる気と自主性、奉仕精神が高まる反面、気が強くなり人に従うことが難しくなってくる時期。現実的にも、あなたが自分でやり切る必要のある人に任せられない課題、人との関係から離れて1人で打ち込む必要のある課題がやってくるもかもしれません。

10月に入ると過去の問題の再燃は一段落。忙しさと同時に気持ちも落ち着き、再び人との交流に意識が向き始めるのが11月20日を過ぎる頃。この頃から年末にかけては、「出会いとコミュニケーション」にテーマが移るので、年末には良い出会いや関係の進展が期待出来そう。今年は穏やかな年末を過ごせそうです。

来年へと繋がる努力の時

7月以降の蟹座ラグナさんの仕事運は少し変則的。下半期はあなたの「上司運」に慢性的な問題を抱える可能性がありそうです。上司や目上の人との関係悪化、サポートや良い影響を得にくい時期が続きますが、同時にあなたの判断力・インスピレーション・部下運が大幅アップ。場合によっては、何らかのかたちで「上司や目上の人に代わって指導する・仕事をカバーする」という流れがやってくることもありそうです。

波乱含みな運気ではあるものの、あなたの積極的な働きかけによって、仕事自体は良い結果が得られるようになっている時期。基本的に面倒見の良い蟹座ラグナさんの性格が、仕事の中でポジティブに活きるでしょう。忙しく過ごすことになりそうですが、仕事への取り組みがしっかりと評価に繋がるので、仕事運自体は高まる時期と言えるでしょう。

部下運&あなたの判断力・理解力の好調期は、特に7月〜9月半ばまでの間。中でも7月30日前後と8月25日前後にやってくる閃きや部下からのサポートが、仕事運アップの鍵になるでしょう。2021年の年明けには上司運が急速に改善。プレッシャーも緩和され、さらなる仕事運の絶好期へと繋がっていきます。2020年下半期の頑張りは、年明け2月以降に結果となって返ってくるでしょう。

年末にかけて上昇する運命的な出会いの運気

今年は蟹座ラグナさんにとって、「運命的な出会い」が始まる年。この運は2年半という長期に渡ってあなたの出会いを育ててくれるのですが、2020年上半期は「トラブルを通した出会い、困難が恋愛運を育てる」といった色合いが強く、人によっては対人関係・恋愛の困難さのほうが強く出ていた場合もあるでしょう。

運命的な出会いの運は、2021年後半まで長く続くのですが、2020年下半期は土星・木星が逆行する影響で、7月から11月までは恋愛が一時中断してしまうかもしれません。意識的には、「仕事が忙しすぎて恋愛に目が向かない」ような状況になりやすいでしょう。

10月には仕事が落ち着きはじめ、11月半ばを過ぎると再び出会いと恋愛の運気が復活。この時期になると恋愛・対人関係におけるダメージも徐々に回復傾向に。また、年末にかけて恋愛運がさらに盛り上がっていくでしょう。クリスマス前後の恋愛運も安定しており、今年は楽しいクリスマスを過ごすことが出来そうです。運命的な出会いの運は引き続き持続するので、年末の出会いが運命的なものになることもあるでしょう。

アドバイス

2020年下半期、あなたに訪れる幸運は「人に与える・人をサポートする」ことを通してやってくる傾向があります。元々面倒見がいい蟹座ラグナさんですが、7月頃から特に自分の中にそうした奉仕精神の高まりを感じるかもしれません。

あなたのサポートを求める人が周りに集まり、またそうした人たちを支える中で、あなたは自信とエネルギーを取り戻していくでしょう。「情は人の為ならず」ではありませんが、この下半期に与えるものが、11月20日以降あなたに返ってくるでしょう。下半期はあなたが人に「してあげられること」があれば、積極的に手を差し伸べ周囲をサポートするようにしましょう。

また、下半期に特に高まるのがペット運。もし下半期にペットとの縁に恵まれることがあれば、それは良い出会いになるでしょう。すでにペットを家族に迎えている方にとっても、ペットと関わることで良い影響がある時。いつもよりたくさん愛情を注いであげましょう。

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PROFILE

占い師八咫(やた)

2010年よりプロの占い師として鑑定を開始。東洋と西洋両方の占いに造詣が深く、双方を融合した高い的中率と地に足の着いたリアルなアドバイスに定評アリ。ファッション業界をはじめ、占い好きな著名人に口コミで広がる注目の占い師。

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