ああ、また靴擦れ…
お気に入りのシューズでお出かけ!
でも、しばらくすると靴擦れが発生して楽しいお出かけも台無し…という経験をされた方は多いのではないでしょうか?
そこで今回は、お気に入りのシューズを気持ちよく履けるようになるための靴擦れ対策方法をご紹介。原因と対策を把握して、お出かけをもっと楽しみましょう!
靴擦れしやすいパーツTOP3&その原因
まずは、靴擦れしやすいパーツ別に原因を見ていきましょう。
1. かかと&くるぶし
おろしたてのスニーカーやストラップ付きヒールなどに多いのがかかととくるぶしの靴擦れ。かかとに当たる靴部分が硬く、摩擦が起こることで皮膚が削れてしまったり、水ぶくれができてしまいます。
2. 親指&小指
前滑りしやすいハイヒールや、足幅にフィットしていないシューズを履いた時に靴擦れしやすいパーツ。とくに靴の中は蒸れやすく、汗でつるつる滑ってしまい摩擦が発生した結果擦りむけてしまう、というケースが多いようです。
また、足のサイズ(横幅)が合っていない靴を履き続けることで外反母趾などができやすくなってしまい、さらに指先を痛めてしまうという悪循環にも陥りがちです。
3. 甲&指の付け根
甲部分が広く開いたパンプスなどに起こりがちな靴擦れ。甲部分が靴にうまくフィットせず、靴の甲部分に当たる場所と指先にシワがいき、擦れて痛みが出るパターンです。ヒールが高すぎる時に起こりがちな前滑りなど、足と靴サイズが合っていない時に起こりがちな靴擦れでもあります。
靴擦れタイプ別対策方法
ここまで、靴擦れしやすいパーツとおもな原因をご紹介してきました。
ここからは、靴擦れパーツ別におすすめの対策方法を見ていきましょう♪
1. かかと&くるぶしの場合
☆絆創膏を貼る
応急処置的ですが、靴擦れしそうなポイントに貼っておけば、かかとやくるぶし部分が傷つくことはありません。この絆創膏処置は、靴擦れで水ぶくれができている場合も有効。水ぶくれを守ることで靴擦れの悪化を防ぐこともできますよ。
また、靴に絆創膏を貼っておくのも有効。ただ、靴は蒸れやすく汗が付着しやすいので、靴の清潔さを守るためにも、使う際は1回ごとに絆創膏を貼り替えておきましょう。
☆T字パッドを靴のかかと部分に貼る
写真左上にあるパッドがT字パッドです。靴のかかと部分に貼ることで、かかと部分を全体的にカバーしてくれるため、靴とかかとのフィット感がかなり高くなります。フィット感が高まれば、摩擦も減るためかかと部分の靴擦れがより効率的に防げるように。
T字パッドを貼るとなんだか靴が窮屈になった、という方には、こちらの小さめのパッドがおすすめ。かかとが擦れる靴部分に貼り付けるだけで摩擦がぐっと減りますよ。
☆インソールを入れる
靴のサイズが合わず靴擦れが起こるなら、インソールを入れて足が靴によりフィットするようにしてみましょう。いくつかインソールを購入してみて、実際に歩いて窮屈にならないものを使ってみると良いですね。
2. 親指&小指の場合
☆ミンクオイルを靴に塗って革を柔らかくする
主に靴の横幅と足の幅が合っていないことで発生しがちな、親指と小指の靴擦れ。お気に入りの靴が革靴で幅が微妙なら、革を柔らかくし、靴を足に合うよう調整してみるのはいかが?
革を柔らかくするアイテムでは「ミンクオイル」が人気。靴サイズを少し広げたい場所(靴外側)に少量のミンクオイルをなじませ、乾いた布でから拭きしましょう。
これで、オイルを塗った箇所が柔らかくなるので、しばらく履き続ければ足によりフィットしやすくなりますよ。
☆シューストレッチャーで革を伸ばす
靴屋さんなどで、このような形のツールを見たことがありませんか?これはシューストレッチャーというツールで、革靴の中に入れて調節することで革を伸ばすことができるもの。
もし、レザーシューズで爪先に靴擦れトラブルが起こるようなら、このシューストレッチャーで爪先の靴サイズを調整しても良いですね。ただし、靴によって向き不向きがあるので、使う前に靴屋さんに相談しておくと安心です。
自分で伸ばすのが不安なら、靴屋さんや駅などにある靴修理屋さんに革を伸ばしてもらおう!
☆指先用ジェルパッドを使う
また、指先に余裕がある場合は、前滑りや指の付け根部分の摩擦を防止するためにこんなパッドを使うのも良いですね。これで滑りにくくなり、摩擦を防ぎやすくなります。
3. 甲&指の付け根
☆土踏まず部分に特化したインソールを入れる
前に足が滑って甲に靴擦れができる場合は、土踏まず部分を固定できるようなインソールを入れるのがおすすめ。これで足の甲や指の付け根が前に出にくくなるはずです。
☆ストラップ部分用ジェルパッドを使う
ストラップシューズのストラップ部分に甲が当たって痛い場合は、ストラップ部分につけられるような小さなジェルパッドを使うのも効果的です。
甲に当たる部分が痛いという場合は、先ほどご紹介したミンクオイルやシューストレッチャーを使うのも良いですね。
身近なアイテムを使った対策方法もあります♪
ここまで、原因別対策法をご紹介してきました。
これまでシューケアアイテムを使った対策法をメインにお伝えしてきましたが、実は原因を問わず、身近にあるもので対策することも可能です。
最後に、どんなもので対策できるのか見ておきましょう。
靴の中で摩擦が気になる場所に固形石鹸を擦り付けておく
靴のなかで「ここにずっと足が当たると痛そうだな〜」というところに、あらかじめ固形石鹸を擦り付けておきましょう。これで滑りがよくなり、摩擦が減らせます♪
ベビーパウダーかワセリンを足になじませておく
ベビーパウダーやワセリンも足になじませると滑りがよくなるため、摩擦防止に有効といわれています。
どのアイテムも足裏以外に塗りましょう!足裏に塗ると滑りやすくなり、靴が脱げやすくなるなど怪我につながることもあります。
お気に入りの靴と笑顔でお出かけしよう!
お気に入りの靴を靴擦れせずに履ける方法をご紹介してきました。
せっかくのお気に入りの靴を履くたびに足が傷つく…というのはなんとも悲しいですよね。まずはその靴で起こりがちな原因タイプを把握してみましょう。原因を知って予防&対策をしっかり行えば、その靴がもっと好きになり、お出かけがより楽しくなるはずですよ♪