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2020/05/09
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英国紳士に習う。知っておくべきイギリス伝統ブランド5選

ファッションを語る上で欠かすことのできない国「イギリス」。イギリスからは世界に名だたる一流ブランドが数多く生まれています。今回は、そんなイギリス生まれのブランドの中から、大人が知っておきたい英国紳士御用達のブランドを5つご紹介します。

INDEX

英国紳士とは

「英国紳士」はジェントルマンと訳され、本来はイギリスの支配階級を表す名称ですが、現在では気品があり礼儀正しく、教養の高い立派な男性を指す表現として定着しています。英国紳士のファッションはフォーマルスタイルが基本。イメージはスーツという方も多いのではないでしょうか?

元々スーツはイギリスが発祥国。そんなわけでイギリス伝統の洋服たちにはフォーマルな大人の男を演出できるブランドが数多く揃っています。

イギリス発祥の老舗ブランド5選

イギリス発祥の伝統的なブランドは数多く存在します。今回はその中でも歴史・知名度・支持率の高い5つのブランドをご紹介します。

【Barbour】

1894年、イングランド北部の港町サウス・シールズで誕生したBarbour。その特徴は悪天候にも耐えうるオイルドコーティング。圧倒的な防水性と耐久性で人気が広まり、国民的なブランドへ成長したBarbourは、1980年代後半にロイヤルワラント(皇室御用達)の栄誉を受けるまでのブランドになっています。

日本でも人気の高いBarbour。最も支持率を獲得しているオイルドジャケットは種類も豊富であり、「BEDALE」や「BEAUFORT」など用途に合わせて様々なタイプが販売されています。

【LAVENHAM】

1969年にイギリス、サフォーク州のラベンハムという村で誕生したLAVENHAM。元々は、乗馬に使用するキルティング生地のホース・ブランケットを製造するブランドとしてスタートしています。
その後、人間用のジャケットを製造を開始。1978年にブランドの象徴であるキルティングジャケットが開発され世界中で高い評価を得ています。

【JOHN SMEDLEY】

言わずと知れたイギリス発の世界的ニットブランドです。創業は1784年とイギリスを代表するブランドの中でも長い歴史を誇っています。最高品質のメリノウールとシーアイランドコットンを用いて、製造の全行程を自社で行うことで完成される上質のニットは、世界最高水準との呼び声も高い逸品です。

【BURBERRY】

バーバリーチェックが印象的なBURBERRYは1856年に誕生しました。ブランドの生みの親トーマス・バーバリーは当時弱冠21歳。アウターウェアの品質や品揃えから人気に火がついたBURBERRYは、その後イギリス将校のためのトレンチコートの製造や、東京オリンピックをきっかけに注目されることになったバーバリーチェックのブームを経て、世界的な大ブランドへと成長していきました。

【Edward Green】

イギリスのファッションを語る上で革靴を欠かすことはできません。イギリスからは世界に誇る一流の革靴ブランドがいくつも誕生しています。その中でも最高峰と呼ばれるブランドが1890年創業のEdward Greenです。数度の壊滅的な経営危機を乗り越えて、偉大なブランドへとのし上がった革靴には多くの職人の情熱が惜しみなく注ぎ込まれています。

紳士らしいファッションとは

紳士らしいファッションにはコートやジャケット、スラックスや革靴といったフォーマルアイテムが欠かせません。ですが、フォーマルに寄せ過ぎてしまうと日常生活で楽しむオシャレとしては決めすぎ感が出てしまいます。

あくまでもメインに使うアイテムやテイストのベースを英国紳士風に演出することが大事です。具体的には画像のようにニット帽で抜け感を作るなど、カジュアルなアイテムをバランスよく取り入れてコーディネートを組んでみましょう。

フォーマルを基準にカジュアル要素をプラスする。上手くいけば英国紳士のような大人のファッションを体現できるかもしれませんよ。

EDITOR / ICHI