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2000年〜2009年は名曲の宝庫
2000年代、皆さんはどんな日々を過ごしていましたか?
アラサーの筆者は、小学校卒業〜大学入学まで、学校に塾に受験に大忙し&思春期真っ只中な学生時代を送っていました。その時代に流行っていた曲を聞くと当時の思い出が蘇ってくると言いますが、皆さんはいかがですか?
今回ご紹介する2000年代(2000年〜2009年)には名曲がたくさん詰まっています。特にアラサー〜アラフォーの読者さんだと、当時の曲を聴くと甘酸っぱい思い出から塩っぱい思い出まで色々思い出すこともあるのでは?自宅で過ごす時間が増えた令和の現在、当時に戻った気分で、思い出を名曲とともに振り返ってみませんか?
10代の読者さんだと、まだ生まれたばかり!という方もいらっしゃるかもしれませんね。
筆者の還暦目前の母も、2000年代の洋楽を聴くと当時の子育ての記憶や当時流行っていたものなどいろんな出来事を思い出すようです。
この時代に起きた主な出来事
当時流行ったヒット曲を振り返る前に、あの時代にどんなことが起こっていたか駆け足で振り返ってみましょう。
2000年〜2005年
2000年代初めは、二千円紙幣・新日本紙幣やユーロの流通、日本郵政公社の発足、六本木ヒルズのオープンなど、経済面で大きく歴史が変わった時期。米同時多発テロやスマトラ島沖地震の発生、イラク戦争開戦など、国際情勢が大きく変わり始めた分岐点でもあります。
イベントやレジャーでは、USJの開園やアテネ五輪、FIFAW杯日韓大会、アテネ五輪、九州・沖縄サミットは記憶にまだ新しいですね。また、愛子さま誕生もこの時期。
アテネ五輪といえば、北島康介さんの「ちょー気持ちいい」や「栄光への架橋だ!」というNHKアナウンサーの名言が記憶に大きく残っている方も多いのではないでしょうか?
2005年〜2009年
2000年代後半も記憶に残る出来事ばかり。
マイケルジャクソンの死去や悠仁さまの誕生、「セントレア」でおなじみの中部国際空港の開港、愛・地球博、第一回東京マラソン、トリノ五輪の開催、東京メトロ副都心線の開業などが挙げられます。
テクノロジー界では、iPhone3Gの発売やPASMOのサービス開始、経済界ではリーマン・ブラザーズが経営破綻し、世界に激震を走らせました。
リーマン・ブラザーズ破綻は、世界のビジネスマンだけでなく、就活を始めようとしていた筆者世代にとってはかなりショッキングな出来事でした…
2000年代の名曲〜ポップス編〜
ここから当時のヒット曲を振り返っていきましょう♪
Katy Perry(ケイティ・ペリー) - I Kissed A Girl
今や大スターのケイティ・ペリー。
ケイティを一躍有名にした曲の一つでもありますよね。ちょっとセンセーショナルな内容に色々と賛否が別れた曲のようですが、当時はアメリカのビルボードチャートをはじめ、世界の多くのチャートで1位を獲得しています。
Lady Gaga(レディー・ガガ) - Pokerface
目を見張るような出で立ちと圧倒的な歌唱力で全世界を虜にしたガガ様。「ポポポポーカーフェイス〜」と、世界中で話題になりましたよね。あれから10年近く経ち、現在では女優業にも力を入れているガガ様。これからの動向に目が離せません。
Kylie Minogue(カイリー・ミノーグ) - WOW
世界の美魔女の一人ともいえる、カイリーミノーグ。
カイリーといえばこの曲!と挙げる方も多い一曲ですね。カイリーの甘い声がたまりません♪
Madonna(マドンナ) - Music
美魔女といえば、マドンナも外せませんよね。
マドンナのミュージックMVは、当時マドンナが妊娠中だったこと、PVの運転手役に人気コメディアンであるサシャ・バロン・コーエンを起用したことでも話題に。
Justin Bieber(ジャスティン・ビーバー) - Baby ft. Ludacris
そう、JBにもこんな少年時代ありましたよね〜!
熱烈な親日家としても人気のジャスティンは、度々日本を訪れていることでも知られていますよね。当時のジャスティンを象徴する「モップヘア」は一躍トレンドのヘアスタイルにもなりました。
Britney Spears(ブリトニー・スピアーズ) - ...Baby One More Time
筆者の周りでも当時大ファンが多かったブリトニー。
あの独特の甘い声と可愛めの容姿に憧れる女子も多かったですよね。こちらの「ベイビーワンモアタイム」のMVはファンの間でも人気のMVの一つです。
ブリトニーの香水持ってる子も多かったなあ。
最近では、イギリスのシンガーAnne Marie(アン・マリー)がこの時代ヘのオマージュ! MVにブリトニーのこの曲を彷彿とさせるシーンを盛り込んだのも話題になりました♪
Jason Mraz(ジェイソン・ムラーズ) - I'm Yours
聴くと気持ちがほっとほぐれるような曲を多くリリースしてきたジェイソン・ムラーズ。オーガニックな雰囲気の中にファンクやR&B、ロックの要素を盛り込んでくる新たなスタイルで、世界的な人気を誇るシンガーに。彼が世界的に人気になったきっかけの曲がこちらの「アイム・ユアーズ」。疲れた時に聴きたくなるような曲です。
Taylor Swift(テイラー・スウィフト) - You Belong With Me
今や世界を圧倒するシンガーの一人・テイラーですが、2008年当時はまだ少しあどけなさが残ってますね♪カントリー界に新風を巻き起こしたテイラーですが、ここ数年は曲や賞だけでなく恋愛など人間関係にもゴシップ面でも注目され続けているシンガーに。
Daniel Powter(ダニエル・パウター) - Bad Day
生きてたら、嫌なことだって失敗することだって、ツイてない日くらいあるよね!と、下がり気味の気持ちにそっと寄り添ってくれるダニエル・パウターの「バッド・デイ」。うまくいかないことが続いている方はぜひ聴いてみて!
Justin Timberlake(ジャスティン・ティンバーレイク) - SexyBack
「昔ボーイバンドにいて当時からホットだったけど、今もホットだぜ?」とソロデビュー後に自身のセクシーさを再アピールした曲「セクシーバック」。当時彼のセクシーさに心を射抜かれたお姉様方も多いのでは?
2000年代の名曲〜ガールズ&ボーイズグループ編〜
2000年代は日本でもそうだったように、ガールズグループやボーイズグループのデビューがとても盛んだった時期。当時活動していたグループの中でも特に人気だったグループをみてみましょう。
Backstreet Boys(バックストリート・ボーイズ) - Shape Of My Heart
アメリカのボーイズグループといえばBSB!というアラサー〜アラフォーの方も多いのでは?数多くの名曲とともに彼らに夢中だった思い出を持つ方もいらっしゃるかと思います。現在でも活動を続けており、昨年もアルバムをリリースしています。
Westlife(ウエストライフ) - My Love
結成20年を迎えたアイルランドのグループ・ウエストライフ。
彼ら自身の曲も世界的によく知られていますが、他のビッグアーティストを度々フィーチャーしていることでも人気のボーイズグループです。
*NSYNC(インシンク) - Bye Bye Bye
先ほどご紹介したジャスティン・ティンバーレイクが所属していたボーイズグループ・インシンク。当時は、同じ時期に活動していたバックストリートボーイズ派とインシンク派と大きくファン派閥ができていたほど。インシンクメンバーのジョーイは両グループでスーパーボーイバンドが作れないか計画していたようですが、どうなるかはまだ不明。
Blue(ブルー) - One Love
R&B感強めのボーイズグループ・ブルー。
イギリス出身のグループで、ちょっとやんちゃな見た目と歌の実力が大きく評価されたグループとしても有名です。人気のピークだった2005年に解散してしまいましたが、メンバーはソロとして活動中。現在のワンダイレクションのように、惜しまれつつ解散したボーイズグループとしても大きく知られています。
Destiny's Child(デスティニーズ・チャイルド) - Survivor
日本の某ドラマでこの曲を知ったという方もいらっしゃるかもしれない、デスチャの「サバイバー」。すでに解散しているグループですが、ガールズグループの中でも特に歌唱力が高く、2013年のスーパーボウルでは再び3人が結集したことでも大きな話題になりましたよね。
t.A.T.u.(タトゥー) - All The Things She Said
日本では、曲よりも彼女たちの「生放送ドタキャン騒動」の方が人々の記憶に根付いているかもしれないタトゥ。レーナとユーリャからなるセンセーショナル&キワモノ的な人気デュオでしたが、ドタキャン騒動を凌駕するほどのスキャンダル(10代にして不倫&出産、契約訴訟などなど)であっという間に解散。ソチ五輪で2人のパフォーマンスがありましたが、仲はあまり良好ではない模様。
The Pussycat Dolls(プッシーキャット・ドールズ) - Don't Cha ft. Busta Rhymes
有名振り付け師がプロデュースしたポップガールズグループ・プッシーキャットドールズ(PCD)。ポップよりはセクシーでR&B寄りのグループで、もともとバーレスク系グループだったためか、かなりセクシーな印象を持っている方も多いはず。特にこの「ドンチャ」はセクシー感極まってます♪
2000年代の名曲〜ロック編〜
Coldplay(コールドプレイ) – Viva La Vida
「21世紀最も売れたロックバンド」としても名高いコールドプレイ。
特に彼らの名を世界に轟かせた曲といえばこちらの「ビバ・ラ・ビダ」(邦題:美しき生命)。日本ではコマーシャルにも使われるなど、コールドプレイ=この曲と連想する方も多いのでは?
いつかコンサートで皆で「おおおーおおーおー」とコーラスを楽しんでみたいです。
Foo Fighters(フー・ファイターズ) - The Pretender
あのカートコバーンが在籍していた「ニルヴァーナ」の元ドラマー・デイヴ・グロールがヴォーカルとギターを務めるバンド・フーファイターズ。グラミー賞も受賞する実力や、サマソニなど日本のフェスにも度々参加していることでも日本のみならず世界中で人気のバンドです。
My Chemical Romance(マイ・ケミカル・ロマンス) - Welcome To The Black Parade
好みが分かれがちなスクリーモ系バンドですが、マイケミカルロマンスの「ウェルカム・トゥ・ザ・ブラックパレード」はニュージーランドのチャートで1位、アメリカで2位を獲得。この曲をきっかけに、エモ系ロックへの理解や人気がより高まったと言っても過言ではありません。
Linkin Park(リンキン・パーク) - Faint
ウォール・ストリートジャーナルの「史上最も人気のある100のロックバンド」ランキングで12位を獲得したリンキン・パーク。チェスターの透明感ある歌声とそのギャップが強すぎるシャウト、マイクの落ち着いたボーカルがたまりません。残念ながら、チェスターは3年前に他界。現在でも、多くのファンが彼と彼ならではのパフォーマンスを恋しく感じています。
Green Day(グリーン・デイ) - American Idiot
90年代からずっと大好き!という方も多いであろうポップパンクバンド・グリーンデイ。馴染みやすいメロディにキャッチーな歌詞で、パンクをあまり聞かない層にも多く人気を知らしめています。ちなみに、この曲名を冠したアルバムでは、当時アルバム製作中に起こったイラク戦争に対するメンバーの怒りが表現されていることでも有名。
Avril Lavigne(アヴリル・ラヴィーン) - Girlfriend
日本にもファンが多いアヴリル。
パワーのある曲に彼女の可愛らしさがプラスされた曲・ガールフレンドは「これ、よく聴いてた!」という方も多いのでは?
The White Stripes(ザ・ホワイト・ストライプス) - Seven Nation Army
フットボールアンセムとしても人気のホワイトストライプスの「セブンネイションアーミー」。スポーツファンなら誰もが知るこの曲も、実は2000年代にリリースされた曲なんです。ホワイトストライプスらしい、ミニマルでクールなMVも人気。
Bon Jovi(ボン・ジョヴィ) - It's My Life
あのボン・ジョヴィの名曲の一つ「イッツマイライフ」もこの時代の曲。2000年にリリースされた曲で、ここから若い層のファンも増えてきます。この曲から4年後の2004年には1984年から計算して全世界で総売上枚数1億万枚を突破。
2000年代の名曲〜ヒップホップ/R&B編〜
Jay-Z feat. Alicia Keys(ジェイ・ジー フューチャリング アリシア・キーズ) - Empire State of Mind
人気ドラマ・グリーでのカバーやセックスアンドザシティでの登場も記憶に新しい「エンパイアステイトオブマインド」。この曲を聴くたび、あの頃よく観ていたドラマを思い出す…という方も多そうですね。
Rihanna(リアーナ) - Umbrella ft. JAY-Z
先ほどのアリシア・キーズに引き続き、ジェイZはリアーナとも曲を作っていましたね。こちらも、グリーでのマッシュアップなどでも人気の曲に。YouTube再生回数も5億回以上と、リアーナの曲の中でも特に人気なのが伺えます。
Beyoncé(ビヨンセ) - Crazy In Love
「ビヨンセとジェイZ、やっぱり付き合ってるんじゃない?」とささやかれ始めた頃の曲といえばこの「クレイジーインラブ」。渡辺直美さんのパフォーマンスもすごいですが、ビヨンセの鮮烈なパフォーマンスは今でも記憶に残っているという方も多いはず。
Adele(アデル) - Chasing Pavements
デビューしてまもない頃のアデルの人気曲といえば「チェイシング・ペイブメンツ」。当時、彼女の歌唱力やソングライティングだけでなく、ストーリー性のあるMVにも注目が集まりました。
Mariah Carey(マライア・キャリー) - We Belong Together
当時大人気だったドラマシリーズ「プリズンブレイク」の主演・ウェントワース・ミラーや、ジュリア・ロバーツの兄で悪役が妙にハマるエリック・ロバーツを相手役に起用した超豪華MVが話題になった、マライアの「ウィー・ビロング・トゥゲザー」。しっとりした曲調にマライアの美声が響きます。
Ne-Yo(ニーヨ) - Because Of You
切なめ歌詞やキュンとする曲を多くリリースしてきたニーヨ。
特に「ビコーズ・オブ・ユー」を聴くと当時の恋愛を思い出しちゃう…という方もいらっしゃるのでは?
Usher(アッシャー) - Yeah! ft. Lil Jon, Ludacris
キャッチーなメロディと"YEAH!"が印象的なアッシャーの"Yeah!"。
筆者は当時ラジオをよく聴いていましたが、この曲を聞かない日がなかったほどどこのラジオ局でもプレイされていました。
OutKast(アウトキャスト) - Hey Ya!
踊りだしたくなる軽快なメロディと楽しい歌詞、レトロなMVで当時人気が爆発していたアウトキャストの"Hey Ya!"。メンバーのアンドレ3000は、当初周りにこの曲を披露した際反応が微妙だったためリリースが怖かったそうですが、その予想に反して曲は大ヒット。グラミー賞でアルバムオブザイヤーを受賞してしまったほどです。もしこの曲が世に出ていなかったら、彼らの評価や未来も変わっていたかもしれません。
Eminem(エミネム) - Without Me
エミネム史上最高傑作とも言われている「ウィズアウト・ミー」。
メッセージ性が強すぎる彼の曲の中でも特に強いメッセージがこもった曲でもあります。現在では、今年のグラミーでのパフォーマンスのほか「働き方改革」ともいえる9時〜5時までの「定時制作」を進めていることで話題になっている人物でもあります。
2000年代の名曲に思いを馳せて
ちょっぴり懐かしい、2000年代洋楽の名曲を少しだけご紹介してきました。当時の思い出が蘇ってきた方はいらっしゃいますか?現在も活動しているグループやアーティストだけでなくもう活動休止しているアーティストもいましたが、良い音楽はいつまでたっても色褪せないもの。自宅での時間のお供に、ちょっと前の音楽もぜひ聴き直してみてはいかがでしょうか♪