【#エマちゃんのイイ女塾】結婚してから、夫が愛情表現をしてくれません。#45

夫よ。「ときめきたい」を「刺激が欲しい」「ハラハラしたい」「ジェットコースターのようなアップダウンするような感覚が欲しい」ということだと受け取ったんか?こちとら求めていることはそうじゃないねん。

あとな、お前の話は聞いてないねん。「私はときめきたい」って話をしてんねん。

「俺はそう思わないから、お前にもしないよ」じゃないねん、単純に私が喜ぶんだからやってくれ。って話や。って感じじゃないですか?

ちょっと根本的に受け取り方がズレてますね。でもね、こう言われたってことは伝え方もちょっとズレちゃったのかもしれないですね。

「あなたは私から好きって言われなくなったら、悲しいと思わないの?」
「結婚してからもラブラブでいたいよね!ときめきたいよね?」

こんな風に「あなたもそうでしょう?」というように共感を求めませんでしたか?

とっても愛していながら、いっさい言葉には表現しない人もいます。逆に、そこまでの愛は抱いてなくてもサラサラと愛情表現の言葉や、態度を出せる人もいる。

特に結婚したとなると、男性にとっては「俺が生涯をかけて責任をとった女」ということで、その「妻」という立場こそが最大の愛情表現!と思っている人もいます。だから、わざわざ愛を表現することもなく「分かってるよな」とあぐらをかく人も多いんですね…

男性は「立場こそが最大の評価」と思っている節がある。それは社会性の生き物だからというのもあります。

社会では自分の立場を表す、肩書きがつきます。肩書きがつくことで、責任感、やる気、威厳が保たれるし、周りからの評価も得られる。

なので男性にとっては肩書きはめちゃくちゃ大事だったりします。それがモチベーションになる面が大きいから。特に男性性が強いタイプならなおさらね。

だから女性も同じだと思っちゃうのよね。でもこちとら女は、「妻」という肩書きに浮かれるのなんて一瞬ですよね?

「私って愛されてるなあ」って実感は肩書きでは得られない。気持ちや言葉やプレゼントで欲しいものなんです。

旦那さんはそれに気づく必要があるし、気づかせる必要がありますね。
男性性の強いタイプには、駄々をこねるより、“説得”が効きます。

「私がなんで愛情表現を欲しいかわかる?

あなたの愛情を言葉で聞けると、テンションが上がるし、あなたのことを男として意識して、輝いて見えるからだよ。それは私にとってモチベーションになるの。

私は女としてのモチベーションが欲しいんだよ。これは私のためにやって欲しいの。

あと、私は言葉にしてもらわないと、あ、愛情ないんだって理解しちゃうからね。耳で聞けないとわからないタイプだから。」

あなたも同じ考えじゃないの?なんで共感してくれないの?と思うより、「私はこうだから、共感しなくていいけど、分かってね」と説得したほうがいいです。

こう論理的に話されると男性は「そういうことか」と納得せざるを得ません。

説得して、思い通りに習慣化するまでは時間がかかるかもしれないけど、「さとさんには、愛情表現が必要なんだな」ということは理解してもらえることでしょう。

説得したのち、もしふと愛情表現をしてくれたなら、めいいっぱい喜んで、ちゃんとご機嫌になってね。「言われたからやったんでしょ…」とは思わないでね。

ご機嫌になった妻は旦那さんにとってはかわいいもの。ずっとご機嫌でいて欲しいなって思って、自然とやってくれるようになるわよ。

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