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BABY_KIDS
2022/06/19
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衝撃!フランス人パートナーとの子育てで学んだ【5つの日仏子育ての違い】

11ヶ月のベイビーガールをフランス人パートナーと一緒に子育てする中で学んだ、日仏の驚きの子育ての違いをご紹介します。

INDEX

子育を通して知った新たな文化の違い

高校卒業以来、日本人のパートナーとお付き合いをする機会が無かった私。世界6カ国のパートナーとのお付き合いの中で日々文化の違いには慣れっこだった私。“お付き合い&結婚”では自分とパートナー2人の間の事柄で完結していたことが、“子育て”へとシフトした事で今まで知ることのなかった新たな文化の違いが見えてきました。

現在11ヶ月のベイビーをフランス人パートナーと子育てする中で、日本人として今まで持っていた価値観をハッとさせられる面白い文化の違いに直面する場面が日々たくさん。現在子育て中の方、もしくは国際結婚や異文化に興味がある方に是非読み進めて頂きたいです。

1. 親と子供はお風呂に一緒に入らない

日本では子供と一緒にお風呂に入ることがコミュニケーションの1つとも考えられ、子供が小学校低学年頃まで混浴する家庭が多いはず。一方、フランスでは“お風呂に入る”こと自体が裸でゆっくりリラックスするとてもパーソナルな時間、という概念があります。

このことから、例え子供の月齢が低くても親と子供が裸で一緒にバスタブに浸かることはありません。親は洋服をきちんと着て子供のみをお風呂に入れる習慣があります。どんなに家族の絆が深くても“裸”というのはとてもパーソナルで大切にすべきことのようです。

パートナーの彼は日本の文化も取り入れて一緒に浴槽に浸かりたい為、娘とバスタイムの際は必ず水着を着用しています(笑)

2. 寝室を別にするのがとにかく早い

日本では、新生児から小学校高学年まで家族で川の字になって同じ布団で寝るというのは驚くべき光景ではありません。しかし、フランスでは"両親と子供が同じベッドで寝る"という習慣がありません。

新生児の頃はもちろん両親と同じ部屋の空間で眠りにつきますが、基本赤ちゃんは自分のベビーベッドで寝かせます。両親は子供のパパ・ママである前に【永遠の恋人同士・男女の関係】という考えが強い為、早い過程では4ヶ月頃から赤ちゃんと両親の寝室を別にするのです。

我が子も生後8ヶ月から子供部屋で1人寝を開始。夫婦時間が寝る前のほんの少し増え、ラブラブ継続の秘訣かもしれません♪

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3. “はじめてのおつかい”はありえない!

まだ幼い子供達が両親からおつかいを頼まれ、自分達だけの初めての冒険に出る!という、私自身も何度も泣かされている日本の国民的大人気番組“はじめてのおつかい”。ある日、私がなんとなくこの番組を見ていると、横にいたパートナーから驚きの発言が。

“なんだこの番組は!こんなに小さな子を1人で街中に出すなんて考えられない!”と。彼曰く、フランスではこんな光景を見たら警察やソーシャールワーカーが自宅に駆けつけて、この子供の両親が本当に子育てをする能力があるのかの確認が必要になる程のことだとか。

日々の通勤中でも、小さな子供が1人で電車や徒歩通学姿を見て“フランスでは学校の送り迎えは絶対に親の付き添いが必要なのに”と思っていたそう。これはフランスと日本の治安の違いも大きく関係していることから、日本の治安がどれ程安全なのか痛感させられました。

4. 保育園の給食はコース料理?!

食大国のフランスでは幼児期からの食育が日本とは大違い。なんと、保育園から出される給食もコース料理のように出されるのを知っていましたか?まずは前菜から始まり、メインディッシュ、そしてデザートまでレストランのように順番にテーブルに並べられます。

しかも、最初からお皿に盛られているのではなく、大きなプレートから一人一人に別けるような形でサーブされます。こんなに小さな頃から多くの食材や食のマナーが身に付いている為、世界的に有名なシェフが輩出され続けるのも納得です。

保育園の頃からチーズも多く出されるんだとか...!日本の義務教育で育った私は給食でお洒落なチーズが出された記憶は...ありません(笑)

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5. “恋人に戻る”時間を作る

これは、先に出た“寝室を親子別にする”考えと共通した点があります。日本ではベビーシッターやパパ・ママ以外の第三者に子供のサポートを休日に頼むことに抵抗を感じたり、罪悪感を感じたりする過程が多い印象があります。

しかし、フランスではたまの休日に子供を預けてパートナーと2人きりの時間を作ることにとても積極的。これは“子供のお世話が嫌だ!愛していないから”などでは全くありません。パパ・ママ2人がハッピーであれば子供もハッピーになり、なんと言っても“男女の関係”でいる為に必要不可欠な時間だと考えているからです。

パートナーの彼も娘を溺愛していますが、休日にたまに2人の時間の為に子供を預けることには全く罪悪感を感じていないのがとても新鮮でした!

世界の子育てに目を向けてみて!

日々子育てをしていると、“こうするべき”等と頑張り過ぎてしまっていることはありませんか?日本式の子育てももちろん良い部分もありますが、海外の子育てに目を向けてみると新しい発見があるかもしれません。良い所を少しずつ取り入れて家族に合ったベストな子育てができますように♪

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STYLE HAUS編集部 2022/08/18更新,   初回公開日2022/06/17

EDITOR / NAT