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雨の日のアウター選びのポイント
雨の日のアウターには、必須条件が3つあります。アウター選びの際にポイントとなる条件は以下の通りです。
撥水・防水性
撥水とは水を弾く加工であり、防水とは水を通さない加工を指します。水に対する耐性は、防水>撥水ですが、通気性は撥水加工された生地の方が優秀です。いずれの加工もレインウェアには必須の条件であり、雨の日のアウター選びの大事な基準となります。
透湿性
防水性を高めると、外部からの水の侵入を防ぐことができます。しかし、同時に内部から外部へ逃げる空気の流れも遮断してしまいます。そこで開発された素材が、外部の水を遮断し、内部の湿気のみを逃す透湿性を備えた「防水透湿性生地」です。現行の生地の中では、もっともおすすめしたい機能性の高い素材です。
デザイン性
どれだけ雨に強くても、見た目がカッコ悪くてはテンションが下がってしまうでしょう。いわゆるカッパ(レインコート)ではなく、晴れの日に着用していても違和感のないデザイン性は重要です。
おすすめアウター①シェルジャケット
上述した「防水透湿性素材」を使用して作られたアウターがシェルジャケットです。アウトドアなどには定番のアウターですが、最近ではタウンユースモデルも展開されています。撥水・防水性はもちろん、軽量であり、機能性抜群。雨の日のレインウェアとしては、定番の選択肢です。
おすすめアウター②オイルドジャケット
生地の表面に専用のオイル(油)を染み込ませたアウターです。表面のオイルによって防水性や保温性を高めることができます。トラッドな雰囲気を纏ったオイルドジャケットは、大人のアウターとしておすすめの一着です。厚手のアイテムが多く、気温の低い雨の日には重宝するでしょう。
おすすめアウター③レインコート
ここで紹介するレインコートは、いわゆる雨カッパではなく、アウターとして使用しても違和感のないレインコートです。現在では、雨用素材を用いた様々なタイプのレインウェアが、豊富に展開されています。中でもおすすめは、ステンカラーコートタイプ。防水透過性素材やナイロンなどの撥水性のある素材で作られたレインコートであれば、使うシーンを選びません。
大人の雨の日コーデ
おすすめのアウターを利用した着回し術をご紹介します。
プライベートのフォーマルコーデには、オイルドジャケットがおすすめです。英国紳士風のトラッドなアイテムは、コーディネート全体を落ち着いた雰囲気に落とし込む効果があります。カジュアルアイテムと合わせてバランスを取りましょう。
シェルジャケットやアノラックは、カジュアルコーデの鉄板です。全体をカジュアルに振っても違和感はありませんが、大人コーデにはフォーマルアイテムが必須。スラックスやローファーなど、下半身に落ち着いたアイテムを持ってくることで、幼さを払拭できます。
公私共に実用的なアイテムであるレインコート。仕事にもプライベートにも使用するならば、襟付き、かつ落ち着いたカラーリングのアイテムを選択しましょう。最近では、ゴアテックス素材のフォーマルレインコートも展開されています。
雨の日コーデを楽しもう!
憂鬱になりがちな雨の日でも、お気に入りのアウターを纏えば気分は上がります。雨の多い日本において、レインアウターは必須です。自分にぴったりのレインアウターを見つけ、雨の日コーデを楽しみましょう。