テックウェア・テック系ファッションとは?-人気のブランドやコーデを総まとめ!

テックウェアとは、機能的・実用的な目的で作られた衣類の総称です。非常に広義で使われているため定義は曖昧で、Tシャツに吸汗速乾などの機能が付いていればテックウェアに当たります。ユニクロのヒートテックやエアリズムもテックウェアです。

テックウェアの魅力は何とっても機能性・実用性です。今では有名になったゴアテックスもテック素材のひとつ。夏なら湿気を外に逃す透湿が、冬なら寒さを凌ぐ防風や防寒など、とにかく快適に過ごすための機能が詰まっています。

オシャレとしての観点から見ると、無地のアイテムが多いので使いやすい印象。シンプルでありながらも「ポケットが多い」「シルエットが崩れない」「見た目がマットで無機質」など、それぞれのテックウェアが持つディテールがアクセントとなっているのも特徴です。

そんなテックウェアを取り入れたファッションをテック系ファッションやテック系と呼ばれています。最近では韓国や海外の人気ファッションブランドからテック系のファッションアイテムが数多く展開されはじめています。

ARC'TERYX(アークテリクス)はカナダ生まれのアウトドアブランド。メンズレディース問わず高機能なファッションアイテムをラインナップしています。

ここ最近日本での人気も高く、姉妹サイトBUYMAでもTシャツやバッグの売れ行きが好調。トレンドを追うのが好きな方におすすめのブランドです。

ACRONYM(アクロニウム)はテックウェアというジャンルを作ったとも言われるテックのパイオニア的ブランド。機能性はもちろん、高いデザイン性も追求しています。

日本での知名度は低いものの、ナイキとコラボするなどブランドバリューは高く、知る人ぞ知る穴場ブランドです。

STONE ISLAND(ストーンアイランド)はイタリアのテックウェアブランド。位置付けとしては高級スポーツウェアブランドだそう。

ストリートファッション好きに愛好者は多く、アイコンでもあるコンパスのロゴパッチが施されたアイテムを身につけることは、ファッショニスタとしての証ともいえます。

台北生まれのGOOPiMADE(グーピーメイド)は、ミニマルとミリタリーを融合させたファッショナブルな高機能アイテムを展開するブランド。

機能的な素材に、ルーズフィットなサイジング、独特な縫い目パターンなどファッションとしてのトレンド要素を多く取り込んだアイテムが特徴。知名度が低いので人と被りたくない方におすすめのブランドです。

夏といえばTシャツ。テックウェアブランドはTシャツは多いものの、シャツが展開されているブランドは少ないです。なので、他の人と差をつけたいならあえてシャツを選びましょう!

10〜20代のメンズが選ぶなら、グーピーメイドのシャツ。ワンポイントロゴ・ルーズフィットなどトレンド要素を盛り込みつつ、レーヨンブレンドの素材でサラリと快適な着心地を実現しています。同じくルーズなショーツと合わせてリラックししたシルエットに。

30代以上の大人のメンズが選ぶならアークテリクスのシャツがおすすめ。すっきりとしたドレッシーなシルエットでスラックスとの相性も抜群。暑くてもドレスコードが必要なシーンにも、マッチします。

ゴアテックスといえばテック系の代名詞的素材。防水・防風・透湿とジメジメした日本の夏を乗り切るために誕生したかのような高機能素材です。

おすすめは上記ではご紹介できなかったHOKA ONE ONE(ホカオネオネ)というブランド。厚底ソールが特徴のホンダイはボリューミーな見た目とは裏腹に、抜群の軽さを誇るランニングシューズなので、履き心地抜群。

厚底は流行りのワイドパンツとの相性もよく、夏の過酷なテーマパーク内の移動なども快適にこなせますよ。

テックウェアといえばマウンテンパーカーを想像する方も多いのでは?着ているのを忘れるかのような軽量素材に防風機能などがついた全人類マストなアイテム。

コーディネートの面でも、どんなスタイルにも違和感なく馴染むのが特徴。ポリエステル素材のカーゴパンツなどと合わせれば動きやすくファッショナブルなスタイリングができあがります。

また、夏にありがちな屋内の効きすぎた空調対策にも効果抜群。一枚持っているだけで気軽に温度調節できちゃいます。最近では付属のポケットに丸めて持ち歩けるような便利なものも登場しているので、要チェックです!

テックウェアのおすすめブランドとおすすめのアイテムや着こなしをご紹介しました。夏こそ機能的なテックウェアを着用して快適に過ごしましょう!