オケージョンとは?-結婚式・卒入学式・冠婚葬祭の服装マナーやコーデ術をご紹介!

冠婚葬祭や卒入学式などのイベントが近付くと、そわそわしてしまいませんか?筆者も未だにマナーについてネットで調べることがよくあります。

結婚式・卒入学式・冠婚葬祭の服装マナーやコーデ術を徹底解説!最近使われるようになった“オケージョン”という言葉の意味もご紹介します。

オケージョンとは、結婚式や卒入学式など特別な式典、イベントを指す言葉。英語のoccasion(機会、行事)が語源となっており、ファッション業界では「オケージョンドレス」「オケージョンスタイル」などのように使われています。

フォーマルとは、正装や礼装を必要とする公の場のこと。カジュアルな場面も含むオケージョンに比べると、厳格な式典を指すことが多く服装もマナーにより気を付ける必要があります。

オケージョンとひとくくりに言っても、実は厳密にいうといくつか種類があります。TPOに合う服装選びをするために、きちんと押さえておきましょう。

ソーシャルオケージョンとは、いわゆる冠婚葬祭のこと。結婚式やお葬式など社会的な行事を指すものであり、マナーを最も必要とする場面です。

オフィシャルオケージョンは、会社や学校の催し・式典を指します。社会的な立場に重きを置く場面であり、スーツや制服などで参加することが多いです。お子さんがいる場合は、保護者として参列する卒入学式も該当します。

最もカジュアルなプライベートオケージョンは、個人的に楽しむ食事会やホームパーティーのこと。同じ結婚式でも、レストランウェディングや二次会など肩ひじ張らないシーンであれば、プライベートオケージョンとして捉えてOKです。

では、一番参列することが多いお呼ばれ結婚式での服装マナーやコーデをご紹介します。ポイントを押さえておけば、頭を悩ますことが無くなりますよ!

基本的に挙式や披露宴は、フォーマルな装いで参列するのがマナー。あくまで主役は花嫁なので、奇抜なファッションや花嫁と被ってしまう“白いドレス”は選ばないよう心がけましょう。

また、正装とまではいかなくてもカジュアル過ぎる服装はNG!肩の見える服はストールやボレロで露出を減らし、殺傷を連想させてしまうようなアニマル柄・毛皮は避けるのが基本です。

華やかなピンクのドレスは、結婚式のムード全開!キャミソールワンピースの上からレースのトップスをレイヤードすることで、過度な露出を押さえています。

足元は、シルバーのパンプスでさらに華やかさをプラスして♡長袖~七分袖なら季節や主役との関係性を選ばずどんな結婚式にも着回せます。

ひと昔前まではご法度とされてきた黒のドレスも、今では結婚式の定番に。透け感のあるレース系やシアーな素材を選べば、重たく見えずエレガントな雰囲気が溢れます。

オールインワンをセレクトすれば、スタイリッシュな大人コーデに。全身黒でまとめたら、大振りのアクセサリーで華を添えましょう。

お子さんがいらっしゃる方は、入学式や卒業式のたびに何を着ようか悩んでいるのでは?服装のマナーやおすすめコーデを把握しておきましょう。

卒入学式では、華やかなスーツやジャケットスタイルがおすすめ。パンツでもスカートでもどちらでもOKですが、短いスカートやざっくり胸の開いたトップスなどの過度な露出は控えましょう。

入学式では、春をイメージした淡いトーンで華やかにコーディネートするのが◎。一方卒業式では、厳格な雰囲気を崩さない準礼装に近い落ち着いた色味のスーツ・ジャケットがおすすめです。

入学式にぴったりな明るいベージュのワンピースコーデ。同色のジャケットと組み合わせることで、ハレの日らしい爽やかな雰囲気を演出できます。

バッグやパンプスも、ホワイトやヌーディーカラーで淡くまとめるのが正解。胸元にコサージュを付ければ品のあるママに見られそう♡

黒のスキニーパンツにAラインのブラウスを合わせれば、簡単に卒業式コーデが完成♡黒のパンプスとパールを組み合わせるだけで、厳かな雰囲気に負けない気品が漂います。

ポイントは、ボトムスとトップスにメリハリをつけること。ジャケット無しでも立体感があり、落ち着いた大人のスタイリングに仕上がります。

授賞式や会社の創業イベントなどの祝賀会に参加することもあるでしょう。そんな式典の日は、どんな服装マナーに気を付けるべきなのでしょうか?

ゲストとして参加する祝賀会・式典では、ワンピースとジャケットのアンサンブルやベージュやピンク系の淡いトーンのスーツを選ぶのが正解。お祝いムードを引き立てる華やかな準正装がベターです。

また、夕方以降に開かれる式典であれば、イブニングドレスでもOK。とはいえ、会社や式典の開催者によってさまざまなので、ドレスコードや例年の流れをしっかり押さえておくようにしましょう。

グレイッシュなローズカラーのスーツなら、派手になり過ぎず大人っぽく着こなせます。ホワイトのトップスを仕込めばパッと顔映りが良くなり明るい印象に♡

祝賀会ではあまり引き締めカラーを使わず、小物もベージュ系で揃えると柔らかく女性らしい雰囲気アップ!華奢なアクセサリーで上品さも加えましょう。

大胆なボウタイリボンがあしらわれたブラウスを仕込めば、顔まわりが華やかに♡ノーカラーのジャケットと組み合わせることで、首まわりがもたつきません。

また、品のあるツイード素材を加えて、大人のフェミニンさを漂わせて♡祝賀会や式典では、アイボリーのパンツで全身を明るくまとめるのがポイントです。

それぞれのオケージョンシーンにあうコーデやマナーを押さえたので、次はおすすめのブランドをピックアップしてみました!

韓国発の「I AM MARI(アイアムマリ)」は、オケージョンシーンにぴったりなドレスやスーツなどが揃うコンサバ系ブランド。お呼ばれの結婚式にはもちろん、卒入学式にぴったりなアイテムも揃います。

△デザイナーの庄司正氏が手掛けるファッションブランドで、女性を美しく見せるドレスが大人気♡海外セレブでも愛用している人が多く、大人っぽくゴージャスなワンピース・ドレスを探している人は必見です。

△質にこだわった「DEMELLIER(デメリエー)」のバッグは、大人の気品が漂うオケージョン向きのアイテムが豊富。トレンドに流されない『ナノ モントリオール』なら、一生モノとして長く愛用できます。

△「kate spade new york(ケイトスペード)」は、少し変わったユニークなバッグも豊富に展開!斬新ながら高級感も忘れないので、ドレスやワンピースにもよく馴染みます。

△華やかなバックルがトレードマークの「Roger Vivier(ロジェ・ヴィヴィエ)」♡レディなディティールのパンプスは、足元からエレガントさを演出してくれます。

△イタリアのシューズブランド「PELLICO(ペリーコ)」は、手の届きやすい価格帯ながら上質な素材と快適な履き心地で日本でも人気に♡定番のシリーズ『アネッリ』のパンプスは、シャープなスクエアトゥと華奢なヒールできちんと感を発揮しています。

△お呼ばれの結婚式や入学式の定番といえばパールのアクセサリー。ネックレスだとフォーマル感が強いという方は、ピアスでさりげなくプラスするのがおすすめ。「Tory Burch(トリーバーチ)」のフープピアスは、パールとゴールドで顔まわりを華やかに演出します。

△レディなアクセサリーブランドといえば、やっぱり憧れの「Tiffany & Co(ティファニー)」♡『Tスマイル』などの華奢なデザインを選ぶことで上品さを演出します。パールのアクセサリーとも合わせやすそう。

オケージョンシーンでは、服装マナーを押さえながらおしゃれに見えるコーディネートを作るのが基本!一見難しそうですが、ポイントを理解しておくことで、イベントごとに悩む必要が無くなります。

結婚式や会社・学校のイベントを控えている方は、ぜひ参考にして周りと差のつくオケージョンスタイルを作ってみてください♡