世界中から人が訪れる本屋
その本屋は、Livraria Lello(レロ書店)と呼ばれ、ポルトガル第二の都市ポルトにあります。創業は1869年で、現在の場所に移転したのが1906年。とても長い歴史を持つ書店です。
フランスの建築家が手がけたネオゴシック調の建築で、中央の赤い階段が特徴的です。
▲こちらは外から見たレロ書店。チケットを持っていない人が、外から内部の写真を撮ることは禁じられているようです。
▲中へ一歩足を踏み入れるとこの光景!建物は2階建てで、中央の階段を登って2階へ行くことができます。
▲別角度から。“世界一美しい本屋”と評されるのも納得の、圧巻の美しさです。
世界中から観光客が来るので、中はとても混み合っていました。どの時間帯でも同じようなので、これは覚悟が必要です(笑)
▲2階にも本棚が並び、人でごった返しています。ステンドグラスの天井が美しい!
▲書店なので当然ですが、書籍の販売もしています。言語はポルトガル語、英語、フランス語、スペイン語など。残念ながら日本語の書籍はありません。
インテリアとして飾っておきたくなる美しい装丁の本がたくさん♡
▲書店オリジナルグッズも色々ありました。記念に良さそうですね♪
筆者が訪れた時は、星の王子様デザインのノートやトートバッグ、鉛筆などがありました。
注意点など♡
ここからは、ここを訪れる前にみなさんに知っておいて欲しいことを書いていきます!
1:事前のチケット購入が必須
▲入場する際、スマホの画面を見せてスタッフの方にバーコードを読み込んでもらいます。中で書籍を購入する際には、代金からチケット代が値引きされます(ただし、全体的に書籍は割高です)。
チケットはオンラインで、日時指定をして購入します。入場料は8ユーロ(2023年11月現在)。以前は5ユーロだったものが最近値上げしたようです。
現在当日券の販売はないので必ず事前に購入を済ませておいてください。なお、直前だと希望の日時が売り切れていることもあるのでお早めに!
2:チケットを持っていても並ぶ
日時を指定してチケットを買っているにも関わらず、入場には待ち時間が発生します。おそらく中が過密状態にならないよう、スタッフの方が入場をコントロールしている為と思われます。
筆者は一番早い朝9時入場のチケットでしたが、時間通りに到着するとすでに100メートル越えの列ができていました…!時間より少し早めに行くと良いかもしれませんね。
3:秋冬は傘が必須
これは本屋と直接関係がないのですが…秋冬のポルトガルはものすごく天気が不安定です。突然大雨が降ったかと思えば2〜3分で止んだり…外で待つ間にも天気がコロコロ変わったので、折り畳み傘は必須です!
4:ハリポタは無関係!?
ハリー・ポッターの著者ローリング氏が、執筆期間中ポルトに2年ほど住んでいたということもあり、「作品の世界観に影響を与えた」と言われていますが、当人はこれを否定しています。初めて訪れたのは作品を書いた後なんだそう。
でも、美しい本屋であることには変わりないので、訪れる価値は十分ありそう!
筆者もそう思います。8ユーロ(約1300円)を高いと感じるか相応しいと感じるかは、人それぞれかなと。個人的には、一度訪れる価値のある場所だと思います!
まとめ
唯一無二の建築で世界中の人々を魅了する、美しい書店をご紹介しました。もしポルトガルに旅行する機会があれば、ぜひ訪れてみてくださいね♪