【2024春夏トレンド】押さえておくべき「10のファッションキーワード」を徹底解説!

2024年春夏は、昨年からムーブメントとなっている”クワイエット・ラグジュアリー”の継続、そしてさらに実用性を求めたスタイルが多く提案されるシーズンに。これからの春夏シーズンは、どんな気分で何が流行する?

知っておけば、間違い無く今シーズンのファッションが盛り上がる、カラー・アイテム・コーディネートをご紹介!

アメリカにあるパントン・カラー・インスティテュート社が発表した2024年のトレンドカラーは、ピーチとオレンジの中間色である『ピーチファズ』と春らしい『ペールブルー』ですが、日本流行色協会が発表した24年のトレンドカラーは、“ハロー! ブルー(Hello! Blue)”

2024年とくに日本では、平和や水、地球などのイメージをほうふつとさせる、爽やかで涼しげな『ブルー』を中心にファッションが展開されていく予感。

ランウェイでは、春らしい爽やかなペールトーンが登場。中でも今季のマストトレンドと言っても過言ではないのが、「ペールブルー」。冷静さや知性、清らかさなどが持ち味のブルーはペールトーンで優しさを表現するのが今季の正解です。

ピーチとオレンジの中間色である「ピーチファズ」は穏やかさやあたたかさ、ポジティブさを帯びた淡くやわらかいトーン。日本人には肌馴染みの良い、着こなしにも取り入れやすいカラーです。ピンクが苦手な人でも甘くなりすぎず、大人のかわいらしさが演出できます。

ペールブルーとピーチファズに続いて存在感を見せたのが、アイボリーや象牙色、ピンクベージュなどの「ベージュトーン」。優しさの中にもエレガントな雰囲気があり、シック&ミニマルなスタイルにも最適なベージュは、今季外せないカラーになりそう。さらに今シーズンは、ワントーンなスタイルに注目です。

2024年春夏は、世界的なサスティナブルの動きに合わせて、天然素材や再生素材を使用した、ナチュラルでリラクシーなテイストに注目が高まっています。また昨年に続き、レトロな雰囲気のものやロマンティックなアイテムも継続です。

もはやトレンドを超えて、春夏の鉄板として登場する「シアーアイテム」ですが、その軽やかでセンシュアルな装いは、今季さらにトレンドとして加速する予感。また、着こなしのポイントとしては、今シーズンは、ワントーンにまとめることでより洗練された装いが完成しそう。

今季も昨年に継続して、スポーツMIXスタイルがトレンドイン。それに則って、スウェットも引き続き注目しておくべきアイテムなのは明らか。秋冬シーズンから大流行しているスウェットのセットアップに、ジャケットなどフォーマルなアイテムやスウェットのハーフパンツにフェミニンなブラウスなどど合わせて、粋なデイリースタイルを楽しんで!

昨年ジワジワと注目を高めていた「フリンジ」が、ついに今季トレンドとして本格的に浮上! 今季は、バッグやスカートワンピースなどフリンジディテールが主役となるスタイルが増えそう。いつものスタイルをよりフォトジェニックに見せる起爆剤として取り入れたい。

昨今のY2Kブームが後押しして、ここ数シーズンは「ローライズボトムス」がトレンドを制していますが、今季はフレアシルエットやダメージ加工付きのものなど、2000年代スタイルよりもさらにシンプルで洗練されたムードにシフトする予感。

今シーズンのコーディネートキーワードは『90年代ミニマル』『スポーツミックス』『ナチュラル』。昨シーズンに引き続き、レトロでスポーティーな雰囲気は残しつつも、今シーズンからはヌーディーなアイテムや、リゾートテイストなどナチュラルな着こなしのエッセンスが新たに加えられています。

シンプルなリブニットや光沢のあるボトムスなど、服そのものの美しさを見せるため、ジュエリーなどの装飾を削ぎ落として、服の「ミニマルさ」を強調したスタイルが今季の着こなしのトレンド。昨年からのラグジュアリークワイエットよりもさらにシンプルさを追求したスタイルが今季の旬な装いです。

また、「90年代」に流行したカプリパンツやローライズなアイテムでエフォートレスなムードを纏うのがおすすめ。

今季は、アクティブでトムボーイな「スポーツミックススタイル」がヒットする予感。昨年からミニマルな着こなしが流行した、その反動のような遊び心あふれるデザインやカラーものにも注目していきたいところ。

ベージュトーンなど自然界のアーストーンがトレンドカラーに入った今シーズン、やはり注目すべきは、ブラウンやベージュなど、素肌と溶け合うようなカラーを全身で着こなす「ナチュラル」なスタイル。

そこには、ムーディーなアイテムや自然由来のコットンやウールなども取り込まれ、ワントーンスタイルに素材で変化をつける着こなしが注目されているようです。

2024年春夏のトレンドはしっかり予習できましたか? 今のうちにトレンドを把握して、次シーズンのファッションも思いっきり楽しみましょう!