結婚式お呼ばれバッグのマナー徹底解説!【OK・NG実例集】失敗しない選び方

結婚式にお呼ばれされたときは、まず基本的なマナーをしっかり押さえておくことが必要。はじめに、結婚式バッグの知っておきたい3つのルールを解説していきます。

結婚式などフォーマルの式典では、バッグをアクセサリーとして捉えるようにしましょう。サイズはなるべくコンパクトに、クラッチバッグやチェーンバッグでバランスよく持てるサイズ感がおすすめです。実用性は二の次ですが、必要最低限のリップやスマホ、カードケースなどが入れられるかが使いやすさを左右するカギとなります。

基本的には、椅子の背もたれに置いて邪魔にならないサイズ感がルール。しかし、最近ではクロークで荷物を預かってくれる式典も多いので、サブバッグは主流になりつつあります。祝儀を入れる袱紗(ふくさ)やメイクポーチなどをまとめられると便利ですよね♡

晴れの舞台となる大切な人の結婚式では、上質で光沢感のあるシルクやサテン、レース刺繍のバッグがおすすめ。華やかなパールやビジューを施したデザインやビーズバッグなども相性抜群です。

一方で、NGとされているのが、動物の殺傷を連想させるようなアニマル柄やファー。また、ナイロン系やキャンバス生地などのカジュアルな素材もTPOに合っていないので避けた方がいいでしょう。

結婚式のお呼ばれシーンでは白がご法度だと言われていますが、バッグはアクセサリーとして捉えられるので白系でも問題ありません。コーデに合わせて華やかな明るい色を選んだほうが、お祝いムードに馴染みます。ブラックを使う場合は、ドレスや靴に明るい色を取り入れ、全体がお葬式のようなシックなコーデにならないように気をつけましょう。

では、ここからは、お呼ばれ結婚式にふさわしいバッグの種類を解説していきます。厳格さや普段使いできるものなど、シーンや用途に合わせて選んでみてください。

かっちりとした厳格な挙式や披露宴に参列するなら、きちんとフォーマルなバッグを選ぶ必要があります。早速おすすめのバッグの種類をご紹介します。

かっちりしていてドレスを品よく格上げしてくれるクラッチバッグ。スクエアなフォルムや上質な素材にこだわるのがポイントです。大きさはサッと片手で持てるコンパクトさが重要。チェーンや取り外し可能なショルダーストラップが付いていると実用的です。

サッと肘に掛けられるハンドルバッグもお呼ばれシーンに最適。かっちりフォーマルにまとめたいなら、ワンハンドル仕様のスクエアフォルムや台形バッグを選びましょう。ツヤのある素材感を選ぶのもポイント。金具やブランドロゴが控えめな方が品がよく悪目立ちもしません。

実用性を兼ねるお呼ばれバッグを探している方におすすめなのが、ショルダーストラップ付のハンドバッグ。結婚式のときはハンドバッグとして、日常では斜め掛けやショルダーバッグとして使えるので幅広いシーンで大活躍します。

かっちりながらもアクセサリーのような華やかさを演出してくれるチェーンバッグ。チェーンストラップが取り外せるタイプや、斜め掛けができるバッグなら結婚式以外にもデイリー使いできて実用的。お呼ばれシーンでは、身頃に収まるよう短めに持っておくと◎

現在サブバッグを活用するのは一般的になってきましたが、取り入れ方には注意が必要。クロークに預けるものですが、カジュアル過ぎるのは不向きなのでサテン系やレース、フリルなどのバッグに。受付を済ませたら、速やかに預けることが大切です。

比較的ルールが緩くなったと言われている結婚式ですが、絶対に気を付けたいポイントだけは押さえておきましょう。ここではマナー違反となる避けるべきバッグを紹介していきます。

意外と持ち物が増えがちなお呼ばれシーンですが、カジュアルなトートバッグやリュック、かごバッグなどは結婚式にふさわしくありません。また、コットンやナイロン、PVC系もラフになりすぎてTPO似合わないので絶対に避けましょう。

結婚式においては、動物の殺傷を想起させるアニマル柄やファー、クロコダイルなどの皮革素材は禁物。たとえフェイクでも雰囲気に合わないので絶対に避けましょう。
また、ファーは「毛が落ちる」ことから縁起が悪いものとされています。そういった点からも、結婚式に参列するときはアニマル素材や柄はタブーです。

結婚式のお呼ばれバッグは、華やかさが重要ですが派手過ぎる柄デザインやコントラストの強すぎる配色は悪目立ちしてしまうのでNG。ビジューやパールなどのモチーフや、ツヤのある素材などで華を出しましょう。

バッグをより上品に見せるため、押さえておきたい着こなし術をご紹介します。

バッグをより上品に見せるためには、着こなしにもいくつかポイントがあります。華やかなカラードレスを着用するなら、バッグはあえてブラックで引き締めると大人っぽい印象に。ヒールも同色で揃えると統一感が出ます。

一方、シックなワンピースなら、バッグをワントーンにまとめるとこなれ感が出ます。差し色としてバッグに明るい色を入れるのもおしゃれ見えしておすすめです。

挙式では、バッグを膝の上に置いておくのが基本。手を添え背筋を伸ばした姿勢で参列しましょう。また、披露宴会場でも膝に置いておいても問題ありませんが、食事が始まれば背もたれと背中の隙間に入れておくと◎すっぽり収まるサイズ感を選びましょう。

最後に、結婚式にお呼ばれしたときによくある質問を一挙にまとめました。

結婚式のお呼ばれシーンでは、ブランドロゴがあるバッグでも問題はなし。しかし、大きめのロゴバックルや大胆なロゴを配したデザインだと、カジュアルに見えてしまうためあまりTPOに合いません。ロゴの入っていないシンプルなデザインをなるべく選ぶ方が無難です。

特に変える必要はありません。結婚式や披露宴にはパーティーバッグが基本ですが、カジュアルになる二次会ではデイリー使いできるバッグでも問題ないです。ただし、キャンバストートやナイロン系などラフすぎると雰囲気を崩してしまうため、きれいめのバッグで参加するようにしましょう。

靴とバッグの色を必ず合わせなければならないというルールはありません。しかし、羽織物・バッグ・靴の色が2つ以上揃っていると全体のバランスが整いやすくコーデを組みやすいです。ドレスの色や華やかさでまとめてみてはいかがでしょうか?

大切な人の結婚式だからこそ、おしゃれをしたいと思う気持ちはありますが、あくまで結婚式の主役は新郎と新婦です。正しいマナーを押さえて上品なお呼ばれコーデを完成させましょう!パーティーバッグは、BUYMAでも数多く展開されているのでぜひチェックしてみてください。