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FRAGRANCE
2026/01/13
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バレンシアガの香りで“前衛”を着る。新作フレグランスが放つ10の個性

クチュールの構造美を香りに転写するため、BALENCIAGA(バレンシアガ)は“理想のボトル”を探し続けた。完成までに要した年月は15年。香りの前衛と10の個性は、いまようやく空気をまとう衣服になった。

INDEX

BALENCIAGAが描く“香りのモード”

BALENCIAGA(バレンシアガ)は、ブランド最初期に誕生した香りLe Dixを現代的に再解釈。さらにGetariaMuscaraNo Commentなど、10種のフレグランスで“前衛のカッティング”を嗅覚化している。構成はシンプルではなく、どこか抽象的で彫刻的。フローラル、ウッディ、ムスクを、直線でも曲線でもなく建築のように積み重ねる香り。そこがBALENCIAGAらしい。

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15年かかったのは“香り”ではない、容器だった

このコレクションの裏には、ブランドが執拗に追い続けたボトルの理想形がある。彫刻のような厚み、ガラスの存在感、手に乗せた時の重心。香水市場の汎用デザインでは成立しない、BALENCIAGAの語彙。その追求が形になるまでに約15年——一つの香りより、一つの器を探す方が時間がかかったブランドという事実が、すでに前衛。

10種の中でも“話題の香り”は?

香水は性別を規定しないユニセックス志向。それぞれに“装いのイメージ”が存在する。

●清潔感で攻めるなら
No Comment:白シャツの延長線。すべてを削ぎ落とした清冽な余韻。

●日常に寄り添わせるなら
Twenty Four Seven:肌感覚のムスクとほのかな甘さ。アクセサリーのように使える。

●深みで勝負するなら
Muscara:インクにも似たダークなムード。夜の静けさを纏う香り。

●創設者へのオマージュ
Cristóbal:ラグジュアリーな重厚感。クラシックな装いに調和。

●海風のニュアンス
Getaria:ミネラルと柑橘。抜け感のあるアーバンムード。

10 fragrances|10種の“ムードと質感”早見

※香調そのものではなく、装いの比喩でまとめ。

Le Dix

クラシックを再縫製。パリの花市場×黒のライン。

No Comment

石鹸と空気。無言で主張する白。

Twenty Four Seven

体温に溶けるムスク。肌ジュエリー。

Muscara

黒インクと影。夜の静謐。

Cristóbal

クリスタバルへの礼。重力をともなう甘さ。

Getaria

潮、柑橘、光。抜け感のショートトリップ。

Por Sombra

曇りガラス。影と湿度のエレガンス。

Flor de Agua

水と草花の揺れ。グリーンのニュアンス。

Sweet Cumbria

ドライフルーツの甘さとウッドの温度。

Patchouli Blond

パチュリの骨格に柔らかい毛羽。ボヘミアンの輪郭。

サイズ&価格

100 mL パルファム(各種)

– 各香り共通で ¥46,090(税込)
– BALENCIAGAの10種の香りすべてがこのサイズで揃う。

200 mL リフィル

¥ 39,050 (税込)

ディスカバリー ボックス

2ml×10 12,430円

レ ディス

10ml×10 56,760円

まとめ

BALENCIAGAの新作フレグランスは、香水というカテゴリーの外側にある。10種の香りは、甘い・辛い・男らしい・女らしいといった既存の軸で語られない。そこにあるのは、空気の造形、佇まいの編集、そして自分の輪郭を決めるムード

香水はボックスに入っていて、プレゼントにもぴったり。ただの香水だけじゃなく、インテリアも格上げしてくれること間違いなしなんです。

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EDITOR / chico

元fashion adviser/現editor&writer&florist
@c_hico_o