新生ボッテガの“中の人”は誰?
現在、BOTTEGA VENETA(ボッテガ・ヴェネタ)のクリエイティブを見ているのは、ルイーズ・トロッター。派手な演出やロゴに頼らず、素材・構造・着たときの佇まいで語る服づくりに定評のあるデザイナーです。今のボッテガが放つ「静かなのに印象に残る」ムードは、まさに彼女の美学そのもの。
どこのブランドにいた人?【年表で整理】
1990年代後半〜
カルバン・クライン
ミニマルデザイン全盛期のチームで経験を積む。
→ 装飾を削ぎ落とした引き算の美学を体得。
2010年代前半
ジバンシィ
ラグジュアリーメゾンでのデザイン経験。
→ クラシックとモダンを共存させる感覚を磨く。
2018年〜2024年
ジョゼフ
(クリエイティブ・ディレクター)
約6年間ブランドを率い、
→ ロゴに頼らない服づくりを確立
→ 素材とカッティングで魅せる“通好みだけど分かりやすい”ブランドへと進化。
2024年末〜
ボッテガ・ヴェネタ
(クリエイティブ・ディレクター就任)
ここが重要なポイント。ルイーズ・トロッターが本格的に手がけるのは、2026年春夏(2026SS)コレクションから。
2025年はあくまで移行期間。世界観や素材選び、シルエットの方向性を整え、2026SSで「ルイーズ・トロッターによる新生ボッテガ」がはっきりと打ち出されます。
以前のボッテガとの違いは?
✔これまで
・ファッション性が前に出る
・分かりやすいアイコン
・“今っぽさ”が主役
✔新生ボッテガ
・ 歴史をリスペクトしつつ現代性を注入
・ 手仕事の大胆表現
・ 実用性と芸術の丁寧な融合
トロッターは静かな語り口でありながら、「動き」とか「躍動感」を感じさせる服やバッグを提示しています。
まとめ|新生ボッテガは「静かな更新」
新生ボッテガは、派手な刷新ではありません。誰がつくっているかを知ることで、今のムードが腑に落ちる——そんな進化です。
2026SSから本格始動したルイーズ・トロッター体制。ボッテガ・ヴェネタは今、長く付き合えるラグジュアリーへと確実に舵を切っています。
次に選ぶバッグや服、その判断基準が少し変わる。それが、いま知っておきたい“新生ボッテガ”です。