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ファッション業界に衝撃が走る!!
去年の終わりから今年にかけて相次ぐ、ハイブランドのデザイナー交代劇。
デザイナーが変わるだけで、ブランド全体のイメージも左右されるほどなのです。
ファッション好きな方は、デザイナーの考えやスタイルに共感してブランドを買っていた人もいるのでは?
まずはここで、今注目すべきブランドのデザイナー交代劇をおさらいしてみましょう♪
【CÉLINE(セリーヌ)】
退任:フィービー・ファイロ
ミニマルで独特な女性らしさに誰もが一度は憧れた、フィービー・ファイロのセリーヌ。
彼女がセリーヌの前にデザイナーを務めていた「Chloé(クロエ)」からのファンもいるのでは?
妊娠を機にクロエを退任したことは話題になりましたが、2010年セリーヌで復活。媚びないフェミニンなスタイルで、私たち女性の憧れアイテムをいくつも生み出しました。
働く女性であり、2児の母親でもあるフィービーは女性の永遠のロールモデルですね♪
その後セリーヌで復活し、媚びないフェミニンなスタイルで、私たち女性の憧れアイテムを生み出しました。
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後任:エディ・スリマン
メンズファッションに新しいスタイルを浸透させ、一世を風靡したエディ・スリマン。
2000年から2007年まで務めたディオールオムでは、スキニージーンズなど細身のシルエットを世界に定着させ、有名デザイナーのカール・ラガーフェルドをも虜にしました。
次にディレクターを務めたサンローランでは、伝統を守りながらロックテイストを効かせ、ブランドファンを圧倒させました。
そんなエディがセリーヌのクリエイティブ・ディレクターへ!
彼が参加することによって、セリーヌもメンズやオートクチュールラインなどを展開する予定。
【Louis Vuitton(ルイ・ヴィトン) メンズ】
退任:キム・ジョーンズ
2011年からルイ・ヴィトンのメンズコレクションを手がけてきたキム・ジョーンズ。
彼は、ラグジュアリーなイメージのルイ・ヴィトンに、ストリートの要素を取り入れ、いくつもヒットアイテムを生み出しました。
最近では、ルイ・ヴィトンとシュプリームのコラボが衝撃的でした。
キャッチーなイメージを作り上げ、ルイ・ヴィトンを身近に感じさせてくれたのは、キムのクリエーションあってのものでした。
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後任:ヴァージル・アブロー
ここ数年、大注目のブランド「Off-white(オフホワイト)」のデザイナーとしても知られるヴァージル・アブロー。
彼の凄さは、建築業界で働きながらYouTubeに投稿していた作品が注目され、カニエ・ウェストから声がかかり、ファッション業界に参加し始めたところ。
デザイナー以外にも多彩な才能をもつ、まさにストリート出身のゲームチェンジャーなのです!
そんな彼が、ルイ・ヴィトンのメンズコレクションで、どんなインパクトを生んでくれるのか楽しみですね♪
【Dior Homme(ディオール オム)】
退任:クリス・ヴァン・アッシュ
ブランドの伝統を守りながらも、スポーツテイストをミックスするなど、いい意味で期待を裏切るクリエーションを見せてくれたクリス・ヴァン・アッシュ。
彼は、かつてエディ・スリマンのアシスタントを務めていました。師匠のエディが作り上げたディオール オムの世界観を、クリスは見事に引き継ぎながら新風を吹き込みました。
クリスチャン・ディオールが生んだ伝説のバージャケットを、メンズ服として作り直し、ストリートキッズたちを新たなディオールファンへと変えていきました。
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後任:キム・ジョーンズ
なんと、ルイ・ヴィトンを退任したキム・ジョーンズが、ディオールオムのデザイナーへ!
学生の頃から、有名デザイナーのジョン・ガリアーノからその才能が注目されていたキム。
最近は、GUとのコラボも話題になりましたね。
勢いが止まらない彼の才能が、ディオールオムでどのように開花するのか目が離せません。
【Berluti(ベルルッティ)】
退任:ハイダー・アッカーマン
ハイダー・アッカーマンは、パリを拠点に活躍するデザイナー。2003年に自身のブランドを立ち上げています。エッジが効いたエレガントなデザインが、世界中から実力を認めれられています。
彼のベルルッティへの参加は、2017年秋冬から2018年秋冬までの3シーズンのみでしたが、 ベルルッティを去った後の活動も目が話せませんね。
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後任:クリス・ヴァン・アッシュ
驚くことに、ディオールオムで伝統とストリートを融合させたクリス・ヴァン・アッシュが、ベルルッティへ!
紳士のための洗練された高級皮製品、というイメージの強いベルルッティに「自分らしいモダンな要素を組み合わせたい」と語るクリス。
ブランドが今後どのように変化していくのか、ドキドキしますね!
【Burberry(バーバリー)】
退任:クリストファー・ベイリー
チーフ・クリエイティブ・オフィサーとして17年間、また2014年からはCEOとしてバーバリーを支えてきたクリストファー・ベイリー。
ついに彼がバーバリーを去ることが決定…!憧れのバーバリーチェックや、定番のトレンチコートは、実はクリストファーがお洒落に復活させたもの。彼は、バーバリーの伝統を尊重しながら、今の若者が共感するブランドへとアップデートしたのです!
クリストファーのおかげで、バーバリーは私たちのワードローブの定番として、欠かせない存在になったのですね。
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後任:リカルド・ティッシ
「GIVENCHY BY RICCARDO TISCI(ジバンシイ・バイ・リカルドティッシ)」で新たなラグジュアリーストリートスタイルを作ったリカルド・ティッシ。
一度見たら忘れられない迫力あるプリントや、独特なレイヤードスタイルが衝撃的でした。
そんな彼が、バーバリーのチーフ・クリエイティブ・オフィサーに!
すでに彼のInstagramでは、”B Classic”と題された2019年春夏プレコレクションの一部を公開しているので、要チェックです。
【GIVENCHY(ジバンシイ)】
退任:リカルド・ティッシ
2016年から12年間クリエイティブ・ディレクターを務めたリカルド・ティッシ。
ジバンシイの創立者であるユベール・ド・ジバンシイが目指したのは、女性の日常における「エレガンス」。その想いを受け継ぎ、独自のストリートテイストを合わせたクリエーションが衝撃的でした。
リカルドのストリートラグジュアリースタイルは、男女問わず世界中のお洒落キッズが虜になりましたね。
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後任:クレア・ワイト・ケラー
「ChIoé(クロエ)」のクリエイティブ・ディレクターを務めていたクレア・ワイト・ケラーが、ジバンシイへ!
彼女は、ジバンシイの初の女性デザイナーということでも話題に。
クロエでは、思わずキュンとくる女の子らしい世界観を作り上げていましたが、次のジバンシイではどうブランドを作り変えていくのでしょうか??
すでに2018年春夏のコレクションから、彼女のクリエーションが見られます♪
ブランドの今後に目が離せない!
去年の終わりから今年の春にかけて、ファッション業界を騒がせたデザイナー交代劇。
ミレニアル世代の台頭に向けて、ハイブランドが変化していく流れはまだまだ止まらないようです。
ブランドとデザイナーの関係を知り、これから変わっていくブランドの様子を追っていくと楽しいですね♪