■ムーブメントとは?
時計を動かす心臓部。車でいうエンジンみたいなもの。
そのムーブメントが何で出来ているかによって時計の選び方が異なってくるんです。
■時計=ムーブメントは「クォーツ式」と「機械式」で出来ている
■ムーブメントは大きく分けてこの2つで構成されていて、一般的に馴染みがあるのは「クォーツ式」(いわゆる電池を使った時計)
『安価で時間に正確性があり、精度も高い』ため多くの方に愛用されているのが特徴です。
■逆に機械式は「手巻き」と「自動巻き」の2パターンに分かれており、電池を要さない為、電池交換の手間が省けられるのが特徴です。
▲電池を要さないって、じゃあ何で出来てるの?
▼機械式は「ゼンマイ(モーター)」を巻くことで時計が稼働する仕組み。
【手巻き】はゼンマイを手で回すことから【手巻き】(一般的に稼働時間は36時間前後)。
【自動巻き】は腕に着けている振動で、自動的にモーターが稼働するので【自動巻き】と言われています。
逆に言うと、置いたままだと時計が止まってしまう仕組みに。
▲じゃあ「クォーツ式」の方が楽だし時間にも正確性が出ていいって事だよね?
▲一見、そう思われそうですが、
実はクォーツ式は電子回路が死んでしまったら、回路を交換する他に修理の方法がなく…。10年ほどで回路が壊れ、修理代や交換費用に数万円はかかるのもザラ。さらに下手をすると修理不能になって帰ってくることも。その為、『クォーツ時計を20年以上使うのはかなり難しい』と言われているんです。
▼しかし、小ぶりな女性用の時計は、どうしてもクォーツ時計が多い為、クォーツタイプを選びがちに。しかし、男性はムーブメント式が多く展開されているので、悩む人が多いとされています。
■永く時計を持ちたい人には「機械式」
■ここまで来たらお察しのいい人は気づいたはず♪
機械式は電池を用いらないので、部品に不備がでない限り一生使えるんです。勿論、日々の使用で部品が擦れ、動かなくなる事もあるので、3~5年に1度『オーバーホール(分解点検修理)』に出すのは必要不可欠ですが、メーカーから部品が無くならない限りずっと使い続ける事ができるのが利点なんです。
▼じゃあモデルチェンジして、メーカーからその備品が無くなったり、最悪ブランドが潰れない限りはちゃんとオーバーホールしてればずっと使えるの??
▼そう!でもここで凄いのが「パテックフィリップ」
唯一パテックは無くなった部品さえも1から作ってくれるからブランドが無くならない限り永遠に持ててしまう。だから「孫へと語り継がれるアイテム」として言われているよ!
▼な、なるほど、、。
奥が深すぎて逆に興味が沸いてくる、、。
■時計って奥が深い!
今日はほんの一部分ですが『ムーブメント』の違いをお伝えしてきました。
せっかく時計を買うならどこのブランドかは勿論、一生モノとして考えているのかどうかでも大分変わってきます。
いい時計ほど金額も上がってくるので難しい部分ではあるけれど、永く使いたいと考えるならそこも多少は頑張りたいところ!全体を見極めた上でチョイスした方が絶対いい買い物が出来るはず♪是非参考にしてみて下さい!