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FRAGRANCE
2022/05/05
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【金粉入りフレグランス】香水愛好家たちを魅了している“Atelier des Ors(アトリエ・デ・ゾー)”とは?

ドバイ発のニッチなフレグランスブランド「Atelier des Ors(アトリエ・デ・ゾー)」。今回は数ある名香のなかから、一押しの香りを4つお届けします。

INDEX

Atelier des Ors (アトリエ・デ・ゾー)

葉巻業界でのキャリアをもつJean-Philippe(ジャン・フィリップ)が2015年にドバイで設立した「Atelier des Ors (アトリエ・デ・ゾー)」は、現在フランスに拠点を移し、多くの香水愛好家たちを魅了している一流フレグランスブランド。

世界各地から集められた最高品質の天然素材を軸に調香された、詩的な旅へと誘われるような芸術的な香りや、液体の中に煌びやかな“金粉”が贅沢に舞うボトルが他にはない大きな特徴です。

ブランドロゴの「タツノオトシゴ」に込められた意味とは ?

時間をかけて一点一点制作されているAtelier des Ors(アトリエ・デ・ゾー)の豪華なボトルのキャップ部分には、ヨーロッパで古来より幸せの象徴として愛されている「タツノオトシゴ」の形をしたブランドロゴが施されています。

フランスでは「タツノオトシゴ」が24金の品質証明としても使用されている他、香りの信号がダイレクトに届く“海馬(記憶を司る人間の脳の一部)”に形が似ていることから、本能的に香りを感じる上でとても重要な器官であるという意味が込められているのだとか。

ここからは、「Atelier des Ors(アトリエ・デ・ゾー)」の“金粉入りフレグランス”を4つピックアップしていきます !

① クール・デ・ザンジュ

ウィーン最大の画家Gustav Klimt(グスタフ・クリムト)によって、1901年に描かれた壁画作品“ベートーヴェン・フリーズ”が着想源になっているこちらのフレグランスは、喜びと輝きに満ちた天使の歌声のようなハーモニーが、香りによって優雅に奏でられています。


使われている香料はこちら

・トップノート | ブラッドオレンジ、ブラックカラント、ペアー
・ハートノート | オレンジフラワー、キャロットシード、オスマンサス
・ベースノート | ハニー、シダーウッド、アンバー

② リュヌ・フェリーヌ

“月の世界”へと誘うこちらのフレグランスは、温もりを感じる魅惑的で甘美な香りが特徴で、ふわふわと宙に浮かんでいるかのような感覚にうっとり。


使われている香料はこちら

・トップノート | シナモン、カルダモン、ピンクペッパー
・ハートノート | シダーウッド、アンバーグリス、スティラックス
・ベースノート | バニラ(タヒチ産)、ペルーバルサム、ムスク

③ ポメロ・リビエラ

紺碧の海のように色鮮やかなボトルカラーが目を引くこちらのフレグランスは、広大なフランスの海を臨むヴィラでの至福のひと時や、閑静な庭園、夏の陽光が反射して宝石を散りばめたように輝く海面を彷彿とさせる香りが漂います。


使われている香料はこちら

・トップノート | グレープフルーツ、ジャスミン、ベルガモット
・ハートノート | オレンジフラワー、ソルトアコード、ローズ
・ベースノート | シダーウッド

④ ブラン・ポリクローム

“万華鏡”が着想源になっているこちらのフレグランスは、光の渦や美しく移り変わる幻想的な色彩を豊かな香りで表現し、まるで催眠術をかけられているかのような感覚に。


使われている香料はこちら

・トップノート | マンダリン、レモン、ルバーブ、ソーラーアコード
・ハートノート | プチグレイン、ジャスミン、フィグリーフ、ラベンダー
・ベースノート | アンブロックス、モス、ムスク

まとめ

ボトルの中でゆらゆらと舞う金粉は星屑のように幻想的で、きっと慌ただしい日常さえも忘れさせてくれるはず。
タイムレスで芸術性の高い「Atelier des Ors(アトリエ・デ・ゾー)」の香りを通して、それぞれのボトルに閉じ込められた物語りや絶景を堪能してみてください !

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EDITOR / NTM

元👉外資系化粧品メーカー美容部員
Make/Skincare/Perfume 海外化粧品マニア ♡
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