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まだ見ぬ“3000年代”をメイクで表現するのが今の気分。
SF映画の世界のような“Y3K(3000年代)”を彷彿とさせるファッションや髪型に注目が集まる今、その波はメイクにも。どこかCGっぽさを感じさせる現実離れした顔立ちを、メイクアップで楽しんでいる方たちが増えていますよね。
“コスプレ感”を避けながら洗練された近未来的なムードを醸し出すためには、これからご紹介するいくつかのポイントを押さえておくべし。ぜひ参考にしてみてください!
# 唇にはメタリックカラーを効かせる
口もとに近未来感を宿すなら、エッジの効いたメタリックな仕上がりはマスト。このように唇を主役にしたいときには、目もとや頬のメイクアップはあえて目立たせずに“引き算”しておきましょう。
HOW TO
① 唇の周りにコンシーラーをなじませ、赤みやくすみを取り払う。
② リップライナーでしっかり唇の輪郭を描いてから、全体にお好みのリップを塗布。
③ 唇中央のみにグリッター入りのリップグロスや、シルバーのグリッターパウダー(アイシャドウでもOK)を乗せて3D感を出す。
# 偏光パールでバーチャルな肌質を演出
180°どの角度から見ても未来感のある肌を演出するなら、多次元的に光り輝くパールピグメントを高配合したハイライターにお任せ。ベースメイクはあえて顔全体の血色感を消しておくことで、無機質なムードを際立たせることができます。
HOW TO
① グリーンコンシーラーなどを用いて、顔全体の赤みを飛ばす。
② ファンデーションで肌悩みを念入りにカバーする。
③ 偏光パールが効いたハイライターを、大きめのフェイスブラシで軽く顔全体に広げる。
中国生まれの人気コスメブランドKALEIDOS(カレイドス)が手掛ける、偏光パール入りのハイライトパウダー『The Space Age Highlighter(スペース・エイジ・ハイライター)』が一押し。BUYMAからも入手できますのでぜひチェックしてみてください!
# アイラインは3色以上を繋ぎながら描く
アイメイクで魅せるならブラウンやブラックなどの定番色はあえて避け、高輝度かつ発色豊かなアイライナーを3色以上“繋げる”だけで近未来的な眼差しに大変身。まぶたの窪みに沿うように緩やかなラインを描いたり、目周りをぐるりと囲むように楕円形を描いたりと色使いやアイデア次第で印象をがらりと変えることができます。
HOW TO
① アイシャドウベースを塗布。
② まぶた全体に、ヌーディーなアイシャドウを塗り広げる。
③ アイライナーの色を均等な間隔で変えながら、線を繋ぐように描く。
#眉の存在を消すor逆立てた眉毛に艶めきをオン
眉は顔全体の印象を大きく左右するパーツだからこそ、あえて色を抑えて存在感を消すだけで異次元のようなインパクトを残すことができます。“眉毛がない”ということに抵抗がある方は、眉毛を逆立てるように無色透明のアイブロウジェルを塗布して濡れたような艶めきを添えるだけでもOK。
HOW TO
① 眉毛にパープルのコントロールカラー、その上からコンシーラーを塗り重ねて元の色をかき消す。
② 自眉を上向きにとかすように、ハイトーンなアイブロウマスカラを塗布。
#まつ毛は束感を形成
少女漫画に登場するヒロインのように束感のあるドラマティックなまつ毛を作れば、それだけで一気にバーチャルな目もとに。数mm単位の“部分用つけまつ毛”を活用してみるのもおすすめです。
HOW TO
① ビューラー後のまつ毛上下に、マスカラ下地を塗布。
② ボリュームタイプのマスカラ(ブラックがおすすめ)をまつ毛上下に塗布。
③ マスカラが完全に乾いてしまう前に、隣り合うまつ毛同士をピンセットでくっつけながら束感を作る。
近未来の“3000年代風メイク”をとくとご堪能あれ。
さらに“Y3K(3000年代)”らしいルックを極めるなら、宝石のように煌めくラインストーンを目周りに貼り付けたりカラーコンタクトを装着してみるのも◯。まだ誰も目にしたことがない遠い未来に思いを馳せながら、ファンタジックなメイクアップを満喫してみてください。