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2026/09/27
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FENDI「バゲット 26424」が復刻! 名品の変化と2026秋冬新作を深掘り

1997年の誕生から約30年。FENDI(フェンディ)の名品「バゲット」が、初代のモデルナンバーを冠した「バゲット 26424」として再び姿を現しました。復刻にとどまらない、その変化を深掘りします。

INDEX

「26424」ってどういう意味?

「26424」は、バッグのサイズや誕生年ではなく、1997年に登場した初代バゲットに割り当てられていたモデルナンバー。

この番号と初期のシルエットをもとに、マリア・グラツィア・キウリが2026-27年秋冬コレクションで再解釈したのが、今回の「バゲット 26424」です。

歴代バゲットをまとめたシリーズ名ではなく、初代の姿へ立ち返るための特別な番号と考えると分かりやすいでしょう。

【FENDI】「バゲット 26424」 一覧

バゲットはなぜ名品になった?

バゲットをデザインしたのは、シルヴィア・フェンディ。フランスパンのように脇の下へ抱えて持つ姿から「バゲット」と名づけられ、1997年に発表されました。

すっきりとしたミニマルなバッグが主流だった時代に、鮮やかな色やスパンコール、ビーズ、刺繍をまとって登場。バッグを単なる実用品ではなく、持つ人の個性を映し出すファッションピースへと変えていきます。

その後『セックス・アンド・ザ・シティ』でキャリー・ブラッドショーが愛用し、世界的なアイコンに。ひとつの完成形を守り続けるのではなく、素材や装飾を変えながら進化してきたことも、バゲットが世代を超えて愛される理由です。

なぜ今、初代へ戻った?

今回のリエディションを手がけたマリア・グラツィア・キウリは、1989年から約10年間FENDI(フェンディ)に在籍し、アクセサリーデザインチームの一員としてバゲットの開発に携わった人物です。

2025年にFENDIのチーフ・クリエイティブ・オフィサーへ就任し、FENDIでの初コレクションとなる2026-27年秋冬で、原点ともいえるバゲットに改めて向き合いました。

バゲットが生まれた時代を知るデザイナーが、約30年後の暮らしや身体に合わせて作り直した。そこに、今回のリエディションならではの意味があります。

以前のバゲットとの違いは?

①薄く横長なフォルム

バゲット 26424のサイズは、約幅26×高さ14×奥行き4cm。

現行のスタンダードなバゲットが約幅27×高さ15×奥行き6cmなので、26424はマチが薄く、より横長な印象です。

身体のラインへ自然に沿う柔らかな構造もポイント。近年のバゲットより、脇の下へぴたりと収まる初期型らしい姿が強調されています。

②持ち方は現代的に

初期のバゲットは、短いワンハンドルを肩に掛ける持ち方が基本でした。

新しい26424は、調節・取り外し可能なハンドルとショルダーストラップを装備。肩掛けだけでなく、ハンドバッグやクロスボディとしても使えます。

見た目は1997年のムードへ戻りながら、持ち方の自由度は現代的に進化しています。

③ヴィンテージ感をプラス

バッグの中央には、アイコニックなFFバックルを配置。レザーモデルにはヴィンテージシルバー仕上げを取り入れ、長く使い込まれたバッグのような風合いを加えています。

「Fendi 1925-26424」のステンシルプリントや「Re Edition」の刻印など、メゾンの歴史を隠さず、デザインの一部として見せている点も特徴です。

違いをまとめると・・・

✔初代のモデルナンバー「26424」を復活
✔約幅26×高さ14×奥行き4cmの薄型フォルム
✔身体に沿いやすい柔らかな構造
✔調節・取り外し可能な2種類のストラップ
✔ヴィンテージ調のレザーやメタルパーツ
✔「Re Edition」の刻印や専用タグ
✔アーカイブ柄を高度な職人技で再構築

2026年秋冬新作をチェック☑

ブラック クラックルレザー

ひび割れたような表情のブラックカーフレザーを使用。ヴィンテージバッグのような味わいがあり、26424の薄く横長なフォルムを普段の装いに取り入れやすいモデルです。

バンチャンは、ボリュームのあるファーにブラックの26424を肩掛け。質感の異なる黒を重ねることで、バッグのクラックル加工とシルバーのFFバックルを際立たせています。

価格:484,000円
カラー:ブラック
サイズ:約幅26×高さ14×奥行き4cm
重さ:約0.38kg
素材:カーフレザー
製品番号:8BR850B14MF0QA1
イタリア製

ブラック クラックルレザー 一覧

FFズッカ ジャカード

FENDIを象徴するFFズッカ柄を、ブラウンのジャカードファブリックで表現。1997年のオリジナルを思わせるクラシカルな佇まいに、エボニーブラックのレザーを組み合わせています。「26424」の原点と現在をつなぐような、リエディションらしさが伝わる一型です。

価格:435,600円
カラー:ブラウン
素材:コットン、カーフレザー
サイズ:幅26×高さ14×奥行き4cm
重さ:0.38kg
仕様:取り外し・調節可能なハンドル&ショルダーストラップ、マグネット開閉、内側ジップポケット
品番:8BR850B17AF14YN
生産国:イタリア

FFズッカ ジャカード 一覧

ジャガープリント

ジャガープリントを施したポニー風カーフレザーに、花のモチーフをハンド刺繍。ワイルドな柄と繊細なクラフツマンシップを一度に楽しめる、存在感のあるデザインです。

価格:685,300円
サイズ:幅26×高さ14×奥行き4cm
重さ:0.44kg
品番:8BR850B1ETF1XG4

ブラック ステンシルプリント

ヴィンテージ風のブラックカーフレザーに、「Fendi 1925-26424」の文字を熱転写したモデル。

初代のモデルナンバーをあえてバッグの表面に見せた、2026年秋冬の再始動を象徴するデザインです。

価格:507,100円
カラー:ブラック
サイズ:約幅26×高さ14×奥行き4cm
重さ:約0.4kg
素材:カーフレザー
内側:コットン
製品番号:8BR850B1FYF1XQ2
イタリア製

ブラック ステンシルプリント 一覧

ライトブルーデニム

ウォッシュ感のあるライトブルーデニムに、カラフルな刺繍をプラス。コンパクトな「26424」のシルエットが、デニム素材によって軽やかでカジュアルな表情に仕上がっています。

価格:435,600円
サイズ:約幅26×高さ14×奥行き4cm
重さ : 0.4 kg
ショルダーストラップの高さ : 46 cm
品番:8BR850B14YF1XFF

注目のリエディション

マルチカラービーズ

33,800個のマルチカラービーズを、96時間以上かけて手刺繍。

レッドを基調にブルーやグリーンを重ね、バッグの下部には揺れるビーズをあしらっています。ライトフューシャのストラップまで色彩をつなげた、26424の自由な装飾性を象徴するモデルです。

サイズ:約幅26×高さ14×奥行き4cm
製品番号:8BR850B151F1XFJ

ブラック ミラー刺繍

39,500個のビーズと475枚のミラーを使い、138時間以上をかけて制作。

黒一色の中に異なる輝きと質感を重ね、バッグというよりオートクチュール作品のような存在感に仕上げています。

サイズ:約幅26×高さ14×奥行き4cm
製品番号:8BR850B14TF0GXN

タイガーモチーフのRe Edition

ナチュラルカラーのラフィアの織り地に、22,600個ものビーズを手作業で刺繍。ブラックとレッドを基調としたタイガーを描くために、70時間以上を費やしたクラフツマンシップの結晶です。ダークレッドのテグーリザードレザーが、力強いモチーフに艶やかな品格を添えています。


カラー:マルチカラー
素材:シルク、ガラスビーズ、ビスコース、イグアナレザー、リネン
サイズ:幅26×高さ14×奥行き4cm
重さ:0.5kg
仕様:取り外し・調節可能なハンドル&ショルダーストラップ、マグネット開閉、内側ジップポケット、Re Editionレザーパッチ
品番:8BR850B14XF1XFH
生産国:イタリア

名品は原点から進化する

「バゲット 26424」が取り戻したのは、懐かしい見た目だけではありません。身体のすぐそばで持つサイズ感、自由な素材使い、バッグに個性を託す楽しさ。そこには、1997年のバゲットを特別な存在にした精神が息づいています。

過去を忠実に再現するのではなく、今の感覚で持てるように整え直す。約30年を経たからこそ見えてくる、名品の新しい輪郭に注目です。

【FENDI】「バゲット 26424」 一覧

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EDITOR / chico

元fashion adviser/現editor&writer&florist
@c_hico_o