「射手座のパワーが運命を動かす。大転換の時」
2019年下半期がいよいよやってきました。今年は上半期・下半期ではっきりカラーが別れる年。4月頃から木星・土星の逆行により、試練の多い星回りだった上半期は、どちらかといえばトラブルが多く、物事がすんなりと進展しにくい環境でした。新しい道が見えたかと思えば遠ざかり、次々道を閉ざすように問題が現れる「問題解決と努力」の時期でした。そして、上半期の間に蓄積されたストレスが「急上昇・急下降」という特性のある射手座のパワーによってダイナミックに解き放たれるのが、この2019年下半期。
射手座は読んで字のごとく、弓と矢のような特性を持っています。言うなれば上半期は「矢が弓の限界ギリギリまで引っぱられていた状況」そして下半期(特に年末)は「パワーを蓄えた矢が放たれるというタイミング」なのです。そんな2019年下半期は、社会的にも、個人的にも大転換を体験することになるでしょう。大転換の気配は8月頃から現れ、11月以降およそ1年間、みなさんの世界に強力に影響を与えます。射手座は急激な変化を司る星座であり、宇宙を目指すロケットのように、未体験ゾーンへあなたを連れて行ってくれるでしょう。
また、射手座に木星と土星が同室するというタイミングは、実におよそ120年ぶり。さらに、クリスマスには射手座に7つの惑星が集合し、同時に日食が起こるという「またとないスペシャルなタイミング」がやってきます。この一生一度のレアな時期に、射手座があなたにプレゼントしてくれる変化はどんなものなのか、早速2019年の下半期を読み解いていきましょう。
2019年下半期始めの月である7月は、ストレスのピークだった6月23日頃を過ぎたばかり。土星・木星は動きが遅いので、試練を与える星回りはしばらく続き、大きな変化は感じにくい状態からスタートします。前に進むきっかけは、木星がそれまでの逆行を終えて順行に戻る8月11日頃、同じく土星が逆行を終える9月18日頃に訪れるでしょう。この時期を境に次第に重苦しい気配は消え、幸運の惑星である木星が射手座の方へ移動することで、ポジティブな雰囲気が徐々に強まっていきます。
11月5日に木星が射手座の場所に移動し終えると、今年の終わりから来年半ばまで強力に牽引する射手座パワーのスイッチがオンに。このタイミングで重要な変化が全ての星座にやってくるでしょう。さらに先ほども触れましたが、クリスマスには射手座で部分日食が起こります。上半期の重苦しいムードとは全く違った雰囲気で、今年は締めくくられるでしょう。