Photo by:unsplash.com
INTERIOR
2019/10/07
3531 VIEWS

可愛くて使い道いろいろ!モロッカンクッション「プフ」のある癒しのインテリア

お部屋の床にちょっとしたアクセントが欲しい方や、お部屋にエスニックなアイテムを取り入れてみたい方におすすめなのが「プフ」。モロッコ発祥のころんとしたクッションで、使い方もとっても豊富。どんな使い方ができるのか、素敵なインテリア事例とともにご紹介します♪

INDEX

そもそも「プフ」とは?

プフ(pouf)は、モロッコ発祥とされる円形のクッション。丸く分厚い座布団のような見た目が特徴で、伝統的なものだと山羊皮で作られたものが多いです。近年ではいろいろな国や地域で人気の定番インテリアアイテムとなっており、山羊皮だけでなくニットやコットンなどさまざまな素材でできたものが続々リリースされています。

たとえば、こちらはベロアでできた高級感のあるプフ。日本では中綿が入ったクッションタイプのものが販売されていることがほとんどですが、モロッコではカバーのみ購入して中にタオルや衣類などを収納する…といった使い方もメジャーです。

こちらのように、通気性が確保できるコットンや麻でできたものも、じめじめしやすい日本の気候でも使いやすそうですね。円形に限らず、角置きしやすい四角タイプも人気が高いです。ニュートラルカラーのものなら、和室にもマッチさせやすくなりますね♪

プフの選び方

いろいろな素材でできているプフですが、用途によって選び方を変えてみるのもおすすめ。


たとえば、
・チェアとして使いたい…丈夫な山羊革がおすすめ
・ちょっとした収納に使いたい…革のにおいがつきにくいコットン・合皮・合成繊維製がおすすめ
・リラックスタイムのクッションとして使いたい…柔らかなニットやコットン製がおすすめ
と、用途と素材のバランスを考えて選んでみましょう♪

もちろん、インテリアテイストに応じた素材・デザインで選ぶのもあり!

北欧系ならニット系やファー素材のもの、エスニックインテリアやフォークロア風ならオーセンティックなモロッコの山羊革製…など、好みに応じて選んでみてくださいね。

こんなに使える!プフのおすすめの使い方

プフは、カラーやデザイン、素材だけでなく、用途もとっても豊富!なかでも、日本の家庭でも使いやすいおすすめの使い方をご紹介します♪

ソファのオットマンとして

もっとも取り入れやすいのは、ソファのオットマンとしてプフを取り入れる方法。なるべく、ソファの座面と同じくらいか少し低いくらいくらいの高さのものを選ぶと足を楽に休ませやすくなります。

板を乗せてサイドテーブルに

また、大きなサイズのプフは、ソファやベッドサイドのサイドテーブルとして活用することも可能。丸すぎる場合は、上からプフ直径サイズに合う板を乗せればサイドテーブルとして機能させることもできます。

2つ以上並べるとリビングテーブルに

ソファの座面高と同じくらいの高さの四角いプフがあれば、リビングテーブルとして活用させることも可能。こちらのように、L字型の大型ソファなら、2つプフがあればどこからでもテーブルに手が伸ばせますね。

プフをテーブルとして活用すれば、小さなお子様が頭などをぶつけて怪我してしまうこともありません。

チェアとして

クッションチェアとして使うのも良いですね。特に、チェアなどを置かないロースタイルのお部屋にはぴったりです。いくつか置いてリラックス感満点の空間を作るのもおすすめ♪

小さめのお部屋にお住いの場合、一人がけソファの代わりに大きめプフとクッションを置いて自分専用のくつろぎスペースを作るのも素敵ですね。

小さいものがあれば、子供専用スツールとして活用するのもgood!

収納ケースとして

冒頭でご紹介した使い方で、主にクッションとしてではなくプフのカバーを収納ケースとして使う方法です。ファスナーで開閉できるものなら、こちらのように散らばりがちな子供のおもちゃや当分使わない季節の衣類などを入れて簡単に保管できますね。ものを詰めたあとのプフは、まとめてインテリアとしてお部屋のディスプレイに使うこともできますよ。

プフがある素敵な空間

ここからは、プフをおしゃれに活用しているお部屋をみていきましょう♪

オーセンティックなモロッコの山羊革プフを置いたインテリア。ホワイト中心の空間にどっしりと存在感があるブラウンのプフは大人のラスティックインテリアの邪魔をせず、むしろ空間を美しく引き立ててくれていますね。

同じブラウンのレザープフでも、光沢を抑えたものを活用すれば、空間を大人っぽく演出してくれます。先ほどのブラウンレザープフは空間のアクセントとして活用していましたが、こちらは空間カラーに寄せて自然な印象に。

少しフォークロアな印象をお部屋に与えるなら、こちらのようなパッチワーク生地のプフを使うと空間の素敵なアクセントに。一見ごちゃついた印象に見えますが、インテリアアイテム全体のカラートーンが統一されているので、彩りが自然にプラスされたような空間になっています。

モダンインテリアに合わせるなら、カーペットなどの面積広めのファブリックカラーに溶け込めるようなカラーのものを選ぶと良いでしょう。こちらのように、カーペットと同じような質感・カラーのものを選んでおけば、お部屋のモダンさが邪魔されません。

全体をくすみパステルカラーとリネン素材でまとめた大人のナチュラル空間。色選びに悩んだら、カウチのクッションのカラーから選ぶと失敗しません。

配色も素材感も統一したバスケットと四角いプフ。ベッドサイドを美しくナチュラルに演出してくれていますね。ベッドサイドにこういったスペースがあれば、帰宅後の衣類や明日も使う予定の小物などをしっかり管理できそう。

あえて、空間のポイントカラー(小物にあしらっているターコイズカラー)と真逆カラーのプフ(オレンジのレザープフ)を取り入れてお部屋にメリハリをつけるのもアリ!カラーは逆でも、質感は他の小物と同じようなものを使っておくとプフだけ空間から浮いてしまう事態を防ぎつつ、お部屋のおしゃれ度をアップさせることができますよ。

色も形も豊富なプフでお部屋をちょっとおしゃれ&便利に♪

使い方自由自在なエキゾチッククッション・プフの魅力やおすすめの使い方を事例と一緒にご紹介してきました。デザインやカラー、素材、サイズも豊富なので、あらゆるインテリアに活用するだけでなく、ギフトにもぴったりですね。ころんとした肉厚のクッションは、お部屋に一つあるだけでも空間をよりおしゃれに見せてくれますよ♪リラックスタイムに使う、家具として活用するなど、多彩な使い方ができるので、ぜひ日々の暮らしに取り入れてみてはいかがでしょうか。

BUYMAでオットマンを人気順に見てみる

あなたにオススメの記事はこちら!

EDITOR / モチヅキ アヤノ

元セレクトショップスタッフ・家具会社商品企画担当の美容・旅ブロガー/ライター。仕事や趣味の旅で海外文化に触れることが多く、北欧や東南アジアによく出没してます。海外の雑貨屋さん巡りやコスメ探し、ストリートファッションチェックが大好き。Blog: http://simple-rich.com/