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イタリアの"伊達男"の正解。
Giampaolo Alliata
ジアンパオロ・アリアータ
完璧に仕立てられたダブルブレストのスーツと、さわやかなシャツに身を包み「粋なイタリア人」を地でいくジアンパオロ(もうすぐ還暦♡)。
服飾の道を40年以上も歩んできた彼は、名バイヤーとしてドルチェ&ガッバーナ、アルマーニ、ラルフローレンとも仕事をしてきたベテラン業界人。現在ではAl-Bazarのセールスマネージャーを務め、まだまだ現役で活躍中です。
哲学のあるスーツの着こなし
どんなエレガントな服も、等身大で着こなすジャン。
正統なイタリアンスタイルの色気を最大限に引き出す天才。しかし、ゆとりのあるボックスシルエットやチェック柄を上手く使うスタイルは、どこかアメリカントラッドな印象も。世界中でファッションの仕事をしてきたジャンならではのオリジナルスタイルが確立されているんです。
カジュアルも色っぽく!
休日のカジュアルスタイルも彼流のこだわりが。ミリタリー風のジャケットにブルーデニムを合わせ、男らしくも清潔感たっぷりに。そこにお気に入りのターコイズのアクセサリー、真っ白なレザースニーカーといった彼らしいエッセンスを加え、品と色気を表現しています。
笑顔がチャーミング♡
渋~い顔をしたあとに、急におどけてみせちゃう。このギャップがたまりません♡
なぜあなたにとって衣服の品質はそれほど重要なのですか?という記者の質問に対し、「服だけじゃないよ。美味しい食事と、いい人間関係、あとは夜の営みも品質が大事だよね(笑)」とユーモアたっぷりに返すジャン。茶目っ気のある人柄が伺えますよね。
大人のカッコよさとは、余裕と深み。
Eric Rutherford
エリック・ラザフォールド
オールバックのシルバーヘアと、包容力たっぷりの笑顔がセクシーなエリック。元モデルとだけあって、ビシッと決めたスーツから、リラックス感のあるスウェットまでどんな服でも着こなす才能の持ち主です。
11歳から演劇を学び10代でモデル業界入りした彼は、ギャップからグッチまで幅広いブランドと仕事をこなし、最近では俳優やコメンテーター、イベントプランナーとしてバリバリ活躍の場を広げています。
カッコつけ過ぎない、が合言葉
社会的な成功を得ながら、気取った感じが無いのが好印象。インスタでは、変顔ショットや写りの悪いショットも惜しげもなく見せてくれます。それどこで買った?な服も着ている時が多く、このほんのり脱力した感じが、相当の手練れだな…と思う所以でしょう。
程よいリラックス感が魅力
ピンクはオジさまにとって最難関の色のひとつ。あえて肩肘はらず、カジュアルなネイビーのパンツと合わせることでまろやかにまとめています。ベージュフレームのメガネで、更に柔和な印象に。あるものを適当に着たけど、おしゃれになった。な感じがニクイ。
家着や在宅勤務コーデの正解として、参考になる例がたくさん!
スタイルを貫くNYのファッションギーク
Bruce Pask
ブルース・パスク
マンハッタンの老舗百貨店バーグドルフ・グッドマンのメンズディレクターであり、スタイリストやGQマガジンの編集者など、ファッション業界で長年活躍してきたブルース。メンズウェアを語らせたら右に出るものはいないほどの重鎮です。
モテたいとか、他と差を付けたいとか、そんな欲望は抜きにして、「オジさんであることを全力で自由に楽しむ」そんなスタイルを貫くイケオジといえばこの人!
お気に入りの服をユニフォームに
日本人にも真似できそうなちょっとルーズなシルエットが得意。
名高い一流ブランドと仕事をしたり、ショーにも頻繁に顔を見せるブルース。服のことを知り尽くしている彼が行き着いたのが、使い古したコンバースとデニムジャケットという…そこにヒストリーを感じずにはいられません。堅苦しいロジックは抜きに、気に入ったものを着るというスタイルは憧れますよね。
すべての男が憧れる休日スタイル
その服、去年のインスタにも載ってた!と気づくことがしばしば。服を流行に合わせて取っ替え引っ替えするのではなく、自分なりのベーシックを確立しているんですね。こちらのラフなボーターTとキャップも、休日のお父さんと思いきやディテールはとてもおしゃれで、こだわりを感じます。
好きなことに打ち込む大人はやっぱりカッコイイ♡
まとめ
女性も男性も思わず憧れてしまう、ステキなおじさま達を紹介しました。
表面的なオシャレさではなく、今までの生き方そのものをファッションに投影する…それが「イケオジ」の共通点なのかもしれませんね!