INDEX
60年代ファッションをプレイバック♡
東京でも展覧会があったことで、60年代ファッションへの注目が高まってるんだって♡
60年代ファッションとは?
世界的に経済が高度成長を遂げた60年代。それまで、ファッションはオートクチュール(高級注文服)と呼ばれるオーダーメイドが主流であり、一部の富裕層の特権でした。
それに台頭してきたのが、今現在の主流となったプレタポルテ(既製服)。若者たちが好きな服を着て自分らしさを楽しむという新しい文化が形成されたのです。
ミニスカ、ヒッピーファッション、アイビールック…。流行は繰り返されると言われますが、そこで生まれた数々の流行は、現在もなお世界中で親しまれています。
60年代を彩ったアイコンたち
アイコン①ツイッギー♡
ツイッギー(Twiggy)は、英国出身のモデルであり、60年代スウィンギン・ロンドンの顔。その華奢な体型から「ツイッギー(小枝)」との愛称で親しまれました。
デビュー当時、英国人デザイナーのMARY QUANT(マリー・クワント)が発表した膝上丈スカートのモデルに抜擢。世界中でミニスカートブームを巻き起こし、一気にスター街道を駆け上がりました。
アイコン②ジェーン・バーキン♡
イングランド出身のジェーン・バーキン(Jane Birkin) は、英仏にまたがり活躍したマルチアーティスト。そのすらりとした体型でモデルとしても活躍し、フランスの老舗メゾンHERMES(エルメス)の定番バッグ「バーキン」の由来にもなったほど、ファッション界においても絶大な影響を及ぼしました。
60年代から70年代にかけて、幅広く活躍したジェーン・バーキン。飾らず自然体な彼女のファッションは、かごバッグやデニムなど上品でシンプルなものが多く、今なお続く"定番"スタイルを形成したといっても過言ではありません。
おすすめアイテムはコレ!
60年代ファッションを5つのキーワードで振り返る
オートクチュールから既製服が中心となり、一般市民から多様なスタイルが花開いた60年代。レトロで新鮮な60sファッションを今こそ楽しみたい♡
⒈ミニワンピ
Courreges (クレージュ)が発表し、全世界に衝撃を与えたミニルック。膝と腿を大胆に露出したスタイルは、新たなモードを作り出しました。当時ほどポップな色味は難しいけれど、モノトーンならシックに取り入れられるはず。
おすすめアイテムはコレ!
⒉ヒッピーコンセプト
ヒッピーとは、愛や平和、自由に生きるといった思想に基づき1960年代後半に誕生したライフスタイルの一種。その思想はファッションにも波及し、放浪的なボヘミアンスタイル、愛と平和の象徴である花柄など一大トレンドが生み出されました。
おすすめアイテムはコレ!
⒊ベルボトム
ベルボトムもヒッピー文化を象徴する一つのファッションアイテム。このパンツが、自由と反抗の精神を象徴しているのはご存知でしょうか。裾にかけて広がるワイドパンツは、解放を求める気持ちを表しているのです。
おすすめアイテムはコレ!
⒋アイビールック
アイビールックは、1950年代にエリート大学のファッションスタイルとしてアメリカで生まれ、60年代に海を渡り日本で独自の文化として発展。チェック柄やベストなど、キャンパスを歩く学生のようなきっちり綺麗めなトラッドスタイルがメインです。
おすすめアイテムはコレ!
⒌太縁メガネ
オードリー・ヘプバーンなど60年代を彩ったシネマスターや、イギリスの娯楽雑誌『Vanity Fair(ヴァニティ フェア)』の表紙などを飾るモデルがこぞってかけた太縁サングラス。ユニークでアヴァンギャルドなスタイルに欠かせない、この時代が生んだマスターピースです。
おすすめアイテムはコレ!
色褪せない60年代スタイルを今こそ楽しもう
色褪せないスタイルを歴史に刻んだ、60年代ファッション。これを学べば、今あるトレンドがただその年にポッと湧き上がってきたものではないということがわかるはず。21世紀になってもなお輝きを放つ60年代ファッションを、今こそ楽しみませんか?