春夏も使える「ブラウン」!おしゃれな着こなし術とアイテム9選!

茶色・ブラウンは、大地や木などの自然だけでなく、チョコレートやコーヒー、鞄、家具や自分自身の髪色にいたるまで、生活に馴染む色合いとして当たり前に存在する色味。ですから、日常生活において、あえて「これは茶色だな」などと考えることはないと思います。

◇落ち着きがあり温かみを感じさせる
赤や橙に黒を混ぜた深みのあるブラウンは、大地や落葉した森などの自然を想起させ、人々に温もりや居心地の良さを与えます。洋服においても同じで、温かみがありつつ目立ちすぎず全体を穏やかに調和させます。

◇黒に比べてさほど暗い印象を与えない
全てを吸収するブラックは暗く重い印象があり、アウターとして取り入れた際はややもするとお葬式を連想させてしまう場合も。ですがブラウンの場合、明度や彩度が低いながらも暗すぎる印象はありません。

◇モノトーンと相性バッチリ
ブラウンは、誰もが持っているモノトーンの洋服と相性バッチリ。ですが、グレー合わせは顔色が悪く見えてしまう場合もあったりと、ニュートラルカラーとはぶつかることが多いので注意が必要です。

ブラウンは、歳を重ねるごとにその魅力に気づく人が多く、安心感を与えたりシックでリッチな印象に見せてくれたりする色味。ですが、一歩間違うと野暮見えする色でもあるので、取り入れるのにはちょっとしたテクニックが必要。

パステルカラーは苦手だけど、モノトーン以外の色を着たい。そんな時に役立つのがブラウン。落ち着いた色味なので、着ている自分自身も穏やかな気持ちで過ごせるほか、Tシャツなどの上から肩掛けにして使えるので、季節の変わり目にも便利です。

オールブラウンコーデは、テキスタイルで変化をつけるのが鉄則。ケーブル編みニットに光沢のあるサテンのスカートを組み合わせ、ワントーンでも動きのあるエレガントなスタイルを完成させて。

茶色のシャツに爽やかなホワイトのスカートを合わせたこちらのコーディネートは、日差しの強い日にも映えること請け合い。春夏のブラウンは、いかに軽く仕上げるかという点を意識すると良いでしょう。

暗めの色はどうしても顔色が沈んで見えてしまう可能性があります。そこでホワイトと組み合わせることでクリーンな印象に。ブラウンは馴染みが良すぎたりナチュラルな分、明るめのアクセントカラーを挿し色にするのがおすすめです。ボトムはブルージーンズでもOK◎。

明るめのブラウンは、ややプリミティブな雰囲気があります。そんな時は、グレーやオフホワイトなど、爽やかでモダンな色味と掛け合わせるのが正解。黒のボトムと合わせると、春にはふさわしくなく全体が沈んで見えるので注意しましょう。

いつもならモノトーンで仕上げがちなスタイルも、ボトムにブラウンを選べばナチュラルな印象に。くすみ系トップスと合わせるなど、手持ちのニュートラルカラーアイテムと相性が良く柔らかい雰囲気に仕上がります。

ブラウンは、夏の日焼けした肌にピッタリ♡シックにまとめてもいいけれど、2024年はトレンドカラーでもあるビビッドなイエローやグリーンを取り入れて、フレッシュで活き活きとした色合わせを楽しみたい。

ブラウンコーデは麗らかな日差しとはマッチしにくく、「春夏はちょっと気分じゃないかも…」なんていう日もあったりします。そこで、ブラウンをバッグで取り入れると、1年中使いやすくおしゃれでカジュアルなスタイルが楽しめます。

洋服だと重くならないか心配なら、ヘアバンドやベルト、バッグなどの小物で取り入れるなど、ブラウンのポイント使いをおすすめします。海外ファッショニスタのような雰囲気が楽しめて、モノトーンを着る人が多い中で”オシャ目立ち”できちゃう♡

注意ポイント①自分の肌色に合ったブラウンを纏う
一口にブラウンと言っても、オレンジよりのブラウンから濃いめのブラウンまでそのトーンには幅があります。ですので、自分の肌色に合わせて似合う色を選ぶように心がけましょう。

注意ポイント②春夏は暑苦しくならないよう注意
ブラウンといえば、紅葉など秋冬を思わせる色味でもあります。ですので、春夏のブラウンコーデは、季節を履き違えたような印象にならないような注意が必要です。

注意ポイント③白を活用して清潔感を心がける
2024年らしく着こなすには、ブラックとの合わせはなるべく避け、白を合わせて清潔感を心がけましょう。そうすることで、春夏もブラウンコーデが楽しめます。

今回は、2024年のブラウンコーデ術を指南しましたが、いかがでしたか?ぜひワンポイントアドバイスを参考にしていただきながら、大人のブラウンファッションを楽しんでくださいね♪