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そもそも「あざとい」ってどんな意味?!
女性のファッションや言動で最近よく聞く「あざとい」という言葉。今更だけど何それ?という人もいるでしょう。「あざとい」とは広辞苑によると小利口である、思慮が浅い、抜け目がないなどあまり聞こえの良くない説明になっています。
女性は年齢を重ねるごとに自分の可愛いところが気恥ずかしくなって、つい隠してしまいがち。ですが、筆者は女性のファッションやメイクの「あざとさ」に大賛成派です♡というのも、自分の好きな相手に良く見てほしくて計算するなんていじらしくて、余裕のように見せかけて実は頑張って女子を磨いている証拠ではないですか!
「あざと可愛い」に必要な要素って何?
ここで一つ注意したいのが、「あざと可愛い=ぶりっ子」と決めつけないこと!
ぶりっ子は可愛さやか弱さを強調して相手に取り入ることですが、あざと可愛いとは愛らしさ以外に色気もあり、さらに程よく相手の好みや視線を計算して自分を良く見せる、女としての賢さが必要なのです。
私、ついに30代に突入致しました!もうあざと可愛いとかおフェロとか通用しなくなってきた気がするわ…
確かに、年下女子と同じ土俵のファッション・メイクしてたらイタいお姉さんだよ。でもさ、大人には「大人のあざと可愛い要素」を盛り込めばいいんじゃない?
《大人女子のあざと可愛いコーデで押さえたいポイント》
①露出の面積を計算すること
②肌見せだけじゃなくて素材とシルエットで想像を掻き立てる。
③弾けた元気じゃなくて、ほんのりアンニュイであること!
大事なのは、肌見せの場所と面積
歳を重ねてからの過度な露出は、変に色気が出てしまってヘルシーさに欠けます。また、悲しいかな若い時とお肉のつき方が変わるので、妹ちゃん世代と同じ露出方法ではNO!を突きつけられることも…
大人の色気は武器にもなるけど、時には要らんものを釣り上げてしまう!(笑)
そうそう!大人女子にとってあざと可愛いは「特定人物」に向けたものであるのが好ましい!だから露出の面積も出す場所も、出し方も計算しなきゃ投網漁になっちゃうよ。
あざと可愛さが加速するのは「出し惜しみ」ながら見えちゃった時
あざと可愛いを本当に意識するなら計算しましょう。男性は女性の「チラ見え」にドキッとすると言われていますが、確かに据え膳のようにドンと露出されるよりも「あ、見えちゃった」という方がドキッとしませんか?
妹ちゃん世代と差をつけるならここまでしたいところよね。露骨な露出を防ぎつつも女っぽさを出せるアイテムは、シンプルなジャケットやカーディガン、そしてさらにきれいめにするなら大判ストール!
確かに肩から掛けてたのが片方だけ落ちちゃったとか、程よく肩は見せつつも二の腕だけストールで隠してるのは、控えめなのに色気ある…
素材とシルエットでドキッとさせる♡
あざとい=肌見せという固定観念は捨てましょう!意外に女子が取り入れていない、程よい色気ポイントは「シルエット」なんです。
肌見せはしなくても、ライン、シルエットを出すことで「手は出せないけど目を引く子」になることはできるよ!
体のライン…なかなか高度なこと言ってるね(笑)
例えば、サテン系の生地は風が吹いたり、体が傾いたときに肌に密着するよね?そこでボディラインが浮き出るのよ!品はキープしつつ、しっかり計算されたあざとさね。
元気オンリーの女子はお友達で!彼女狙いならアンニュイさを
元気で素直、明るい女子は誰にでも好かれます。ですが、あざと可愛さが欲しい人は誰か特定の人の彼女の座を狙っているのではないでしょうか?良いんです!あざとさはそのためにあるんですから♡
お友達止まりで終わってしまうのは残念ながら「元気が売り」もしくは「オープンすぎる」この2つが原因であることが多いようです!いつもは気さくなのに、ふとした瞬間に気怠そうな、影のあるところを見せると「あ、こんな表情もするんだ」、「なにかあったのかな」と意識に入り込みやすくなります。
ファッションでアンニュイさってどうやって出せば良いのかな?
まず、ボトムスは長めアイテムで"隠す"こと。そして露出するなら背中見せ!さらに髪型はパーマもしくはコテでユル巻きにして、ツヤのあるスタイリング剤で仕上げる。メイクは透明感重視、でもリップやアイシャドウで一点深みを出す。頑張っていないように見えることがコツよ。
ヘアスタイルはショート、ロング関わらずユルっとしたカールやウェーブを作り、オイルやツヤ系ワックスで束感を持たせましょう。
あざと可愛くなりたいなら素材を生かして隙を見せよ!
目を大きく見せたい、肌のそばかすを隠したい、顔を小さく見せて凹凸もつけて…など女子のメイク欲は底がありません。可愛くなりたい、あの人に近づきたいという気持ちがあるからこその努力ですが、あざと可愛さは作り込めば良いものではありません。
童顔な人もいれば大人顔の人もいます。でも、それを無理に造り変えようとするよりも、素材を生かしながら良いところを引き出すメイクをする方が魅力的に見えます。特にあざと可愛さを出したいメイクなら、欠点を隠しすぎず、隙を見せることがポイントです。目指すのは「手に入りそうで手に入らない女子」です!
ところで、ズバリ突っ込むけどメイク完璧だね。隙がない!勿体無い!
待って!褒めてるのけなしてるの、どっちよ?!
どちらかといえば後者。確かにアラサーともなれば隠したい部分が増えるよ?でも、そこを完全にカバーしちゃうと隙がなくて、「匂いのある女」から遠ざかっちゃうよ〜
肌は隠さず発光させるべし!
相当大きなシミやニキビでない限り、厚くファンデを塗ったりコンシーラーで隠すのはNG!肌の体温を感じるベースメイク、ついプニっと頬を突っつきたくツヤがあってふっくらした肌があざと可愛いファッションにぴったりです!
まずはメイク下地で肌を滑らかに均一にしましょう。そして、赤みやくすみなど気になる部分はコントロールカラーでカバーします。コントロールカラーを使用することでコンシーラーを使用しなくても自然に肌色を均一にすることができます。
ファンデーションは額、両頬(小鼻横)の3点に乗せて、指の腹やファンデーションブラシで目尻の内側まで広げます。鼻や顎は指やブラシに残ったものを馴染ませる程度で十分です。広げたらスポンジで軽く押さえるようにして馴染ませます。
チークは粉っぽさを出さないためにクリームやリキッド、スティックタイプがおすすめです。入れるところは黒目から下ろしたラインと小鼻から耳に向かって引いたラインが交わるところを中心にポンと色をひと乗せして、それをスポンジで広げて馴染ませていきます。
リップは女っぽさを演出する最高のアイテム!
肌を作ったあとは気合いを入れるべきアイメイクに注力!という人はちょっと待ってください。確かに目を大きく見せたくてアイメイクを頑張ってしまいがちですが、あざと可愛いメイクではぐっと我慢してください!
ベースメイクの次に注力すべきはリップメイクです。唇がふっくら整っていると手入れが行き届いている印象にも繋がります。また、アイメイクはいつもと同じでもリップの色や質感を変えるだけでガラッとイメチェンできます。
リップの塗り方で注意したいのがベタ塗りをしないこと。マットな質感のものは唇中央に乗せたら、指の腹で外側に向かってぼかしていくとナチュラルな血色の良いふわふわリップメイクが完成します♡
あざと可愛いは女の敵?いいえ、むしろ味方です♡
異性の目を意識してるみたいで「あざとい」という言葉に抵抗感のある人もいるでしょう。ですがそれは、好きな人に好きになってもらうための努力と言い換えることもできます。私なんかが取り入れても…なんて思わず、思い切って女っぽさを引き立たせるアイテムを投入して気になる彼を振り向かせちゃいましょう♡