INDEX
お金を使うとちょっぴり罪悪感を感じる…
お金を使うと「よし、買ったぞ!」というポジティブな気持ちではなく「あ、また出費が重なってしまった…」と罪悪感を感じることはありませんか?その気持ち、もしかしたら支出に対する気持ちを見直すきっかけになるかもしれません。
せっかくお金を使うなら、ポジティブな気持ちで明るく使いたいもの。どうしたら罪悪感を極力なくすことができるのでしょうか?
罪悪感を感じがちなシーン
身の丈に合わないお買い物をした時
ファッションアイテムやコスメアイテムに特に多くありがちな「身の丈に合わないお買い物」。同じ用途のものをすでに持っていても、すぐに他のアイテムや新作に目が移ってしまって買ってしまう…ということもありますよね。
ただし、ブランドファッションアイテムやコスメとなると、一つあたりの単価も高くなりがち。購入して後悔しないか?収支バランスは大丈夫か?と購入前に考えてみましょう。
外食した時
「自宅で何か作れたのに、外食してしまった…」と感じたことがある方も多いのでは?でも、これは誰にでもあることで、あなただけが悩んでいるわけではありません。ストレスを感じた時やとてもとても疲れている時くらいは多めに見てあげても良いのではないでしょうか。
もちろん、使いすぎや1日に何度もカフェやレストランに行くのはやりすぎ。外食費が家計や貯金残高に影響を及ぼしてしまうのはよくありませんね。ご自身で「これくらいの予算感で、これくらいの頻度ならOKとする!」など、決まりを作っておくと良いでしょう。
衝動買いをした時
特にストレスが溜まっている時や疲れている時にやりがちな「衝動買い」。ストレス発散としてついつい色々買ってしまう方も多いのではないでしょうか。衝動買いは、購入した時の気持ちはすっきりしているものの、あとで「あれ、これ何で買ったんだろう?」「可愛いバッグ買ってみたけど、手持ちのアイテムと全然似合わないじゃん…」と余計なストレスを生み出すことも多くあります。
ストレス発散で安易に買ったは良いものの、後々ストレスを生み出す種になってしまっては罪悪感も増大してしまいますよね。
罪悪感をなくす対策&お買い物を楽しむ方法
次に、罪悪感を極力なくし、お買い物をより楽しめる方法をご紹介していきます。
支出はあって当たり前!と考える
極論ですが、生きている以上支出は発生するもの。
多かれ少なかれ支出があっても、生きるために必要なものを買ったなら罪悪感を感じる必要もありません。
引越しやボーナス時期、貯めていたお金で何か買う、など、支出の波があるのも仕方のないこと。どうやりくりするかを考えることで、支出に関係した不安は十分取り除くことができます。
「使うため貯金」を始める
支出のために貯めるお金と、結婚式や住宅購入資金のための貯金は別々にしておきましょう。例えば、毎年どこかに海外旅行している場合は、そのための資金として毎月1万円〜2万円を「使うため貯金」の口座に、結婚式用資金は別の口座に毎月貯金していく、という方法です。
このように、普段の消費のための口座を作っておけば、将来のための口座に手をつけることもなく、お金を使う罪悪感も減るはず。あらかじめ毎月の貯金額を決めておけば「使うため貯金口座」にお金が貯まっていくスピードも加速しますよ。
使うため貯金でずっと貯めてきたもので欲しかったもの・必要なものを買うときの気分は最高です!貯金中にどれが良いか、どの商品が満足度が高そうか吟味する時間もあるため、お買い物の失敗も無くなりますよ。
お給料の何割まで使って良いか決めておく
毎月の食費や通信費、家賃の他、お給料の何割を「好きなものを買う資金」に充てるかを設定してみましょう。その範囲内なら、何を買ってもOK!と決めておけば、楽しく買い物ができますよ。その中で、欲しかったものの購入予定・予算を考えておけば、貯金口座の目減りや借金を気にすることは無くなりますね。
買い物の基準を設定してみる
「これを買ってみたけれど、我慢していたらもっとクオリティの高いあれが買えたはず…」と、買ったもののクオリティや満足度で後悔する方も多いのではないでしょうか。買ってから後悔するなら最初から「買い物の基準」を設定してみませんか?
例えば、迷ったら買わない、用途が複数あるものを買う、洋服は自分のお肌のトーンにあったものでないと買わない、といった基準。この基準を満たすもの以外は買わない!と決めておけば、お金を使う罪悪感や、買った後に「思っていたのと違った」というがっかり感も軽減できます。
「ご褒美出費」の予算を決めておく
自分へのご褒美に何か買う際は、予算をあらかじめ決めておきましょう。あまりにご褒美!と張り切って支出を重ねてしまうと、後々身の丈に合わない買い物をした罪悪感でいっぱいになるかもしれません。1ヶ月に使えるご褒美予算はいくらかを決めておけば、罪悪感を感じることなく、予算内でご褒美を考えるのが楽しくなってきますよ。
「外食OK」タイミングを設定する
外食費がかさんでがっかりしている方には「どのタイミングなら外食OKか」をあらかじめて決めておくことをおすすめします。例えば、とても疲れていて調理〜食器洗いまでこなせなさそうな場合、重要なプロジェクトを成功させたときは外食をご褒美にする!など。これなら、外食も罪悪感なく楽しめるようになるはず。
罪悪感は危機感のサイン。うまく生かして人生をより豊かに
お金を使うとき・使った後の罪悪感を無くし、お買い物をさらに楽しむための工夫方法をご紹介してきました。
罪悪感があるということは、言い換えるとお金と向き合おうとしているサインでもあり、お金に関して「自分は正しい行動をしているかな?」と危機感を感じている表れでもあります。あまり罪悪感や節約に対するすとれすを感じすぎることなく、ほどほどに、そしてポジティブな気持ちでお金に向き合えると良いですね。