髪色変わればメイクも変わる!そのメイク見直しましょ♡
軽やかで華やか、ヘルシーなイメージの明るめカラーは赤リップでもパステルリップでも重くならず馴染みやすくなります。また、グレーなどスモーキーカラーのアイシャドウも決して暗くなりません。
ですが、その色をそのまま暗髪〜黒髪に取り入れたらどうでしょうか。髪色が落ち着いているぶん、リップの色が強調されたり、スモーキーカラーのアイシャドウがよりクールに見え、落ち着いた印象になります。
同じツヤ肌でも髪色が違うだけで健康的に見えたり、色っぽく見えたりなどの違いが出ます。
さらに、眉毛問題が発生します!明るい髪色だった時は眉マスカラやカラーリングをしていたという人もいるでしょう。ですが、髪色を落ち着かせたらこれまでのアイブロウカラーでは浮いてしまいます。
このように、これから髪色を落ち着かせようという人は「髪色変えたらメイクも変えろ!」というのを念頭に置いて頂けたらと思います♡イメチェン目的なら尚更、新しい魅力をアピールするチャンスになるので楽しんで新しいメイクを取り入れてみてくださいね♪
①オフィス、学校でもOK!地味にならない薄盛りメイク♡
明るい髪色もおしゃれで華やかな印象で素敵ですが、黒髪の魅力は清潔感があり、キリッとした印象を持たれることです。
清潔感=好印象、キリッとして見える=信頼できる、頼り甲斐がありそうというような他者からの評価に少なからず繋がるので、学校や会社というを場面で黒髪〜暗髪は受け入れられやすくなります。
学校や職場ならばナチュラルメイクが基本!と思いつつも、素顔っぽさを意識しすぎると黒髪〜暗髪は野暮ったく見えたり、寂しげ、地味すぎる印象を与えてしまいます。そこで、一つ目のメイクは清潔感があるのに華もある薄盛りメイクです♡
ベースメイクはイキイキとツヤもある赤ちゃん肌
ナチュラルに盛りたい時には赤ちゃんのようにつるんとして、フワむにゅっとしたツヤのある質感の肌に仕上げるだけで、その時点で6割盛れていると言っても過言ではありません!
お肌が綺麗なだけで清潔感、透明感が出ます。特にオフィスなど比較的フォーマルを意識する場面ではツヤッツヤなお肌よりも、内側にツヤを秘めた潤っているのにサラリとした肌を目指します。
スキンケアで水分・油分を満タンにし、美容液系下地をON
赤ちゃんの肌ってサラッとしているのにムチっとしっとりしていますよね?それは内側にしっかり水分をはじめ肌に必要な栄養がしっかり詰まっているから!つまり、まずスキンケアで水分油分をしっかり与えて、潤い満タンの状態にしておきます。
しっかり化粧水で水分をムギュッと入れて、そこに美容液をプラスして、その上に乳液やクリームの油分でしっかり蓋をしてあげます。この後で日焼け止めも塗ることで紫外線ダメージをカットできるので忘れずに!
どうしても肌を綺麗に見せたいからと下地からカバー力のあるものを選ぶ人もいますが、実はアイテムでしっかりカバーするより、潤いでふっくらさせている肌の方が毛穴が目立ちにくく、ハリのある状態に見せることができます。
下地はカバー力のあるものよりは美容液系の潤いを補充するようなアイテムがおすすめです。多すぎても馴染みにくくなり、ヨレの原因になりますが、必要十分な量をしっかり肌に密着させると潤った肌に光が集まりアラを飛ばしてくれるので肌が綺麗に見えます♡
セミマット質感のファンデを「3点乗せ」で薄〜く伸ばすべし
きちんと見せたいからベースはしっかり。だから私は塗るわっというのは待ってください!「きちんと感=清潔感です。」ファンデでアラを隠そうとどんどん塗り重ね、それだけではカバーしきれないとコンシーラーも投入...していませんか?!
まず、ファンデーションの量はあずき1粒分程度でOKです。ファンデーションは一般的には5点置き(額・両頬・鼻・顎)すると言われていますが、あずき1粒分の量を両頬・額の3点置きするのがおすすめです。
顔の中で面積が大きく、凸になっている部分が額と両頬、特に頬骨のところです。そこにファンデーションを薄く膜を張るように重ねるとその他はブラシやスポンジ、指先に残っているものを馴染ませる程度で十分綺麗に見えるんです。
濃いシミやニキビ跡、濃いクマなど、どうしてもファンデでは隠れないものはコンシーラーを頼りたいですよね。コンシーラーを使用する時は皮膚の薄い(特に目元)ところは光で飛ばす効果のものやテクスチャーが柔らかく保湿効果のあるものを選びましょう。逆に、頬や額などしっかりした皮膚のパーツはテクスチャーがしっかりしていて肌にフィットするものの方が気になる部分を隠しやすくなります。
仕上げのパウダーは髪の毛の生え際やフェイスラインを中心に乗せるようにし、それ以外はパフやブラシに残ったものをササっと馴染ませる程度で◎
アイメイクのポイントは質感とまつ毛の密集感!
ここまではどちらかというと王道で、安定感のあるベースメイクでしたが、それだけではせっかくの暗髪〜黒髪さんの落ち着いた魅力や抜け感からくるおしゃれっぽさが表現しきれていません。そこで、アイメイクは目元の立体感が出るようなツヤのあるアイテムを使用し、それを引き立てる密集した印象的なまつ毛に仕上げていきます♡
ツヤのある目元でも印象的を持たれる目元を演出。
程よくカバーされた抜け感のあるセミマット肌にマット仕上がりのパウダーアイシャドウを使ったらありきたり。ここでおしゃれっぽさをプラスし、目元を立体的に見せるためにツヤ系のアイシャドウを使用します。
最近はマスク着用が日常になっているので、これまでと同じ定番のグラデーションアイメイクではパッとしなかったり、証明の当たり具合によって目元が暗くくすんで見えることもあります。目元を明るく見せるためにもツヤ感のあるアイテムをおすすめします♪
立体的な目元は活気があるように見えますし、色っぽくも見えます。ここではグラデーションではなく中間くらいのトーンのアイカラーを、目尻側は小鼻と目尻の延長線上までとし、「まぶたのくぼみ」(いわゆるクリース部分)に色を乗せます。この時、下瞼にも2mmほど同じアイシャドウでラインを引き、アイシャドウブラシや解した綿棒の先で軽くボカしまししょう。
アイラインなしでも大丈夫!ビューラーナシのすだれまつ毛
クルンっと上がったまつ毛は華やかですし、目も大きく見えるから理想ですよね。ですが、ジワジワ指示されているのが「すだれまつ毛」です♡すだれと言っても、思った以上にマスカラだけでも多少は上がるので、目元が地味にならないかな?と心配しなくても大丈夫です◎
このすだれまつ毛、とにかくおしゃれっぽくて色っぽい、そしてナチュラルで手間要らず!その日のコーデに合わせてロングタイプやボリュームタイプなど使い分けるのがおすすめです♡
ポイントはアイラインは引かないこと。「え、アイライン引かないと目元ぼやけるよね?」と心配になるかもしれませんが、大丈夫!しっかりまつ毛の根元からマスカラを塗り、2〜3回ほど重ねます。この時、まつ毛用コームなどを利用してダマを作らないようにしましょう!
アイメイクが滲みやすいという人は下瞼のいつもパンダさんになってしまうポイントにマット系のパウダーを乗せておきましょう。また、マスカラ下地を使用するのもおすすめです!
リップは潤い✖️マット寄りのローズorレッド系がおすすめ
比較的落ち着いたベース、アイメイクを施してきたので、一点盛りたいと思います!そのポイントはリップ。黒髪〜暗髪に潤ってるのにサラッとした赤ちゃん肌、ナチュラルなのに伏し目がちにした時に影を落とすようなすだれまつ毛、そこに女性らしいローズやレッド系のリップをプラスしたら、オフィスや学校などきちんと感を出したい場面では無敵ではないでしょうか♡
リップは塗る前にリップ下地もしくは下地としても使えるリップクリームを使用しましょう。そして、直塗りではなく、リップブラシを使用して塗りましょう。そして、唇の厚さを出したい人は自身のリップラインより2mmほどオーバー気味にラインを取ります。そして、内側を塗り潰します。
ヘアスタイル:軽く毛先を巻いて上品な動きを
ストレートでも清楚、凛としたイメージで素敵なのですが、コテで毛先に動きを出すために毛先を一巻きしましょう♪ショート〜ミディアムの人は細めのコテもしくはストレートアイロンを使用すると◎ロングの人もカールが落ちやすい人は26mmのコテでしっかり巻いてほぐすとカールがダレにくくなりますよ♪
ショート人は髪の表面だけを内巻きに、ミディアム以降の長さの人は耳より前の髪は残して残った髪をブロッキング(髪をクリップなどで分けること)して内巻きにし、最後に耳前のサイドの髪をリバース巻き(外側に向かって髪を巻くこと)にすると動きのあるスタイルにします。
ポイントは清楚なだけではなく、ピリッとスパイスを効かせること
薄めのベースメイクにナチュラルなアイシャドウ、まつ毛という比較的万人ウケするメイクをご紹介しましたが、そこで終わってはSTYLEHAUS読者さんは物足りないですよね!
ここに一点女っぽさのあるリップを持ってくることで華やかになり、さらに引き締まるのです!いつもファッションがモノトーンや落ち着いた色味、髪色も暗いから全体的に寂しいという人はぜひ、リップにローズ・レッド系を投入してみてください♡
②可愛い系だって工夫次第♡柔らかカラーで大人可愛いメイク
黒髪〜暗髪の人が実は意外にも「可愛い」というワードに難しさを感じるようです。よく雑誌などのメディアで「大人可愛い」というワードを目にしますよね?そして、それを取り入れたい、特に20代後半以降の大人の女性にとっては、一歩間違えるとイタいお姉さんに転んでしまうという落とし穴があるんです!
年齢を重ねると、暗髪の方が「可愛い」を20代の意識で取り入れると残念な結果になります。それは特にメイクに顕著に現れるようです...
ここからは「なんかあの人可愛いよね」と言われるアラサー以降の大人女子におすすめの可憐メイクを解説していきます♡
ベースメイクはフワさらがポイント♡でも乾燥は大敵!
街中で見る可愛いな、可憐だなと思う女性の特徴って何か分かりますか?それは毛穴レスな美肌です。本当に可愛い人は生活も丁寧な暮らしをしているように感じます。丁寧な暮らしをしていると自然と心身も整ってくるので肌も綺麗になっていくんですね。
大事にされている女性の幸せオーラも肌に現れます。そんな美肌をベースメイクで演出していきますよ〜♪
毛穴レス肌は下地から薄膜を張るようにしっかり作る
面倒でスキンケアの後にいきなりファンデを塗っているという方、ぜひ、というか必ず下地を取り入れてください!ワンクッション下地を入れるだけで格段にメイク持ちが良くなりますし、ファンデが少量でも十分気になる毛穴やシワを光やツヤで飛ばしたり、カバー力のあるものならシミなどを薄く見せることができます。
今回の大人可愛い系メイクでおすすめのアイテム選びのポイントは毛穴カバー効果に加えて保湿力のあるもの。それでガッツリ塗り固めるのではなく、5点置き(額・両頬・鼻・顎)をして薄く伸ばしてしっかり馴染ませます。
リキッドファンデでもあえてコンシーラーを先に使っちゃう!
コンシーラーはパウダーファンデならファンデの前、リキッドファンデの前なら後というのが基本ですが、ここではあえてリキッドファンデであってもファンデを塗る前にコンシーラーでカバーしてしまいます!
なぜかというと、とにかくファンデは薄く部分的にしか使いたくないから!気になるシミやクマは事前にコンシーラーを仕込んで、気になるところをカバーしてしまいましょう。
特にクマは可愛いらしさや可憐さを持たせたい時には大敵!慢性的に出てしまいがちなクマを自然に隠すためにはクマの部分にピンポイントに乗せるのではなく、その部分よりも少し広めに乗せて馴染ませること!
クマに関しては気になる部分にのみに馴染ませている人が多いでしょう。ですが、そこよりも1〜2cmほど下に広げて馴染ませてください。あまりにピンポイントだと、その部分だけが厚ぼったく見えてしまったりするので、要注意です!
ファンデーションは少量を薄く薄〜く伸ばして叩き込む!!
ファンデの種類を問わず、ファンデは額・両頬の顔の広い部分にのみしっかり乗せて馴染ませたら、きちんとカバーされた肌に見えます!その他のパーツはスポンジやブラシに残ったものを馴染ませる程度で十分なんです。
ここでは下地と事前のコンシーラーで気になる毛穴などのアラをカバーしているので、ファンデまでしっかり持ってしまうと、まさしく鉄仮面になってしまい、ポイントメイクが悪目立ちして、一昔前のメイクになってしまいますよ!
ファンデは3点に馴染ませたし、残りのパーツにも残ったファンデを馴染ませた、はいOK...ではありません!ここからが毛穴レスな「私、元からドーリー肌なんです」という肌を作る最大のポイントです。それは、スポンジでひたすらファンデを叩き込む、パフでそれを押さえてフィットさせるということです。
ファンデなどがついていない更のスポンジで肌にファンデを叩き込み、馴染ませます。そうすることで余分なファンデを落とし、しっかり肌にファンデを埋め込みます。そして、さらにパウダーなどのついていないパフで押さえることで落ち着かせて密着させる。はじめは手間がかかって面倒に感じますが、格段にメイク持ちが良くなり、自然なのに毛穴レスな肌に仕上げられますよ♡
仕上げのお粉はパフにしっかり揉みこんでふんわりと
仕上げのパウダーを乗せる時はパフであってもブラシであっても、しっかりアイテムにパウダーを含ませてから肌に乗せるようにしましょう。パウダーをアイテムに馴染ませずにいきなり肌に乗せてしまうと白浮きしたり、パッサパサの仕上がりになってしまうので要注意!
スポンジならパウダーを取ったらそれをクシュクシュと揉み込む、ブラシならパウダーを一度取ったら、ティッシュにブラシ部分を軽く押さえてからトントンとテーブルなどの淵にブラシの肢の部分をコンコンと打ち付けて、余分な粉を落とします。こうすると、いかにもパウダー乗せました!という仕上がりになりにくくなります。
パウダーを乗せるのは、まずは髪の毛の生え際、フェイスライン。そして改めてごく少量のパウダーをパフもしくはブラシにとったらTゾーンと目元、そして最後に頬など残りの部分にフワッと乗せて完成です。
頬や口元など乾燥しやすいところはおまけ程度のパウダーで十分です。あまり全顔にパウダーをしっかり乗せすぎると、乾燥・混合肌さんはカピカピに、そうでなくでも抜け感のないバブリーなベースメイクになってしまいますよ!
アイメイクは「エモい」がキーワード!地味なのに印象的に
セミマットなフワさら肌にしっかりグラデーションの目元ではコンサバになりすぎ。そこで目指したいのは見つめられたらドキッとしてしまうような「エモい」目元です。盛ってないのに、抜け感もあるのに吸い込まれそうな、ある意味スパイスの効いた目元にしていきましょう♡
過度なグラデは必要なし!アイシャドウは2色で十分
アイシャドウパレットって大体3~4色のものが多いですよね。ですが、ここでのメイクはアイシャドウは2色でOKです!目元をパッと明るく見せるベース、そこに影をつけて立体的に見せる中間色くらいの色。ここで締め色として濃い色を持ってくると可憐や可愛いではなく、「普通の綺麗めメイク」になってしまいます。
これまでメイクは目元を盛らなければ!という意識があった人には物足りないかもしれませんが、ここではグッと我慢です。
まず、ベースカラーとなるベージュや淡いピンクなどをアイホールにブラシでふんわりと乗せます。そして、影をつける程度の暗さの色味、ベージュならば淡めのブラウン、ピンクベースなら淡めの赤みブラウンを目のくぼみラインをなぞるようにラインを引き、それを内側に向かってボカしていきます。
このメイクでのアイシャドウの役目は目元を立体的に見せること。決してガツンと盛るのではなく、「エモさ」を重視してください。くぼみ部分に乗せる色でおすすめは淡いグレー系のブラウンです♡
アイラインは跳ねない、下げない、まつ毛は束!
見出しどおり、アイラインは跳ね上げでも下げもせず、目の形に沿ってしっかりまつ毛の間を埋めていきましょう。おすすめは芯の柔らかいペンシルアイライナー。軽く綿棒などでボカせばアイシャドウでいう締め色の役割を果たしてくれます。
そして大事なまつ毛はビューラーで上げたらボリュームマスカラを根元からしっかり塗って、長さよりも密度の高さで印象的な、吸引力のある目元に近づけていきます。そして、ここで一手間!ピンセットでまつ毛を何ヶ所かに分けて軽く摘み、束を作っていきます。こうすることで、ダマではなく、おしゃれっぽいのにお人形のような目元になれます♡
摘むのは根元ではなく、まつ毛の先。つけまつ毛に使用するピンセットなど先端に丸みのあるものが安全です。ピンセットの代わりに、毛抜きなど先が尖っているものを使用する場合は、怪我をしないように十分に気をつけて行ってください。
ローズリップで大人の可憐さを表現して♡
可憐、可愛い=ピンク系リップ、ウルウルなグロスというイメージに繋がりやすいですが、忘れちゃいけないのは、「私たちは大人ですよ!」ということ。決して大人だからピンクのリップはダメという意味ではありませんよ。可愛すぎるパステルピンクを選んでは、違和感があるということ。
パステル系の可愛いピンクも使い方によっては大人女子でも問題ないのですが、目元に丸みとボリュームを持たせたところに、いかにも可愛いピンクでは少々イタいお姉さんによってしまうのです...
そこでおすすめなのが、ピンクはピンクでもローズ系ピンクです。特に、少しくすんだダスティーローズ、もしくはダスティーピンク。鮮やかなローズよりも落ち着いていて、肌馴染みがよく、ピンク系リップが苦手という人にもおすすめの色味です。
グロスでツヤッツヤにするよりも、ツヤのある質感のリップスティックで自然な潤いを持たせるのが◎。マット質感ならリップ下地でしっかり保湿して乾かせないように注意!
③お待たせしました本領発揮です!艶っぽいお姉様メイク
明るい髪色もゴージャスでとても魅力的ですが、艶のあるダークトーンの髪は独特の色っぽい印象を与えます。黒髪の持つエキゾチックさや艶のある色気は生かさないと損!ということで、3つ目のメイクはそんな黒髪〜暗髪さんのためにあるような、艶っぽくて品のある大人の色気メイクをご紹介していきます♪
ベースメイクはツヤ、凹凸を付けてどこから見ても美人見せ!
まず、ベースメイクは素肌を感じさせつつ、しっかりカバーされたツヤ肌を作っていきます。ポイントは素の肌をしっかりスキンケアの段階で潤わせて、余分な皮脂を時間が経ってから浮かせないこと。
ツヤ肌はメイクの段階でツヤを仕込む、作り上げるから、スキンケアはさっぱりとという考えを未だに持っている方もいるようですが、それでは肌が潤い不足を感じて、時間が経ってから皮脂を分泌して崩れやすくなってしまいます!
しっかり保湿をして潤った肌を土台として、まずはプライマーで毛穴をカバーします。特に鼻と小鼻横の頬の毛穴を見逃さないように!
ファンデーションはクッションファンデを両頬の高い所、額の3ヶ所にはじめにポンポンと叩き込み、パフに残ったファンデを目尻の内側を縁として顔の内側のみに叩き込みます。最後にフェイスラインと顔の中心の境目は何もついていないスポンジで馴染ませるようにしましょう。
この記事でお馴染みの3点置きをスタートにして、薄盛りなのにしっかりカバーされた「生っぽい肌」を演出します。そして、顔の中心だけにファンデを乗せると、フェイスラインとの差ができ、メリハリのあるベースメイクに仕上げられます。
仕上げのパウダーは大きめのブラシかパフにとり、余分な粉を落とします。それを前髪の生え際とフェイスライン、そして眉毛、マスカラなどが滲みやすいという人は下瞼に乗せます。頬や額は余程皮脂が気にならない限りは乗せなくてOK!
前髪の生え際は重要!付け方のポイントは髪の生え際にしっかり入るように馴染ませること。ファンデーションの油分で前髪がぺちゃんこになるのも防げるので是非やってみてくださいね♡
シェーディングは顔を削るものではない、骨格を掘り起こすもの
シェーディングと聞くと顔を小さく見せるテクニックと思われていますが、それ以上に重要な役割として骨格を掘り起こして、顔を立体的に見せるというテクニックでもあります。そしてシェーディングには基本はありますが、顔の形やその時のメイクのイメージに合わせて取り入れることも大切なんです。
顔を小さく見せようと、元々ファイスラインにお肉のついていない人がシェーディングカラーを頬のあたりにガッツリ乗せてしまってはコケて貧相な印象になりますよね。鏡の自分と睨めっこして、この部分に影がついたら、削ったら、メリハリつくかなというように自身の顔を研究することが大切なんです。
ですが、シェーディングは意外に難しいものです。そこで手っ取り早く骨格を掘り起こすテクニックはフェイスラインの外側に向かって(首側に向かって)シェーディングカラーを大きめのブラシで乗せることです。こうすると正面はもちろん、横から見たときにも顔と首との境目にメリハリがついて小顔効果が出ます。
額が広いのが気になるという人は、前髪の生え際にシャーディングカラーを乗せるとさらにキュッと縦に縮まった印象になるので取り入れてみてください♡
ナチュラルスモーキーメイクでキリッと色っぽい視線に
いつもはナチュラルなアイメイクをしている人も、ここぞという時には目力をアップさせてくれるスモーキーメイクを取り入れてみませんか?ですが、ランウェイのメイクのようなグレーや黒、濃いめのカーキなどでガッツリ目の周りを囲んだスモーキーメイクではなくグレージュやグレイッシュピンク、ブラウンなどを使ったナチュラルなスモーキーメイクです。
柔らかいブラウンでシンプルなグラデーションを作る人が多いかと思いますが、少し気分を変えて、伏し目がちになった時、視線をずらした時にグッとくるような目元を作ってみましょう!
意外ですか?濃いアイメイクこそアイラインからスタート!
まず、意外に思うかもしれませんがアイラインからスタートします。なぜアイラインを初めに引くのかというと、スモーキーカラーを使用した囲み目メイクはどうしても目力が普通のグラデーションメイクよりも強い印象になります。
そこにアイラインを引いてしまうとさらにハッキリ強めのメイクになってしまいます。でも奥行きのある目元にしたいのでカットできないアイライン。それをボカし柔らかく見せるためにアイラインを初めに引きます。
アイラインはペンシル、リキッドどちらでも良いのですが、ペンシルなら芯の柔らかいジェルペンシルがおすすめです!
アイシャドウの色選びのポイントは寒色&くすみカラー
スモーキーメイクというくらいなので、赤みの強いものよりも、青み・くすみの強い色を選びましょう。ここではスモーキーメイク=カーキカラー、グレーではなくても、グレージュやくすみピンクなど柔らかみを感じられる色をチョイスしてもOKです♪
用意するのはお好みのくすみ系アイシャドウ。メインとなるアイシャドウは中間色とそれよりも2トーンほど暗い締め色を用意します。そして、メインとなるアイシャドウと馴染みやすいパール系のハイライトカラーも用意します。
ここで大切なのは、実はメインカラーよりもハイライトカラーなんです!くすみ系のカラーは凹を作るにはいいのですが、それでは明るさが足りません。そこで凸と明るさを宿すためのハイライトカラーが活躍するんです♡
まず、中間色をまつ毛のキワから目のくぼみの内側まで塗ります。ポイントは横に塗り広げる範囲は目尻の延長線上をリミットとします。こうすると、斜めのスッとしたラインができるので横顔も綺麗に見えます♪そして、アイカラーの上のライン(目のくぼみ、骨の上辺り)を何もついていないブラシを左右に動かしてボカしていきます。
アイカラーの上のラインをボカしておかないと、いかにも「塗りました、縁取りました」という見た目になり、不自然で浮いてしまいます!
次に濃いアイカラーを目尻1/3に乗せたら、目尻側の中間色の上にボカし重ねていくように、上に向かって広げていきます。ガツっといきなり濃い色を目尻に乗せてしまうと失敗しやすいので、目尻のアイラインを上にボカし広げるという感覚でいると良いでしょう!
そして中間色と濃い色を小さめのブラシに取って、両色を手の甲で混ぜるように馴染ませ、下瞼の目尻1/3に乗せます。1/3まで乗せたら、何もついていないブラシ、もしくは先端をほぐした綿棒で目頭側までボカし広げていきます。
アイカラーの上のラインをボカしておかないと、いかにも「塗りました、縁取りました」という見た目になり、不自然で浮いてしまいます!
そして最後はハイライトカラー!まず黒目の上にハイライトカラーを乗せます。そして、目頭に「くの字」になるように乗せたら完成です♡
まつ毛はビューラーで上げる際に、目尻側に滑らせるようにして動かし、「流し目」を意識します。マスカラはボリュームタイプを根元から塗ります。ダマにならないように、毛先はスッと引き抜くようにして塗っていきましょう。
リップはツヤのあるブラウン系リップをチョイス!
赤では強すぎ、ピンクではちょっとチグハグ、ベージュでもいいけどもう少し血色が欲しい。という時に大活躍するのがブラウンです♡ブラウンはカジュアルにもフォーマルにも使えるので、とっても万能です。さらに様々な色のアイシャドウ、チークとも相性が良いのです♪
たかがブラウン、されどブラウン!青みが強いのか、黄みが強いのか、それとも赤みがあるのか、自分に一番似合う、もしくは今回のアイメイクで使ったアイシャドウと合うのかを見てチョイスしましょう♪
マット系のブラウンリップはモードっぽい印象で、それはそれで素敵なのですが、今回のメイクのテーマは「色っぽさ」なので、ツヤを持たせて、ふっくら女性らしい口元にします。ツヤ系のブラウンでピンとくる色味がないという人は、上から軽めに透明のグロスを重ねてもOKです♡
ヘアスタイル:ゆる〜くまとめて女子っぽさUP!
色っぽい髪型といえば巻き髪、ふわっとした内巻きヘアなどが思いつきますが、メイクで色気を盛ったので髪型はスッキリ、でもチラッと色っぽいまとめ髪でいきましょう♡
セミロング〜ロングの人はまとめる前に簡単にコテで巻いておく、もしくはホットカーラーで巻いておくと、アレンジした時にボリュームが出てアレンジがさらに華やかになります♡ミディアム〜ショートの人は軽くコテで巻いてから、ワックスやオイルで動きを出し、サイドの髪を耳にかけて「ボリューム✖️スッキリのミックススタイル」がおすすめです♡
その日のなりたいをメイクでコントロールして素敵な暗髪ライフを
筆者は1年くらい前までハイトーンカラーでしたが、ふと「暗髪にしよう!」と思い立って地毛に近い色にしました。はじめは違和感しかありませんでしたが(笑)、今はメイクやファッションの幅が広がったので、髪色のトーンダウンを考えている方は一度思い切って挑戦してみてください♡
そして、今回ご紹介したメイク方法は色をアレンジすると、またガラッとイメージが変わるので、自分ありのアレンジを取り入れて楽しんでみてくださいね♪