そもそも幼く見える人の顔立ちの特徴って何?!
何歳になっても可愛らしい印象で、綺麗よりも可愛いという言葉をかけられることが多い人、年相応に大人っぽく見られようと服装や髪型を工夫してみても顔の印象とチグハグでまとまりがない!という人は少なくないのでは?
筆者は子供の頃から大人っぽいと言われてきたので、童顔さんは本当に羨ましい!でも、童顔の友人は本当にコンプレックスで、学生時代は居酒屋に自分だけ身分証提示を求められて恥ずかしかったと言っていました...。
童顔さんの顔にはいくつかのポイントがあります。まず、顔のパーツが丸いこと。そして顔の重心が下に位置していること。さらに顔が縦より横に幅がある。そして、目から下の頬の余白部分が狭い(短い)などが挙げられます。
つまり!童顔さんの特徴の逆を意識してメイクしていけば大人顔に近づけるというわけです。
ベースメイクは作り込みすぎない、でもメリハリはつける
大人顔を作るためのベースメイクの質感はハッキリ言ってお好きなものでOKです!ツヤ肌が色っぽいとか、マットな方がエレガントというのは大人顔作りには大きく関係はしません。
が、今っぽいおしゃれメイクにはガッツリ盛った隙のない肌よりは、素肌感を感じさせる薄盛りベースメイクがおすすめです♡
つい美肌に見せたくてあれこれアイテムを重ねてしまいたくなりますが、年齢を重ねていくとベースメイクは盛れば盛った分だけ老け見えします。さらに、崩れやすくなるのでマスクが欠かせない今は薄く、必要な部分にのみアイテムを馴染ませていきましょう!
ベースメイク1:下地の段階で保湿をしっかりし、ふっくら見せる
ベースメイクはツヤ肌、マット肌問わないと言いましたが、どんな質感でもしっかりと保湿をして崩れにくい土台を作っておくことが大切です。また、保湿をしっかりしている肌はふっくらし、光を集めるので毛穴やアラを飛ばしてくれるのです!
もちろん肌自体もスキンケア段階で化粧水、美容液、クリーム(or乳液)で水分と油分を十分に与えておきましょう!これだけでもかなり崩れにくくなりますし、どんな質感のベースメイクの土台の土台にもなるので意識しましょう。
ポイントは量をたくさんつけるのではなく、適量を薄く伸ばし、しっかり馴染ませるということです。手でバーっと簡単に広げて終わり!ではなく、伸ばした後にスポンジでトントンとタッピングしてその場にしっかりフィットさせましょう!
ベースメイク2:ファンデは両頬しっかり、その他は極薄
ファンデーションは全体にベッタリ塗ってしまうと凹凸がなくのっぺりとした印象になります。そこで盛るとこは盛って、それ以外はごく少量をしっかり馴染ませるというようにしましょう。
ファンデは両頬の高いところ(頬骨のあたり)はしっかりカバーします。塗る時は指ではなく、できればファンデーションブラシなどを使用してムラのないようにしましょう!
額は片方の頬に使った量の半分くらいでOKです。また、その他の鼻や口周りなどはブラシに残ったものを馴染ませる程度で十分です!特に口周りは厚塗りになるとぼってり感が出て「いかにも塗ってます」というように見えるので薄く薄くを心掛けて。
伸びが良く、上から追加で重ねても寄れにくいものがファンデはおすすめ。また、馴染ませるときはスポンジだけでなく、パウダーを乗せる時に主に使用するパフで仕上げに押さえてあげるとよりフィットします♡
ベースメイク3:パウダーはごく少量でベールを掛けるように
ツヤ肌であろうがマットもしくはセミマット肌であろうが仕上げのパウダーをたくさん顔全体にベタっとたくさん重ねるのは絶対にNGです!パウダーを乗せる場所は前髪の生え際、フェイスラインを中心にし、残りを目周りや鼻、顎などに乗せる程度でOKです。
特にマット系肌を作りたくて皮脂をとにかく抑えよう、毛穴を隠そうとパウダーを重ねすぎると厚塗り感が増し、抜けのないバブリーなベースメイクになってしまいます...。
おすすめなのは粒子の細かいもの。どんな仕上がりの質感のものでも粒子が細かければブラシの含みもいいので少量で広い範囲をカバーできます。
パウダーをつけすぎないポイントは、パウダーを乗せるためのアイテム(ブラシやパフなど)にしっかりパウダーを含ませること!特にパフならクシュクシュと揉み込みましょう。また、ブラシならテーブルのフチにトントンとブラシの肢の部分を打ちつけて余計なパウダーを落とすなどの工夫をします。
ベースメイク4:ハイライトとシェーディングでメリハリをつける
顔にメリハリが必要だからと言って闇雲にハイライトやシェーディングを入れれば良いというものではありません。例として写真を掲載しましたが、必ずこのようにしなければいけないわけではありません。
童顔は童顔でも顔の形は人それぞれ。マニュアル通りよりも、しっかり自分の顔に向き合って「ここをもう少し」というところに影を乗せていきましょう。
自分の顔の形を鏡で見て、卵形に近くなるように「ここに影をつけよう」というところにコントゥアリングを入れていきます。
ハイライトは目の横の、いわゆるCゾーンに入れてしまうと、特に丸顔さんなど横に広がりのある人はさらに幅を強調してしまうので、目の下の逆三角ゾーン、額、そして顎の4箇所に入れていきます。
ハイライターは真っ白よりもアイボリーや少々ゴールドやピンク掛かっているものの方が馴染みやすいので使いやすいです。
ベースメイク5:チークはベージュ・ブラウン系で締める!
チーク=ピンク・レッド、もしくはオレンジ系という発想は置いといて!大人っぽく、なんなら色っぽくも見せたいならベージュ・ブラウン系が断然おすすめです♡
筆者はベージュ・ブラウンチーク大好きです!キュッと顔が引き締まって見える、上品でナチュラルに見える、さらに肌馴染みが良いので自然な血色感が出るなど良いこと尽くめ♪
丸顔さんなら頬骨に少しかかる程度の下めの位置に40~45度くらい斜めに入れます。童顔さんがあまり上の方に入れてしまうと周囲の視線が上に集まるので、幼い印象を変えることが出来ません。また、あまりガッツリ色を乗せないこと!ブラシを使うなら、しっかりティッシュオフして余計なパウダーを落としてから色を乗せましょう。
アイメイクは「横幅を意識して」スッとした流し目を意識
大人っぽい色気もあるアイメイクというとスモーキーな目尻側にポイントを置いたものを連想しますが、あまりゴテゴテと色を乗せるのは今っぽくありません。使う色は3色あれば充分!また、定番すぎるからブラウンはNG?なんてこともありません!
手の込んだアイメイクはテクニックがある人は良いのですが、そうではない場合は、とにかく失敗しにくくて簡単、でも綺麗に仕上がるアイメイク方法の方が知りたくないですか?
アイシャドウは3色で切長なデカ目を作る
例として明るめのベージュ(パール系ならなお◎)、中間色のブラウン、締め色のブラウンのアイシャドウを用意します。そして、ステップ1として、まつ毛の際から目のくぼみのラインまで中間色のブラウンを乗せます。
ステップ2は上まぶたの目尻1/3に締め色のブラウンを乗せます。アイシャドウの横幅は小鼻と目尻の延長線を目印にします。そして、黒目の中心くらいまでブラシで目尻に乗せたブラウンを内側に向かってボカします。
ステップ3は残りの黒目の上半分から目頭にかけて一番明るいベージュを乗せます。ここで求心顔に見せたい場合は、目頭にくの字に明るいベージュを乗せると良いですよ♪
アイラインはペンシルをボカして抜け感を出す
アイラインは通常よりも長めの5mmほど目尻から流したスタイルにします。また、この記事ではアイライナーはペンシルライナー、特にジェルライナーをおすすめします。
スッとしたラインを引くならリキッドアイライナーというイメージですが、リキッドはペンシルタイプよりもクッキリとしたラインになる上、ボカしにくいので、今回は簡単にボカせて目尻側に奥行きを演出できるようにペンシルタイプを使用します。
まずアイラインのゴールを決めます。下瞼の目尻から斜め30度くらいの緩い角度で5mmほどの長さを意識し、チョンとアイライナーで点を打ちます。その点に向かって目頭側の黒目の上からアイラインを引きます。隙間ができ、塗りつぶされていないところがある場合は綿棒やチップでラインをぼかすようにして埋めます。
意識したいのはわざとらしくならないこと。そして後に続くマスカラとシンクロしてアイラインが悪目立ちしないようにすることです。自然と目尻に奥行きが出るようにアイラインが馴染むようにすることで、横に大きい目になります。
アイラインをボカしたり、濃い色のアイシャドウをラインに見立てて引くことのできるアイライナーブラウシを持っておくと便利♡
マスカラでまつ毛を目尻側に流して横幅をさらに意識させる
まつ毛は決してバッチリ上げなくてはいけないものではありません。緩いカーブ、もしくはビューラーなしで、いわゆる「簾(すだれ)まつ毛」にして伏し目がちな雰囲気のある目元にするのも素敵♡
必要ならビューラーで軽く上げ、マスカラ下地を目尻側中心につけます。そしてロングタイプのマスカラのブラシをまつ毛の根元にしっかり当て、目尻に向かってスッと伸ばすようにして塗っていきます。下まつ毛にも軽くマスカラを塗ったら完成です!
リップはベージュピンク、ローズ系で上品なお姉さん風に
赤やブラウン、ベージュなど大人の女性にぴったりなリップの色は沢山ありますが、その中でも筆者が特におすすめしたいのがベージュピンク、ローズピンクなど育ちの良さを感じさせる上品カラーです。
ベージュピンクやローズピンクは上品で女性らしい印象だけでなく、唇をふっくら見せてくれ、番人ウケし、様々なシーンで使えるので持っていて重宝します♡
唇の厚みが欲しい場合は本来のリップラインよりも2mm〜3mmほどオーバー気味に先にリップペンシルでラインをとって、内側を塗りつぶしましょう。リップの質感はマットよりもほんのりツヤのあるものが◎グロスやオイルのようなアイテムで「ツヤを出しました」感が少なく、自然なツヤを演出できるのでオフィスでもOK!
童顔さんだってメイクの魔法で大人顔に変身しちゃおう♡
童顔は仕方ない、解消しようがないと思いがちですが、そんなことはありません!メイクは女性にとってはまさに魔法です。こんな風になりたいなという理想のルックスがあるなら、それをしっかり観察して、どうしたら自分はそれに近づけるかをさらに観察しましょう。今回の内容を自分用にアレンジして取り入れてみてください!きっと自分の理想に変身できますよ♡