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୨୧ フランスの家庭料理 ୨୧
"フランス料理"と聞いた時、皆さんはどんな料理を思い浮かべますか?高級なコース料理等、技術が必要な複雑な料理など、家庭で再現するのは難しそう...と想像する方が多いのではないでしょうか?
国内のレストランで目にするフレンチ料理はご想像のようなお上品なものが多いですが、フランス人に実際ポピュラーな料理は実はそんな料理ばかりではありません!
料理が苦手な私のフランス人パートナでも作れる、フランス人直伝、お家でも簡単に再現できる"フランスの家庭の味"をご紹介します♡
【Tomate farcies(トマトファルシ)】
今回ご紹介するのは【Tomate farcies(トマトファルシ)】と言う、トマトを丸ごと使った夏によく振舞われるトマトの肉詰め料理。
”家庭の味”であるからこそ、フレンチレストランでは滅多にお目にかかることができないのがこちらの料理。レストランでは味わえないフランスの通な料理をご紹介します!
✦Tomate farciesのレシピ ✦
それでは早速、【Tomate farcies(トマトファルシ)】の材料とレシピをご紹介します!
🔳 材料 (5〜6人分)🔳
◉トマト(中サイズ)・・・6個
◉玉ねぎ(中サイズ)・・・1個
◉鶏挽肉(豚、牛も可)・・・454g
◉卵(大サイズ)・・・1個
◉食パン・・・1〜2枚
◉ニンニク・・・2片
◉バジルの葉・・・2〜3枚
◉牛乳・・・ 185ml
◉オリーブオイル・・・大さじ1
◉エルブ・ド・プロヴァンス・・・大さじ1
*ローズマリー、パセリ、オレガノで代用も可
◉パルメザンチーズ・・・大さじ2
◉塩、胡椒・・・適量
🔳 レシピ 🔳
1. トマト上部が蓋になるようヘタを残し、全体の4分の1程の部分でカット。お皿になる土台部分のトマトの中身をスプーンでくり抜く。くり抜いた中身や汁は大きなボールに入れる。
2. くり抜いたトマト中身に塩を少々塗り、穴が下になるようキッチンペーパーの上に置き、汁が出るように置いておく。
3. 別ボールに一口大に切ったトーストを入れ、ミルクを注ぎトーストに染み込ませる
4. くり抜いたトマトの中身を食べやすいサイズにカットし、みじん切りにしたガーリック、玉ねぎ、トマト汁をフライパンにオリーブオイルと一緒に入れる。中火で10分程汁気が無くなる迄炒める。
5. オーブンを180℃に余熱する
6. 大きなボールに挽肉、刻んだバジル、エルブ・ド・プロヴァンス、パルメザン、ミルクに浸したパン、4のフライパンで炒めたトマト、卵を入れる。塩・胡椒で味付けをし全ての材料が合わさるまで混ぜる。
7. 2のトマトの中に、6の詰め物をスプーンでしっかりと詰める。その上にトマト蓋部分を乗せ、180℃のオーブンで1時間30分焼く。 *足りない場合は30分追加
アレンジレシピのご紹介♪
トマトファルシが翌日に残ったり、材料が残った際、実際フランス人が試しているアレンジレシピをご紹介します♥
他の野菜への肉詰めアレンジ
トマト以外の野菜に肉詰めをし、アレンジされることが多いトマトファルシ。一般的には、ナスやズッキーニの中身をくり抜いてアレンジをすることが多いよう。中には下記の方のようにポテトに肉詰めする方も!パーティー料理として振る舞う際も、カラフルで目でもお料理を楽しめそう♪
スープ料理に盛り合わせ
中にはトマトベースのスープと一緒にトマトファルシをサーブする人も!見た目もフランス料理らしくお上品で、食べ応えのある主役級スープに♪
パスタの上にドン!
ミートソースやトマトベースのパスタの上にドン!かなり見た目のインパクトがあり、ボリュームもたっぷりでいつものパスタ料理に工夫を加えたい人にはおすすめ!
ミニサイズでパーティーのフィンガーフードに
通常は大きなサイズのトマトを丸ごと使いますが、パーティーのフィンガーフードや前菜用にミニサイズのトマトで工夫をしてもとってもお洒落!
オーブンに入れてしまえばあとは待つだけ簡単な【Tomate farcies(トマトファルシ)】。鮮やかな見た目でいつもの食卓も明るくなり、パーティーのおもてなし料理にもぴったり!お家時間が長いこの時間に是非試してみて♡