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数々の逸話を残してきた、「チュベローズ」の魅惑的な香り。
月夜に甘く優美な香りを力強く放つことから、月下香(げっかこう)という和名がつけられている「チュベローズ」は、時代を超えて人々を魅了してきたことで知られている名花のひとつ。
“危険な快楽”という花言葉の通り、まさに成熟した大人たちのために存在しているかのような妖艶な香りが最大の特徴で、どこか小悪魔的でミステリアスな雰囲気も漂います。
洋服やアクセサリーをがらりと変えるよりも、媚薬のような「チュベローズ」の香りを身に纏ったほうが、きっと誰かの心にも強くインプットされること間違いなし!
“チュベローズ”が香る海外フレグランス ①
Perris Monte Carlo(ペリス・モンテカルロ)
50年以上コスメ業界でさまざまな事業を行っていた、イタリアの名家の同族企業“ペリスグループ”のご子息4人が手掛ける、モナコ発のフレグランスブランド「PERRIS MONTE CARLO(ペリス・モンテカルロ)」。
高級感のあるボトルが目を引くこちらのフレグランス(TUBÉREUSE ABSOLUE)は、まるで生花の「チュベローズ」を両腕で抱き抱えているかのような、エレガントで神聖な香りが漂います。
肌に吹きかけるとクリーミーな優しさだけではなく、軽やかな青みや渋みもリアルに感じられて、服装に関係なく日中にカジュアルに纏っても違和感なし。
香りの構成はこちら
・トップノート:ベルガモット、カルダモン、ラベンダー、ガルバナム
・ハートノート:チュベローズ、ジャスミンサンバック、ガーデニア
・ベースノート:オレンジブロッサム、シダーウッド、ベチバー、ムスク
“チュベローズ”が香る海外フレグランス ②
CRA-YON (クレヨン)
“AGONIST(アゴニスト)”の創設者たちの手によって誕生し、100%ヴィーガン素材というこだわりを徹底的に追求している、スウェーデン発のフレグランスブランド「CRA-YON(クレヨン)」。
まるでフルーツパフェが目の前に置いてあるかのような、幸福感や遊び心が感じられるこちらのフレグランス(Ami Amie)は、「チュベローズ」の濃厚な甘さに加えて、まさにバレンタインシーズンにぴったりな「チョコレート」の香りが見え隠れします。
お茶目な一面をアピールしたい日や、好意を抱いている相手に親しみやすさを感じさせたい時、心に深いダメージを負って立ち直れなくなった時にもおすすめ。
香りの構成はこちら
・トップノート:ラズベリー、プラム、ベルガモット、マンダリン、ブラックカラント
・ハートノート:チュベローズ、ホワイトジャスミン、イランイラン、ロータスフラワー、カルダモン
・ベースノート:サンダルウッド、バニラ、パチョリ、アンバー、チョコレート
・ドミナント:ブラックカラント、ホワイトジャスミン、アンバー
“チュベローズ”が香る海外フレグランス ③
Elisire (エリザイア)
フレグランスプロデューサーとして名を馳せた後、NYで画家として生きる道を選んだ創設者の手によって、香りと色彩が生み出す奇跡をひとつの芸術として表現するために設立された、フレグランスブランド「Elisire(エリザイア)」。
宝石のようにピンクゴールドに煌めくこちらのフレグランス(ÉROSE)は、恋に堕ちた瞬間のように胸が躍る華やかさで、心と身体の感覚を刺激してくれるような香りを放ちます。
女神のように心地良い包容力や、歓びに満ち溢れたポジティブオーラを全身に纏いたい日にぴったり。
香りの構成はこちら
・トップノート:ベルガモット、オレンジフラワー、ネロリ、ユーカリ、バイオレットリーフ
・ハートノート:インフュージョンチュベローズ、イランイラン、ジャスミングランディフローラ
・ベースノート:ペルーバルサム、ベンゾイン、ムスク
まとめ
乳白色の清楚な見た目とは裏腹に妖艶な香りを放つ「チュベローズ」の香りを身に纏えば、何気ない所作すら優雅に演出してくれるはずです。ぜひ皆さんも、チェックしてみてください。