ド派手なランウェイ
ファッションショーやコレクションと聞くと、なんだか奇抜で非現実的なイメージがありますね。実用的ではなく、覗く機会もあまりありません。
でも実は、そんなド派手なファッションショーにこそおしゃれのヒントが散りばめられています!今回は、ファッションショーをより楽しめる見方を伝授いたします◎
その①インスピレーションを得よう
ファッションショーでお披露目される衣装は、もはや芸術。アーティスティックで美しい作品たちは、見ている人の心を惹き付け、感性を刺激します。
JW ANDERSON(ジェイダブリューアンダーソン)
メタリックな色使いとクラシカルらシルエットが、近未来的でありながらもどこか情緒的です。近年流行のシルバーアイテムは、赤や黄色など原色とマッチすることが分かります。
いつもなら、黒など無難な色と合わせたくなるシルバーも赤と合わせてみたくなりますね。
Maison Margiela(メゾンマルジェラ)
ベーシックなスーツに、ナチュラルな風合いの紐のディテールが光るデザイン。さりげない異素材使いと、ウェストマークはすぐに真似できそう◎
その②素材・色使いに注目
次に注目したいのが、素材と色使い!ランウェイは、美しい素材や配色の宝庫!意外な組み合わせも学べるから是非目を凝らして鑑賞して欲しいです。
Dries vann Noten(ドリスヴァンノッテン)
ファッションシーンを盛り上げているグリーン。同じグリーンでも、ピスタチオのようなカラーはまた違った印象を受けるはず。ギャザー使いが美しいワンピースは、和紙のような温かみを感じます。
また、グリーンの補色に当たるピンク(赤系)の組み合わせも春らしいコーデに使えそう!
Maison Margiela(メゾンマルジェラ)
デニムにたおやかなシアー素材をONした異素材MIXは、中々思いつかない斬新さ!ついTシャツを合わせたくなるデニムですが、敢えてシルクシャツを合わせるのもいいかも。
その③着こなしのヒントにも
ランウェイは奇抜さに目が行きがちですが、着こなしのヒントもたくさん隠れています。トレンドアイテムを買ったけど、着こなしがイマイチ…。という方は是非ランウェイから技を盗んでみて。
Burberry(バーバリー)
今季の気になるアイテムの1つ、ベスト(ジレ)アウター。カジュアルなアイテムが多かった今、スーツのような佇まいが来そうな予感。セットアップのように綺麗めに着こなしたい。
Ralph Lauren(ラルフローレン)
シックな色使いとトラディショナルなデザインの中に、ビッグロゴを忍ばせた絶妙なコーデ…。やりすぎ感もなく、固すぎな感じもありません。バーバリーやラルフローレンなどのクラシカルなブランドのショーは、リアルクローズに近く、入門編としてもおすすめです。
その④トレンドを知ることが出来る
トレンドの出所はズバリ、ファッションショーです。流行色をはじめ、着こなし、アイテムなどトレンドをいち早くキャッチするにはファッションショーを見ることが大切です。
Dior(ディオール)
60年代香るワンピースコートに光る美しいイエロー。何と言っても、イエローは2022年の流行色の1つです。Y2K真っ只中ですが、60’sの「スリム・ルック」が本格的に流行になるのも近いはず。
JeanPaul Gaultier(ジャンポールゴルチエ)
ベビーブールのチュールドレスは、まるでお姫様のようでリアリティには欠けますね。ですが、「ベビーブルー」も「チュール」も2022年のトレンドキーワード!ベビーブルーと黒の組み合わせや、大ぶりのピアスなど、読み取れる情報は山ほどあります。
まとめ
ファッションショーは見る人の想像力を搔き立てます・楽しみ方・見方が変われば、コーデのバリエーションも増えるはずです。
筆者はファッションのみならず、ネイルの色やインテリアにも、ショーから得たインスピレーションを落とし込みます。パリコレやミラノコレクションを是非覗いてみてください♡